強面なヤクザ役から平凡な中年男性役まで幅広い演技を見せる俳優・國村隼(くにむらじゅん)さん。
そんな彼の国籍が外国籍で英語力もたかいって本当でしょうか。
國村さんの韓国人気の真相や出身地の話なども交えてご紹介します。
國村隼のプロフィール
本名:米村喜洋
生年月日:1955年(昭和30年)11月16日
身長:170cm
出身地:大阪府大阪市
最終学歴:大阪府立工業高等専門学校(現・大阪公立大学工業高等専門学校)中退
所属事務所:澪スタジアム
國村隼の国籍はどこ、韓国国籍説について
國村隼さんには「国籍が日本ではない」、「本当は韓国国籍」という噂があるようですが、真実ではないようです。
そもそもなぜ國村さんが外国籍と言われるのでしょうか。
まずは出身地や家族について探ってみましょう。
調べたところ彼の出生地は熊本・出身地は大阪となっていますし、生まれ育ったのは日本で間違えなさそうです。
両親に関しては以前あるインタビューで「パラオからの引き揚げ者だった」と明かしていました。
親がパラオにいたことがあるということですが、現地人というわけではなさそうです。
次に考えられるの海外の映画に多く出演されていることから生まれた誤解である可能性です。
國村さんは1989年のハリウッド映画出演を皮切りに、香港映画、韓国映画など外国の作品にも多く携わり国際的に活躍している役者さん。
その中でも2016年の韓国映画『哭声』の現地でのヒットや韓国の映画賞受賞経験などから「実は韓国籍なのでは」と思った方が多いようです。
そんな噂のある彼ですが、韓国語は全く分からないそう。
同作撮影中、自身のイメージが伝わらないことに苛立った監督が声を荒げて怒っていたときのエピソードとして次のようなものを明かしていました。
僕は、しみじみ韓国語がわからなくてよかったと思いました(笑)
言葉が理解できない分、恐怖が多少は和らいだのでしょう。
ともあれ、國村さんは言葉も全く理解出来ないということで、やはり韓国籍説は信憑性が低いと言わざるを得ません。
出身地・両親・海外での活躍など色々な方向から國村隼さんの国籍を考えてみましたが、日本国籍である可能性が一番高そうです。
國村隼の英語力がすごいって本当なの
国際派俳優である國村隼さんは、ご自身曰く「通訳がいないときでも自力でなんとかなる」くらいには英語が話せるようです。
意外と知られていないかもしれませんが、國村さんは1989年ハリウッド映画『ブラック・レイン』に出演、それ以降しばらく香港映画への出演が続いた時期もあります。
海外で外国人スタッフと仕事をするということは当然英語が得意なのではと思ってしまいますよね。
以前彼自身が香港で仕事をしていた当時の自身の英語力について以下のように語っているのを発見しました。
3年くらい香港でそんなことをしていると、通訳がいないときはやっつけの英語で、何となくコミュニケーションができるようになる。
本格的に話せるとまではいかなくとも、外国で通訳なしでもなんとかなるくらいの力はあるのでしょう。
そんな國村さんは近年もベルギー映画など、日本以外の国の作品にも出演を重ねています。
予告でも登場しますが、同作の中では英語を話しながら演技するところも見せています。
お芝居か英語を話すかどちらかだけでも難しそうですが、英語で演技が出来るなんてやはりお上手なのだなと思わされますね。
また以前海外映画出演に際して受けた新聞のインタビューで次のようにも語っていました。
映画人という人種がいるだけで、国も言葉も関係ない
外国人監督やスタッフとのコミュニケーションに関しては、英語がうまく話せるかどうか以前に「映画という共通の情熱」で繋がっているため、現場ではコミュニケーションも上手くいくのかもしれませんね。
國村隼、韓国人気の秘密は「謎の男」効果
國村隼さんの韓国人気の秘密は、韓国映画への出演とそこで見せた名演技の産物のようです。
その映画とは2016年韓国のナ・ホンジン監督の作品『哭声/コクソン』というもの。
おひざ元の韓国では実に700万人近くを動員した大ヒット作なのです。
作品の中で彼が演じた「謎の男」はインパクトが強く、現地で大うけしたのだそう。
またこの役で見せた演技が評価され「第37回青龍映画賞」では男優助演賞と人気スター賞の2冠を達成したのです
この賞は韓国で最も権威のある映画賞といわれている賞、37年の歴史の中でも外国人俳優のノミネート自体が異例で、外国人の受賞は國村さんが初めてだったそう。
ちなみに当の本人は受賞の知らせを受けた時とても驚いたようです。
青龍賞の人気スター賞を受賞すると聞いた時は、あの役で、どういうこと!?と驚きましたけどね(笑)
何といっても「のどかな田舎町を恐怖に陥れる謎の男」の役だったわけですから、確かに人気スター賞はびっくりですね。
韓国のお客さんは日本人とは違った感覚をお持ちなのかもしれません。
その後も2018年の釜山国際映画祭に審査委員として登場、2022年にも韓国映画『犯罪都市3』に参加するなど現在でも韓国映画との関わりは深いようです。
これも國村さんの韓国人気の高さの表れと言えそうです。
これからも日本・韓国両方で愛される俳優であってほしいですね。
國村隼の出身地は大阪府富田林市
國村さんの出身地は大阪府となっていることが多いですが、同府の富田林市に住んでいた期間が一番長かったと明かしたことが有ります。
彼の出身地を調べていると熊本、兵庫、大阪など色んな都道府県の名前が挙がってくることに気が付きます。
まず彼が生まれたのは熊本県八代市、しかしすぐに兵庫県尼崎市に引越しをしています。
0歳の頃の事なので熊本時代の記憶はないでしょう。
さらに小学2年生で大阪市へ引っ越しと転居の多い子ども時代を過ごしたよう。
そんな國村さんの出身地を調べると色んなところで「大阪府」となっていることが多いのですが、大阪のどこかが書かれていることは少ないようです。
しかし実は以前テレビ番組に出演した際、ご本人が「一番(暮らしたのが)長かったのは富田林」と明かしていました。
27日(火) エンタメOA予定
◼︎映画『かぞくいろ』
富田林市出身の國村隼さん、伊丹市出身の有村架純さんに横山アナが突撃✨
役者意外にやりたいことなど、意外な願望が明らかに⁉️
有村さん思い出のほっこりアイテムとは❓☺️
お楽しみに♡#國村隼#有村架純#横山太一 pic.twitter.com/IH65UdfEIt— おはようコール (@call_ABC) November 26, 2018
関西ローカルのテレビ番組のツイートでも「富田林市出身」と紹介されていますね。
彼のように色んな都市に住んだことのある人の出身地を1つの街だけに決めるのは難しいですよね。
しかし住んだ長さでいうと富田林市出身ということになるようです。
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コメント
国村さんの歩く姿を後ろから撮っていたのを見て、結婚しない理由が見えました。
クニャっという感じがあるんです。大昔の表現ですがシスターボーイの匂いがします。
嫌いな訳ではありません。あーそうなんだなというだけのことです。