最近話題になる事が多い有名人によるボランティア活動。
ですが杉良太郎(すぎ りょうたろう)さん程のボランティア活動を行える有名人は今後も出てこないかもしれまえせん。
杉良太郎のプロフィール
愛称:杉様
本名:山田勝啓(やまだ かつひろ)
生年月日:1944年8月14日
身長:178cm
出身地:兵庫県神戸市
最終学歴:高浜海員学校(現在は国立清水海上技術短期大学校)中退
所属事務所:株式会社 杉友
ボランティアに積極的な杉良太郎
東日本大震災や熊本地震などの被災地でボランティア活動を行うために訪れる有名人が増えてきました。
ですが数多くいる有名人の中で杉良太郎さんほどボランティアに積極的な人はいないでしょう。
杉良太郎さんがボランティア活動を始めたのは15歳の頃から。
まだまだ有名になる前なので本当に困っている人の役に立ちたいという思いからボランティア活動を始めたのでしょう。
1995年に発生した阪神・淡路大震災の時には通行止めの道路が多かったことからヘリコプターを2機チャーター。
避難所へお寿司や飲み物、医薬品など2トンを空輸しています。
2011年の東日本大震災では12台もの車両を引き連れて杉良太郎さん自らが率先して炊き出しを実施。
杉良太郎さんのこうした被災地支援は高く評価されており、2012年には日本財団から「被災地で活動した芸能人ベストサポート」に妻の伍代夏子さんとともに選ばれ表彰されています。
杉良太郎さんのボランティア活動は大規模な被災が発生した時だけではありません。
刑務所への慰問活動も積極的に行っています。
長年に渡る矯正施設に対する貢献により法務省から史上初の「名誉矯正監」を拝命し、2008年には芸能人として初めて緑綬褒章を受章。
緑綬褒章は徳行の優れた者に授与される褒章ですので、杉良太郎さんのボランティア活動が国から評価された証と言えるでしょう。
杉良太郎の養子がベトナムに?
慈善活動に積極的なことで知られる杉良太郎さん。
その活動は日本国内だけでなくアジア各国でも行われています。
杉良太郎さんのアジアにおける慈善活動の中で有名なのが里親。
巣だった子供も含めると100人以上ものベトナムの子供達の里親になっているんです。
なぜ、杉良太郎さんはベトナムの子供達の里親になろうと思ったのか。
それはある出来事がきっかけでした。
杉良太郎さんがベトナムの孤児にチョコレートをあげた時に中々食べなかった姿を見て
おいしいから食べたらいいのに
と言うと、孤児の子供は
(お菓子ではなく)お父さんやお母さんがほしい
と発言したそうです。
この言葉に胸を打たれた杉良太郎さんは
ボクが君たちの父親になる
とその場で4人の子供を養子としたそうです。
杉良太郎さんは私生活では3人の子供の父親。
子供を持つ父親として何か行動をしてあげたいと思ったのでしょう。
杉良太郎さんは多くの子供達の里親になっただけでなく、ベトナムのハノイ市などに日本語学校等の設置にも尽力。
こうした活動はベトナム政府からも大変評価されておりベトナム政府から友誼勲章を送られています。
友誼勲章はベトナムが外国人に贈る最高位の勲章。
杉良太郎さんはベトナムで最も評価されている日本人といっても過言ではないでしょう。
こうしたアジア諸国における慈善活動は日本政府にも評価されており、内閣総理大臣の安倍晋三さんから内閣総理大臣感謝状が贈られています。
杉良太郎さんはこれまで慈善活動に数十億円を費やしていると言われています。
まさに資材をなげうったボランティア活動。
他の人のためにここまで出来る人がまだ日本にいたんですね。
杉良太郎が浜崎あゆみに苦言?
法務省から「名誉矯正監」に任命されている杉良太郎さん。
刑務所や少年院といった矯正施設の慰問はもはやライフワークと言えるでしょう。
そんな杉良太郎さんは「特別矯正監」という肩書で「法務省矯正支援官」の指導にもあたっています。
「法務省矯正支援官」とは犯罪や非行を行ってしまった人達の更生支援や円滑な社会復帰に対する国民の関心を高めて犯罪防止に協力的な社会土壌の熟成を目的として平成27年に設置された制度。
国民の関心を高めることも仕事であることからこれまで法務省矯正支援官は有名人や著名人に委嘱されています。
委嘱された人たちは矯正施設の慰問や講演などを行い、矯正活動に協力しているそうです。
法務省矯正支援官は1期2年で場合によっては任期終了後に再度、委嘱されることもあるようです。
法務省矯正支援官の指導だけでなく委嘱にも携わられている杉良太郎さん。
2期目の委嘱式の際にある有名人について次のように苦言を呈していました。
(任期の)2年の中で非常に働いていただいた方と、全く働いていただかなかった方とが分かれましたね。そこで、私たちは働いてくれる方を優先して委嘱させていただきました。2年のうちに1回も(慰問に)行っていただいてないのは論外
1期目に任命されて2期目に任命されていなかったのは浜崎あゆみさんと貴乃花親方の2名。
法務省の関係者によると浜崎あゆみさんは慰問に一度も訪れていないそうです。
貴乃花親方は慰問に訪れたことはありましたが仕事の都合により2期目の委嘱はされなかったそうです。
ということで杉良太郎さんが苦言を呈したのは浜崎あゆみさんであることが断定されてしまいました。
浜崎あゆみさんは熊本で地震が起こった時にはボランティアに訪れています。
ですが、矯正施設への慰問には1度も訪れていません。
つまり、メディアで報道されるような慈善活動にしか興味がないということなのでしょう。
杉良太郎さんは常日頃から
売名と言われてもかまわないから継続すべき
と語っています。
杉良太郎さんのように全国各地で慈善活動を行うのは正直難しいでしょう。
ですが、せめて任命された活動くらいは全うして欲しかったですね。
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