今敏の死去、遺書・遺言の内容とは。海外の反応や音楽担当・平沢進まとめ

漫画家を経て、『パーフェクトブルー』『千年女優』など数々の名作を世に送り出したアニメーション監督・今敏(こんさとし)さん。

萌え要素がほとんどない、リアリティにこだわった作風は日本アニメ界では異色の存在でした。

2010年の突然の死去には衝撃が走りましたが、今敏さんは自身のブログに遺書ともとれるメッセージをアップ。

遺言はあったのか、海外の反応はどうだったのか、また公私ともにゆかりのあった平沢進さんについてまとめます。

今敏死去でブログに遺書?遺言は?


2010年8月25日、今敏さんの公式ブログ上で、妻・京子さんによる突然の訃報が公表されました。

今敏さんは前日の24日午前6時20分、すい臓がんにより死去。

46歳の若さでした。

同年に体調を崩し、病院で検査を受けたところ、すでに末期のすい臓がんであり、余命は長くて半年と宣告されたそうです。

生前から、アルコールとカフェインとニコチンがガソリンと公言するほど不摂生な生活を送っていた今敏さん。

それでも、この宣告は唐突で理不尽な運命だったとブログで明かしています。

存命中は病気を伏せたまま、身辺整理のかたわらブログを更新していました。

死去の翌日には、「さようなら」と題された遺書のようなメッセージをアップ。

病状を知らせなかった人々への謝罪、自宅で最期を迎えたいこと、未完に終わる『夢みる機械』への思い、両親や妻への感謝などがつづられたその遺書は、生前に書きとめていたものでした。

きちんと死ぬための準備として、すべきことが二つあったといいます。

一つは、著作権などの管理を任せる会社を作ること。

もう一つは、財産を妻・京子さんに譲り渡せるように遺言を残すこと。

遺産相続の争いが生じることはおそらくないものの、残された妻の不安を少しでも取り除いてあげたいという気持ちからでした。

肺炎のため、もうろうとなった意識で遺言書にサインをした時は、とりあえず、これで死ぬのもしかたないと思えたそうです。

今敏の死去に海外の反応は?

今敏さんは海外に作品を出展することが多い監督であり、国内外を問わず高い評価を獲得していました。

『千年女優』『東京ゴッドファーザーズ』『パプリカ』などの映画は世界的に広く知られているため、国際的な認知度の高い監督だったといえるでしょう。

海外のクリエイターにも熱狂的なファンは多いようです。

2018年にはデビュー作『パーフェクトブルー』の20周年を記念して、全米500スクリーンで上映イベントを開催。

今敏さんが他界した2010年には、悲報がいち早く海外へ報じられ、その死を悼む声が多く寄せられました。

海外の反応の中には、「アニメのみならず映画産業にとって大きな損失」「新海誠、宮崎駿に並ぶもっともすばらしいアニメ監督」

「今敏は神」などといった最大の賛辞も多かったようです。

今敏作品の音楽担当は平沢進

ミュージシャンの平沢進さんの長年の大ファンだった今敏さん。

平沢進さんは70年代後半から80年代のテクノポップブームを牽引したP-MODELに在籍していました。

生前は平沢進さんのライブへ足を運び、作品への影響を受けたことも明かしています。

『千年女優』『パプリカ』などの音楽を担当した平沢進さんは、ツイッターで「見る者の心を安らかにさせる偉大な死に顔である」

と述べ、力になれなかったことを悔やむ内容を投稿。

告別式では平沢進さんの楽曲が使用され、出棺時は『千年女優』のテーマソングだった「ロタティオン」が流されたそうです。


2010年に死去しながらも、今なお世界中で人気の高いアニメ監督・今敏さん。

未完に終わった『夢みる機械』も残念ですが、あまりにも早すぎる死が悔やまれます。

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