V6の最年少メンバーとして26年もの長きにわたり活動してきた岡田准一(おかだ じゅんいち)さん。
並行してComing Centuryとしても活躍をしていましたが、岡田さんというと俳優としてのイメージの方が強いという人も少なくはないようです。
今回はそんな岡田さんの俳優としての実力や評価を改めて検証し、さらにアカデミー賞やジブリとの関係についても詳しく掘り下げていきます。
岡田准一のプロフィール
愛称:岡田くん、准くん、師範、ゴリラ
本名:岡田准一
生年月日:1980年11月18日
身長:169cm
血液型:B型
入所日:1995年3月1日
メンバーカラー:黄
最終学歴:堀越高校卒
俳優岡田准一の演技力がすごい
冒頭でも触れたように、岡田さんは1995年のデビューから26年という長きにわたりV6の最年少メンバーとして活動をしてきました。
またV6の年少組ユニット・Coming Centuryのメンバーとしても大人気を博すなど、一時代を築いたアイドルといっても過言ではない活躍でした。
異例づくしの入所とデビュー
岡田さんは通常のジャニーズアイドルとは違い、かつての人気バラエティ「たけしの元気が出るテレビ」の企画で入所したという経緯があります。
さらに特殊なのが入所からわずか数か月でデビューするという、ジャニーズ事務所史上最短でのCDデビューの記録を作りました。
入所からデビューに至るまで、まさに異例中の異例です。
しかし経験がほぼない岡田さんは、いきなり結成されたV6の中で歌も踊りも苦戦します。
最年少ということもあり、相当な苦労があったことは言うまでもありませんが、そんな岡田さんは俳優としてのキャリアを地道に歩み始めます。
主演ドラマに主演映画と話題作に頻繁に採用されるようになると、演技自体の評価もグングンと上昇します。
そして2014年にはNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」の主役に抜擢されるなど、国民的俳優としての地位を確立しました。
ジャニーズ初のアカデミー賞受賞と圧倒的な評価
俳優としてのキャリアや評価を重ねた岡田さんは、2015年の「第38回日本アカデミー賞」において最優秀主演男優賞を受賞しています。
これは主演映画「永遠の0」による受賞ですが、なんと「蜩ノ記」でも最優秀助演男優賞に輝くなど、アカデミー賞初のダブル受賞を獲得しています。
そして初なのはダブル受賞だけでなく、ジャニーズ事務所としても初の受賞ということで当時はとても話題になりました。
賞レース辞退を貫いたジャニーズ
2015年の岡田さんがジャニーズ初のアカデミー賞というのは、いささか少し不思議な気もします。
というのもそれ以前にも多くのジャニーズアイドルが、俳優としての成功や実績・評価を挙げてきているからです。
それなのに2015年の初受賞というのは、一体どういうことなのでしょう。
実はジャニーズ事務所は今は亡きジャニー喜多川社長の意向により、長年音楽や演技における賞レースのほとんどを辞退してきています。
賞レースに限らず、長年ジャニーズはさまざまなところで保守的な経営体制を取っていましたが時代の流れとともに徐々に緩和の動きに。
その一環として、ジャニーズの賞レースへ参加が解禁になったとされていますが、近年では当たり前になっているSNSや動画も同様の流れと言えます。
解禁された途端に一気に二つもの賞を受賞した岡田さんですが、肝心な演技評価も圧倒的で一層「役者・岡田准一」に拍車がかかりました。
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— あくにぃ|ω・`) (@hagewara2ch) March 3, 2015
代表的な出演映画まとめ
若い頃は人気ドラマへの出演が多かった岡田さんですが、2010年代になると映画作品への出演が圧倒的に増えてきます。
特に岡田さんのライフワークともいうべき時代劇への出演が多く、鍛え抜かれた体と自慢の殺陣を披露しています。
主な主演映画タイトル一覧
・陰日向に咲く(2008年)
・SP THE MOTION PICTURE シリーズ
・天地明察(2012年)
・図書館戦争 (2013年、2015年)
・永遠の0(2013年)※アカデミー賞最優秀主演男優賞
・蜩ノ記(2014年)※最優秀助演男優賞
・関ヶ原(2017年)
・散り椿(2018年)
・ザ・ファブル(2019年)
・ザ・ファブル 殺さない殺し屋 (2021年)
・燃えよ剣(2021年)
ジブリ作品で声優に挑戦
岡田さんはジブリ作品に声優として出演した経験もあります。
それが2006年公開の「ゲド戦記」と 2011年公開の「コクリコ坂から」です。
「コクリコ坂から」では準主役・風間俊の声優を務めました。
ジャニーズアイドルという出発点ではあったものの、いまや日本の演技界にはなくてはならない存在となった岡田さん。
40代になり人としての円熟味が増すなかで、今後どのような役を演じられるのかが非常に楽しみです。
引き続き、岡田さんのますますの活躍が期待されます。
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