強烈なキャラクターを演じることに定評のある個性派俳優・阿部サダヲ(あべ さだを)さん。
松尾スズキさんが主宰する劇団大人計画の看板役者でもあります。
そんな阿部サダヲさんが卒業した高校や大学など学歴を調査するとともに、出身地である松戸市についてまとめました。
阿部サダヲのプロフィール
本名:阿部 隆史
生年月日:1970年4月23日
身長:164cm
血液型:A
出身地:千葉県松戸市
所属事務所:大人計画
阿部サダヲの出身高校 学歴まとめ
大の巨人ファンの阿部サダヲさんは、原辰徳さんに憧れる筋金入りの野球少年でした。
小中高を通じて野球に打ち込んでいたそうです。
「自分が原だと思いこむようにしてたり。
歩き方とか、打ち方とかも原にして。
そういう変身をして行かないと、自分の力が出せないみたいなところがあったと思います」
小学校は松戸市立上本郷第二小学校。
小学校時代は4番サードで、地区大会ではホームラン王に。
また、そのころ初恋も経験。
お相手は玉川佳子(たまがわ よしこ)さんという名前で、片思いに終わったそうです。
卒業後は松戸市立第六中学校へ進学。
中学時代のポジションはセカンド。
俊足で、盗塁が得意な選手でした。
そして、中学1年生のときに女の子と初交際。
初デートの前日、母親を相手に腕を組む練習をしたのだとか。
初デートの場所はディズニーランドだったそうです。
高校は共学の松戸市立松戸高等学校へ進学。
近くには県立松戸高等学校もあり、地元の人はそれぞれ「市松(いちまつ)」、「県松(けんまつ)」と呼んで区別するそうです。
高校時代はふたたびサードを守りました。
本気でプロ野球選手を目指していた阿部サダヲさん。
その夢を打ち砕いたのは、同学年の高校球児であり、後にプロ野球選手となる市立銚子高等学校の石毛博史選手の存在でした。
圧倒的な実力差に衝撃を受けたそうです。
中1から交際していた彼女とも高3で破局。
思い出の中で今もきらめく曲はARBの『HOLIDAY』。
高校時代に憧れた曲だったそうです。
男くさい歌詞に魅力を感じたのかもしれませんね。
阿部サダヲの大学は?
高校卒業後は大学に進学せず、秋葉原の家電量販店・ラオックスに就職。
ファクシミリ売り場に配属されました。
けれども、あまり接客が得意でないことに気づいた阿部サダヲさんは出社する気になれず、逆方面の電車に乗りたい衝動にかられたこともあったそう。
やがて上司から辞表の書き方の本を渡されて退職。
以降、飲食業、警備員、トラック運転手などの職を転々とします。
プロ野球選手になる夢を絶たれ、目標を失った阿部サダヲさんの迷走時代でしょうか。
このころ、ふと深夜のテレビ番組で小劇場の役者を見て感じるものがあったそう。
「運転手ってずっとひとり。
ラジオを聞いて、昼間は雑誌、夜はテレビ。
なんとなく自分の周りにサブカルチャーが入ってきた。
ほとんど友だちいないし、ちょっとお芝居見に行ってみようかなって。
野球部とかって文科系のこと知らないから、おれ、ちょっと知っちゃおうかなぁって」
松尾スズキさんが主宰する劇団大人計画との出会いでした。
温水洋一さんと宮藤官九郎さんのコントを観て「カッコイイ」と思った阿部サダヲさんは、オーディションのチラシを持ち帰ります。
オーディションに参加するだけで満足で、落ちてもいいと思っていた阿部サダヲさん。
入団後、その演技力は子役上がりかと噂されたほどでした。
阿部サダヲは松戸市出身!
千葉県松戸市は映画『男はつらいよ』でおなじみの葛飾区柴又の江戸川を挟んだ反対側に位置します。
千葉県では三番目に人口が多い都市で、東京のベッドタウンとしても知られていますね。
松戸市出身の著名人に俳優の山崎努さん、プロ野球選手の涌井秀章さん、料理研究家の平野レミさんなどがいます。
阿部サダヲさんは両親と姉の四人家族の家庭で育ち、小学校から高校まで地元の学校に通学。
自身がボーカルとして活動するコントバンド・グループ魂(たましい)のベーシスト・小園竜一さんは高校時代の同級生で、卒業後に同居生活をしていた時期もあるそう。
劇団では早くから看板俳優だったものの、ドラマや映画の主演は遅咲きだった阿部サダヲさん。
唯一無二の存在感で、これからも幅広い役柄を演じてほしいですね。
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