数々のドラマやCMに出演している、今話題となっている加瀬亮(かせりょう)さん。
有名な出演作品として映画『ハチミツとクローバー』やテレビドラマ『SPEC〜警視庁公安部公安第五課未詳事件特別対策係事件簿〜』シリーズがあります。
個性溢れるその演技が認められている俳優。
なんとその加瀬さんの家族は豪華。
今回、加瀬さんや加瀬さんの家族についてまとめていきます。
加瀬亮のプロフィール
生年月日：1974年11月9日
年齢：47歳（2022年10月現在）
出身地：神奈川県横浜市
身長：174cm
事務所：RYO KASE OFFICE
活動期間：2000年〜
加瀬亮の父親は双日株式会社の元会長
父親でありながら元会長であった豊さんはどのような方であったのか。
また加瀬さんと豊さんの関係について、まとめます。
父親 双日株式会社の関係
加瀬さんの父親は、加瀬豊さん（76歳、2023年現在）。
日本の総合商社・双日株式会社の元代表取締役会長です。
豊さんは1970年に東京大学経済学部を卒業後、日商岩井へ入社します。
その後ニュージーランド社の社長兼オークランド店長に任命されます。
2004年には（旧）双日代表取締役専務執行役員に、4ヶ月後には代表取締役副社長執行役員と短期間に上り続けています。
双日代表取締役会長になったのは2012年で、約5年会長を務め2017年に退任しました。
45歳という若い時から、持ち前の実力で会社に貢献してきたことが分かりますね。
豊さんは人事部に所属していた際に、就職時の「コネ」いわゆる「縁故採用」を原則廃止するなどの改革を実行した実績もあります。
このことは実力主義の人材登用に繋がりました。
また豊さんは現役時に、アジアの先を見据えながら、他社に先駆けることを掲げていました。
国が貧困から自立・独立へとシフトするときのエネルギーは凄まじい。
とコメントしています。
新興国ではどのようにビジネスを展開すべきかを、常に考えながら行動・判断をし続けてこられたのでしょう。
さすが会長を務められる方は行動力が素晴らしいですね。
父親は夢を反対
そんな優秀な父親のいる商社マン家庭に育てられた加瀬さん。
大学卒業を目の前に、加瀬さんは「俳優になりたい。」と家族に告げました。
しかし豊さんは俳優になることについて、かなり反対しました。
「大学を卒業してからでいいじゃないか」といくら説得しても、「いや今しかない」と譲らない。
このことで、喧嘩になり加瀬さんは家を出ました。
豊さんは加瀬さんの出演作品をあまり観ていないとのことです。
豊さんが大反対したのは、恐らく加瀬さんに後継者になってもらいたいという気持ちが強かったのではと考えられます。
一方で父親の反対を押し切り俳優になった加瀬さん。
商社の会長であるスポンサーとして芸能界でも力を持っているであろう父親の存在がありながら、力を借りることなく活動を続けました。
それなのに、ここまで人気沸騰している加瀬さんは才能や努力があったからと言えるでしょう。
加瀬さんは当初、俳優・浅野忠信さんに憧れ同事務所に1998年に入所しました。
なんとその2年後2000年には、映画『五条霊戦記』でスクリーンデビューを果たし、その後は映画を中心に活動し続けます。
2020年9月に行われた『坊主頭が似合う俳優ランキング』には、1位に輝きました。
坊主頭がトレードマークである市川海老蔵さんや人気俳優の市原隼人さんを抑え獲得したのです。
これは『SPEC〜警視庁公安部公安第五課未詳事件特別対策係事件簿〜』シリーズの役柄が影響しました。
加瀬亮の実家
俳優になることを反対し、家を飛び出してしまった加瀬さん。
現在の実家との関係が気になりますね。
実は今ではプライベートで時間があれば、家族と集まりマイペースに過ごしているとのことでした。
特に母親は、俳優でもミュージシャンでもあるオダギリジョーさんのファンであるらしく、加瀬さんにサインをもらってきてほしいと頼むようです。
加瀬さんはオダギリジョーと映画『スクラップ・ヘブン』で共演していたこともあり、関わりがあるのです。
ドラマ内で加瀬さんは“正義の味方”を夢見て警察官になった粕谷シンゴを演じます。
シンゴはバスジャックに遭遇し犯人の発砲に若い男が倒れてしまう場面に居合わせます。
その出来事から3ヵ月後、シンゴはオダギリジョーが演じる、バスで撃たれた若い男・テツに偶然再会するのです。
日頃の鬱憤を「クソだろ？」と、ぶちまけるシンゴ。
「クソどもに想像力を植えつけてやろう」とテツが提案したのは、復讐の代行業でした。
次々と舞い込む「復讐依頼」に忙殺され、のめりこんでいくシンゴたちの展開が気になる作品です。
映画の撮影期間は一般的におよそ1～3ヶ月と言われています。
この映画の撮影を通して、加瀬さんとオダギリジョーさんは交流を深めていたのでしょう。
ちなみに、サインをもらうよう頼まれた加瀬さんは拒むことなくしっかりサインをもらってくるようで、家族想いな方であることが伝わってきます。
加瀬亮の兄弟はどんな人
加瀬さんは長男として誕生し、兄弟は弟が1人の2人兄弟です。
残念ながら弟さんは一般の方であるため、詳しい情報は公表されていません。
しかし、2009年に公開された映画『重力ピエロ』の出演インタビューで加瀬さんが弟さんについて語っています。
『重力ピエロ』という作品で俳優・岡田将生さんと兄弟役を演じているためインタビューで兄弟に関する質問があったのです。
兄弟を演じて共感できる部分はあるかという質問に対して、いいえと返答しました。
「脚本を読んだ時に違和感がありました。」とのことです。
加瀬さんと弟さんの関係は、役作りする上で参考にはならなかったとコメントしています。
私生活では、加瀬さんは弟さんとずっと一緒にいるような関係性ではなかったようです。
加瀬亮は英語力抜群
ファンの中で、加瀬さんの英語力について話題となっています。
加瀬さんは、アメリカ映画『永遠の僕たち』で全編英語でメインキャストとして出演しています。
とても流暢な英語を話す加瀬さんは海外映画に多数出演しているのです。
ではその英語力がどこで身に付けたのでしょうか。
加瀬亮は帰国子女
結論から言いますと、帰国子女でありその英語力は海外で身につきました。
父親・豊さんの仕事の都合上アメリカに渡っていたため、加瀬さんもその期間約7年ほど生まれてからすぐにワシントン州で過ごしました。
7歳の頃まで現地の学校に通っており、日本語は寧ろ話せなかったとのことです。
帰国後の日本の学校ではカタコトである日本に対して、苗字の「加瀬」から「火星人」とあだ名を付けられたほどでした。
このエピソードを聞くと、英語が話せる加瀬さんが羨ましいというだけではなく、苦労してきたことが分かりますね。
しかし中学生にもなると英会話の機会が日常的になかったためか、スラスラ話すことができなかったと加瀬さんは言います。
そこでショックを受け、それから勉強をしたようです。
これまた凄いですね。
帰国後に英語しか話せなかったことで、あだ名もつけられたため英語に関してトラウマになるような大きい問題だと普通は捉えますが。
今や俳優としてドラマや映画に出演し、活躍している加瀬さんは父親から引き継いだ才能だけではなく、努力の塊もあったと考えられます。
学生時代も優秀
加瀬さんは神奈川県立松陽高校を卒業しています。
全日制普通科の高等学校であり、偏差値は58〜59とやや難関な高校。
高校時代は家庭教師もついていたようで勤勉だったことが分かります。
また部活は中学時代は剣道部に所属しており、主将を務めていました。
高校卒業後、大学ではボードセイリング部に所属し、体育系にも励んでいたようです。
まさに文武両道です。
海外生活の経験があることや、文武両道である加瀬さんだからこそできるカメレオンな演技なのですね。
加瀬亮ドM説
加瀬さんはドMであると話が上がってきたのは、2017年に開催された第30回東京国際映画祭でした。
全7回に渡り行われたアニメーション特集の『映画監督 原恵一の世界』の最終日。
元々原監督の『映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ！戦国大合戦』が好きだった加瀬さんは、原監督の実写映画に出演したいという願望がありました。
オファーが来た時は喜んだと明かしています。
しかし、本作で主演を務めた加瀬亮を迎えたトークショーでは、上機嫌な様子の原監督から次々と興味深いエピソードが飛び出した。
原監督による突如「彼はドMなんんです。」という爆弾発言に対して加瀬さんは慌てた様子を見せます。
なぜ原監督は加瀬さんをドMと思ったのでしょう。
それは、寒い時期の11月のある撮影している時のことでした。
雨が降っているシーンで、加瀬さんは「監督、寄り(のカット)は撮らなくていいんですか」と監督に聞いたとのことです。
寒くて震えているくらい辛い状況。
監督は、そのキツさを寄りのカットで撮ろうと提案してくる加瀬さんを
ドMだな、この人と(笑)
と感じたようです。
加瀬さんは原監督の爆弾発言の後、誤解を解くように役をなりきるための考えであったと心の内を明かしました。
加瀬さんは役柄への取り組み方にもすごく真面目な方であることが分かりました。
関連記事
加瀬亮、結婚せず妻や彼女はいない。市川実日子や戸田恵梨香との噂。結婚願望はない？
加瀬亮、現在(2023)は海外作品にも出演。最近見ない原因は事務所移籍？引退はデマ＆自宅に豪邸の噂
加瀬亮、浅野忠信に憧れ若い頃は付き人。性格は真面目で肉食系？スタッフの評判抜群
加瀬亮の髪型コレクション！坊主・短髪はもちろん長髪も似合う！珍しい金髪
