仙道敦子の現在(2023)と復帰理由。とんぼで人気。歌がうまい&吉田栄作とレコ大出演

幼少期から芸能活動を行っていた仙道敦子(せんどう のぶこ)さん。

歌に芝居に、名子役と言われた時代から、2023年現在は良きお母さん女優へと成長されていますね。

そこで、これまでの輝かしい経歴や実績から、芸能界復帰理由やその後の活躍まで調べてみました。

仙道敦子のプロフィール

本名:緒形 敦子

生年月日:1969年9月28日

身長:160cm

出身地:愛知県

最終学歴:東京都立代々木高等学校

所属事務所:研音

仙道敦子の復帰理由とは

2018年、TBS系「この世界の片隅で」にて、23年ぶりの女優復帰を果たした仙道敦子さん。

松本穂香さん感じる浦野すずの母親役、その演技力には『ポスト松坂慶子』という賛辞もありましたね。

この復帰を巡っては、週刊誌も色々と背景を探っていました。


それは主に、子育てがひと段落ついたことと俳優をしている長男・敦さんのブレイクのためとの見解に二分されていた模様です。

実際には、二分というより、前者がほとんどで、後者は独自の見解的なものでしたが、父の緒形直人さんよりも、バラエティ向きのトーク力があるから復帰という旨の視点でしたね。

たしかに以後、NHK『あさイチ』などでも共演は果たしていましたね。

ただ、仙道敦子さんご本人が語ったのは、どちらでもなく、『ご縁』だといいます。

同年11月2日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」でその真相を語っていました。

キーワードは12の倍数の年齢だそうです。

12歳でデビュー、24歳で結婚ときて、36歳で復帰を視野も、娘さんを妊娠されたそうです。

そして、48歳のとき、満を持して女優復帰というわけですね。

これは、60で初孫かとも期待できてしまいます。

それはさておき、週刊女性2018年7月31日号では、より深くこの復帰までのプロセスが語られていました。

実は、2017年末に知人の誘いでオーディションを受けたという仙道敦子さん。

その話こそ頓挫したようですが、自分のなかでの演技への情熱を再確認した彼女は事務所へと相談したとのことです。

すると、TBSを通じて、前述のドラマの母親役までスーッと話が進んだのでした。

監督が、昔仕事を共にしたこともある土井裕泰さんだったというのも、彼女のなかで決め手になったようですね。

しかし、23年のブランクがあっても、滞りなく、ゴールデンタイムのドラマの話がまとまるわけです。

これは、仙道敦子さん含めて、緒方ファミリーの積み上げてきた実績と信頼といえそうですね。

ちなみに、仙道敦子さんは良きお母さん女優になれると太鼓判を押していたのが、生前の緒形拳さんその人だったそうです。

さすが、その眼力に狂いはありませんでしたね。

現在の仙道敦子

志田未来さん、福原遥さんといった若手も絶好調の事務所・研音に所属している仙道敦子さん。

2020年には、その事務所の創立40周年兼ニッポン放送開局65周年記念エンターテイメントショー『KEN RADIOの時間』にも出演を予定されていました。

ただ、こちら、名だたる所属俳優たちが、歌にトークに、目玉企画盛りだくさんという内容だったのですが、残念ながら新型コロナウイルスの影響で中止となってしまいましたね。

その後、公式ホームページを参考にすると、2021年3月の段階では、2023年の仕事は記載されていない模様です。

最も近い映画出演は2020年11月公開のアニメ映画『君は彼方』でした。

今作では、あの方との再会も果たしていますね。

それは、前述のように、復帰作で親子を演じた松本穂香さんです。

しかも、今回も親子、アフレコも一緒だったということで、アドバイスも送られたかもしれません。

今後も、共演を重ね、師弟関係のようになって頂きたいですね。

女優としての生い立ち

愛知県名古屋市出身とは分かっているものの、その生い立ちはあまり語られていない仙道敦子さん。

ロケなどで名古屋を訪れたとき、ご自身の昔話もあったかもしれないと思いましたが、そうした記録も見つかりませんでしたね。

そこで、女優としての生い立ちを調べてみました。

なんといっても、名子役と謳われた仙道敦子さんですから、そこにも様々な秘話が眠っていそうですね。

児童劇団ひまわりに所属して始まった彼女の女優道は、東京12チャンネルの時代劇ドラマ『大江戸捜査網』への出演で幕を開けました。

今作も、シリーズ毎に名だたる俳優さんが主演されていますが、仙道敦子さんがスポット出演されたときには、松方弘樹さんのときだったようです。

昨今では、マグロのイメージも強い彼ですが、当然、悪党も成敗しておられましたね。

この翌年、1981年には、仙道敦子さんが初のレギュラー出演作品であるテレビ朝日系『判決-生きる』が放送されました。

母も亡くし、心臓障害を抱え、自らも20歳までの生存さえ保障されていない小学5年生の少女・須藤あゆみを演じた仙道敦子さん。

この難易度の高い設定を熱演されたことが、先述のように、『名子役』と言われるきっかけだったのです。

加えて、父親役の高橋秀樹さんとともに歌われた『ありがとうパパ』も、花を添えましたね。

高橋秀樹さんも、2021年3月25日のブログで、当時を振り返って、仙道敦子さんは、歌、演技ともに上手かった旨を綴られておりました。

のちに、あの俳優さんとコンビを組んで大ヒットを飛ばす彼女もすでにこの時からその片鱗をも見せていたのでした。

仙道敦子と朝ドラ

気づけば、松方弘樹さん、高橋秀樹さんという時代劇の大御所の元で芝居を勉強してきた仙道敦子さん。

その彼女の子役時代の出演作で今なお輝きを増す不朽の名作が、NHK朝ドラのレジェンド『おしん』でしょう。

おしんの長姉・谷村はるの少女期を演じておられました。

当時の思い出として、仙道敦子さんは、山形ことばを先生からテープに録って頂いて、それをそのとおりに話そうと努力されていたそうです。

まだ小さいにも関わらず大変そうと思いきや、彼女曰く、むしろその地域の雰囲気が浮かび、むしろ助かるとのことでした。


この苦を苦としないその心意気があるからこそ、お母さん女優としても輝けるのかもしれませんね。

そんな仙道敦子さんが朝ドラへ凱旋したのが、2019年の『なつぞら』でした。

安田顕さんの妻で、姑が高畑淳子さんという、これは、泉ピン子さんに負けず劣らず、強烈なお母さんでしたね。

ですが、高畑淳子さんにも決して押されぬ明るい妻を演じておられました。

公私ともに、数々の名役者に囲まれている仙道敦子さん。

その全てを、彼女は吸収し、演技へ活かせる実力をもっておられるのかもしれません。

ドラマ「とんぼ」にも出演していた仙道敦子

前述のように、劇団ひまわりに所属し小学生の頃から芸能活動を行っていた仙道敦子さん。

けれども、子役の頃から活躍すると大成しない人も多いですよね。

ただ、仙道敦子さんは立て続けに話題作に出演。

1984年には日本アカデミー賞の新人俳優賞と第8回くまもと映画祭新人女優賞を受賞しています。

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その後も数々の作品に主演級の役どころで多数出演している仙道敦子さん。

なかでもドラマ「とんぼ」で長渕剛さん演じる小川英二の妹役で出演したことを鮮明に覚えている人も多いのではないでしょうか。

主題歌の『とんぼ』は清原和博さんが現役時代、打席に入るときの入場曲として使っていたことでも話題になりました。


他方、ドラマ「とんぼ」はヤクザが題材ということで過激なシーンばかりが注目されますが、第7回向田邦子賞を受賞するなど内容も高く評価されている作品でもあります。

単なるヤクザドラマではなくヒューマンドラマとして評価されるのは仙道敦子さんの演技力があってのことかもしれません。

吉田栄作と歌も出していた

演技力の高さに定評のある仙道敦子さんは女優として活躍する傍ら、歌手としても活動していました。

シングル4枚、アルバムを2枚出すなどかなり本格的な歌手活動で、声質や歌唱力も高く評価されていたようです。

演技や歌で人の心を揺さぶる仙道敦子さんは「声」に何か特別なものがあるのかもしれませんね。

仙道敦子さんはソロ活動だけでなく吉田栄作さんと「NOA」というユニットでのデュエット曲も出していました。

NOAとして発表した「今を抱きしめて」は仙道敦子さんと吉田栄作さんが出演したドラマ「徹底的に愛は・・・」の主題歌に起用。

X JapanのYOSHIKIさんが作曲を担当したこともあり注目を集める一曲でした。

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「今を抱きしめて」は第36回日本レコード大賞で優秀賞を受賞するなど楽曲として高く評価されました。

このコンビでは、一曲だけで終わってしまったことを残念に思うファンが多かったのではないでしょうか。


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