独特な雰囲気を持つ俳優オダギリジョーさん。
奇抜なファッションや不思議な空気感に生活感がまったく感じられませんがプライベートでは女優の香椎由宇さんとご結婚されお子さんもいらっしゃいます。
そんなオダギリジョーさん、個性的なのは見た目だけでなく性格も変わってるとか。
けれども、そこから一歩踏み込めばめちゃくちゃ優しいそうですね。
共演者や現場のお偉いさんたちが証言していました。
韓国でも大人気な彼、その魅力とはいったいなんのなのでしょう。
オダギリジョーのプロフィール
愛称:オダギリ、オダジョー
本名:小田切 譲
生年月日:1976年(昭和51年)2月16日
趣味:サッカー
特技:英会話
配偶者:香椎由宇
所属事務所:鈍牛倶楽部
個性的なオダギリジョー。性格も個性的?
個性的な髪型とファッションのオダギリジョーさん。
奇抜すぎるとオシャレなのかなんなのかわからなくもなりますが、オダギリさんの場合はなんでも「オシャレ」にしてしまう雰囲気を持っていますね。
そんな独特の空気に包まれたオダギリジョーさんですが、見た目通り(?)でどうやら性格も個性的と言われています。
少し変わった性格のため誤解されやすいようですが、関係者からは穏やかなマイペースな人という印象のようです。
また極度の人見知りのようで、昔ピザを宅配で注文した際に郵便受けからお金を渡し、ピザを玄関前に置いてもらっていたそうです。
少し変わっていますが真面目て紳士的な性格で、奥さまの香椎由宇さんと交際中はお家が厳しい香椎さんをちゃんと門限前に家まで送り届けたり、実は週3回は会っていたというラブラブぶり。
厳しい香椎さんのお父さまも娘を大事にしてくれているオダギリさんを気に入り、2回目の挨拶で結婚の承諾を得たそうです。
独特の雰囲気が誤解を生む?オダギリジョーの性格が悪いという噂。
大人しい控えめな方なので、少し誤解されやすいことがあるようです。
本人に悪気はなさそうなのですが、サラッと本音を言ってしまったり、冗談のつもりが問題になってしまったりそれが性格が悪いと捉えられてしまうことがありました。
仮面ライダーに出演して人気・知名度が出始めたオダギリジョーさんがまさかの「ライダーは嫌い」発言。
やっぱクウガのキック良いよな…
今のライダーと違って本当にリアリティ追求してたからCGがかなり控えめなのがかっこいい
ライダー嫌いのオダジョーがあえて主演なのも良いよな… pic.twitter.com/b2ohY4jZ44
— きささん(東映版 武藤遊戯声真似してます) (@kisasan2525) November 9, 2020
どうやら現実味のない話はあまり好きではないようで演じるのがとにかく嫌だったそう…
でも当時の映像をお子さんに見せたら喜ばれそうですけどね。
ちなみに、ラブストーリーも嫌いだそうです。
この辺りは額面通りに受け取るのではなく、いわゆる「ジョー語録」的な受け取り方が望ましいでしょう。
そして日本だけでなく韓国でも問題になったのがオダギリさんのサインの件。
韓国・釜山国際映画祭に参加したオダギリジョーさんが地元ファンにサインを求められた際にふざけて「こうだくみ」と書きました。
実は普段からこういうおふざけはしていたようで香港に行った際には「ジャッキーチェン」と書いたこともあったそうです。
今回の件はすぐさまネットで問題になりオダギリさんも公式に謝罪することになりました。
ただ、まさかオダギリさんにこんないたずらのセンスがあったのかと逆に好感を持った方もいたそうです。
オダギリジョーが韓国でも大人気!
韓国映画でもご活躍のオダギリジョーさん。
2012年には、『マイウェイ 12,000キロの真実』にてチャン・ドンゴンさんと共演されていますね。
本作は、第二次世界大戦下での朝鮮人と日本人の友情がテーマなのですが、このイベントで少し踏み込んだ発言をされています。
オダギリジョーさん曰く、日本と韓国は仲良さそうにしていても、なりきれない部分、超えられない部分があるこのことですね。
そして、それは韓国の方のほうが強いのではないかとの旨をおっしゃったのです。
ただ、言いたかったことはその後にありました。
だからこそ、この友情を韓国人の監督が描いたことに意義があるということを伝えたかったようですね。
とはいえ、なぜそこまでのことをその場で言えたのでしょうか。
それは、オダギリジョーさんの韓国での人気も関係あるように思われます。
彼が2008年に出演した映画『メゾン・ド・ヒミコ』は、韓国でも大ヒットし、以後、現地でのオダギリジョーさんの影響力は素晴らしいものがありました。
なんでも、リリーフランキーさんの原作の映画『東京タワー〜オカンとボクと、時々、オトン〜』が韓国で上映された際には、タイトルが『オダギリジョーの東京タワー』になっていたそうです。
厳密に言うなれば、リリーフランキーさんの自伝的なところがありますので、付けるなら『リリーフランキーの』かと思うところですね。
とはいえ、オダギリジョーさんは、韓国でそれほどまでにネームバリューがあるのです。
この映画では、半年にわたって韓国ロケを行ったオダギリジョーさん。
その間に釜山映画祭にて審査員も務めていらっしゃいました。
そんな彼だからこそ、この映画に抜擢され、ある意味、覚悟を持って上記の日韓友好関係のコメントをされたのかもしれませんね。
そう思うと、ますますオダギリジョーさんが男らしい人間にみえてきます。
もちろん、この発言以降も韓国での人気は冷めることがありません。
2017年から2018年にかけてシーズン2まで放送された民宿リアリティー番組『ヒョリの民宿』でも、民宿運営者のイ・ヒョリさんが好きな俳優として名前を挙げたそうです。
日本の『ヨン様』ブームになぞらえれば、『ジョー様』みたいな感じかもしれませんね。
周囲もメロメロ!オダギリジョーの優しい性格!
奇抜なファッションでミステリアスな部分も話題のオダギリジョーさんですが、その素の優しさは共演者たちも認めるところです。
BeeTV 『午前3時の無法地帯』では、本田翼さんからその声が聴かれました。
午前3時の無法地帯、本田翼主演オダギリジョー出演今泉力哉監督で実写化されてたんですね想像通り過ぎてびっくり。見るしか無い。 pic.twitter.com/bKD3HUqPnJ
— 塚本物語 (@TmmRo_) February 11, 2022
やはり、オダギリジョーさんに対しては、元々は無口なイメージがあったという本田翼さんですが、実際には朗らかで優しいとのことですね。
厳密には、共演シーンを重ねることによって、話すようになってきたとのことで、たしかにある程度時間は必要なのかもしれません。
これはご本人も認めていらっしゃいまして、お相手に気を遣って頂いて、ようやく話すタイプなのだそうです。
ある意味、優しすぎるとも言えますかね。
ちなみに、本田翼さんとはオダギリジョーさんが演出・脚本も務めたNHK『オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ』でも共演されていました。
この時はなんと、オダギリジョーさんが本田翼さんの顔を舐めるシーンもあったんですね。
10人ほどの候補から現場での会議のうえ、彼女にオファーとなったそうですが、これを本田翼さんが受けたのも、前述のドラマでの共演があり、信頼関係が築けていたからかもしれません。
カムカムの制作統括も認める優しさ
オダギリジョーさんの優しさを認めるのは役者仲間だけではなく現場のお偉いさんもその通りです。
2021年のNHK朝の連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』では、まさにオダギリジョーさんらしい『ジョー』こと大月錠一郎を演じておられましたね。
実は、この役は脚本家の藤本有紀さんが望んでオダギリジョーさんをキャスティングしたそうです。
これに、ご自身も脚本家の一面を持つ彼は、役者冥利に尽きると快諾されていました。
加えて、脚本家としてオファーをフラれた時のショックの大きさも理解しておられて、その時は『絶望の淵に』という言葉で表現されていました。
脚本家さんへの思いやりもまた伺えますね。
そして、政策総括の堀之内礼次二郎さんも、その性格を『素晴らしい』や『本当に優しい』と手放しで賞賛されています。
さらには、携わった方々は、多くの方が彼のようになりたいと思っている旨も話し、もうどれだけ良い人なんだという印象ですね。
その背景には、例えば本作でもトランペットやピアノの猛練習を影でこっそりされていたりと、作品づくりへのプロフェッショナルな姿勢もあるのでしょう。
特別な「サニーサイド」は、3人の共鳴でしたね。。#深津絵里 #オダギリジョー #市川実日子 #早乙女太一 #サッチモ #ジョー #トミー #ベリー #朝ドラ #カムカムエヴリバディ #カムカム pic.twitter.com/uJwLklK81q
— 朝ドラ「カムカムエヴリバディ」#カムカム (@asadora_bk_nhk) April 7, 2022
トランペットに至っては、指がナチュラルに反応するにまで成長したそうです。
あるいは、ご本人もお話しされていますが、脚本家・演出家の一面もお持ちのことから、現場スタッフさんの気持ちを汲めるというのも大きいようです。
別作品では、オール韓国ロケで行われた映画『アジアの天使』の撮影時、石井裕也監督とお酒を飲んでグチを聞いてあげたといいます。
池松壮亮、チェ・ヒソ、オダギリジョーが共演。
石井裕也監督がオール韓国ロケで挑んだ映画『アジアの天使』が2021年に公開される。https://t.co/4hSf1pUUUb pic.twitter.com/43znHXapcp
— CINRA (@CINRANET) July 8, 2020
これは、ご自身は韓国での作品作りは慣れている一方、だからこそ、監督ともなれば、より大変だろうと察したからの行動だそうですね。
自分のことばかりにとらわれず、周りを見渡せる余裕がオダギリジョーさんの優しさの秘密のなのかもしれません。
ちなみに、この作品のスタッフは95%が韓国人とのことで、オダギリジョーさんと仕事できる喜びにテンションアゲアゲだったそうです。
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