丹波哲郎、死後の世界ブームは美輪明宏と。霊能力は無かった?007に出演&英語堪能の理由

日本屈指の名優として数多くの作品に出演した丹波哲郎(たんば てつろう)さん。
「霊界の宣伝マン」を自称するなどバラエティ番組でも大人気でした。

丹波哲郎は死後の世界を研究

映画「丹下左膳」やドラマ「キイハンター」、「Gメン’75」などで知られる丹波哲郎さん。
300本以上もの映画に出演し、出演したドラマも数知れず。
大御所俳優らしい豪快なキャラクターはバラエティでも大人気でした。

ですが、若かりし頃はその態度が悪い方に影響してしまうことも。
学徒出陣した際には態度を理由に他の人の3倍もの体罰を受け、新東宝に入社後も態度が問題視され1年以上も役が付かなかったそうです。


ただ、少し生意気なくらいの若者を好む大人も少なくありません。
丹波哲郎さんがデビュー作ながら主演級の役を演じた映画「殺人容疑者」に出演する事になったのもプロデューサーに気に入られたから。

元々は山形勲さんという別の俳優が出演する予定でしたが骨折したため出演できなくなってしまいました。
その事を丹波哲郎さんがプロデューサーに伝えに行くと「お前が良い」と出演が決定したんだとか。
プロデューサーは丹波哲郎さんの一筋縄ではいかなそうな所に魅力を感じたのかもしれませんね。

この映画出演を機に丹波哲郎さんの元には多くのオファーが殺到し、二枚目の悪役や敵役として活躍。
更に柳家金語楼さん主演の映画「金語楼の兵隊さん」に出演した事がきっかけで客演として金語楼劇団に出演するなど多忙な日々を送っていました。

1968年には主演を務めたドラマ「キイハンター」が社会現象となるほど絶大な人気を獲得。
当初は1年で放送が終了するはずでしたが5年も放送が続きました。

その後もドラマや映画で見る者の心に残る素晴らしい演技をみせ続けた丹波哲郎さん。
日本アカデミー賞を始め、数多くの賞を受賞している事も丹波哲郎さんの演技力の高さを如実に表していると言えるでしょう。

このように長年にわたって演技派俳優として活躍した丹波哲郎さんにはもう1つの顔が。
それは「霊界の宣伝マン」。

生涯をかけて「死後の世界」を研究した丹波哲郎さん。
その成果を映画や書籍、講演に月刊誌発行など様々な方法で展開していました。

丹波哲郎さんが死後の世界に興味を持つきっかけとなったのは俳優仲間。
その俳優は癌を宣告され、毎日のように死に怯えるようになってしまったんだとか。
仲間を不安から救うため、丹波哲郎さんは死後の世界を徹底的に調べるようになったそうです。

長年の研究の末に霊界の存在を信じていたという丹波哲郎さん。
「この世は仮の世であの世が本当の世」、「死んだら「誕生日おめでとう」と拍手をしなければならない」とまで語っていました。

ですが、その一方で丹波哲郎さんの母と妻が亡くなった際には大号泣。
とても「おめでとう」と言うような余裕はなかったそうです。

そんな丹波哲郎さんも2006年9月24日に肺炎により死去。
亡くなる前には「霊界はすばらしいところ」という遺言を残しています。

きっと今頃は霊界で母と妻と穏やかな日々を送っている事のでしょうね。

丹波哲郎と美輪明宏がスピリチュアルブームの生みの親?

世間にスピリチュアルブームを巻き起こした「オーラの泉」。
この番組で一躍、脚光を浴びたのが江原啓之さん。

スピリチュアリストの第一人者として知られ著書の累計発行部数が900万部超。
「エハラー」と呼ばれる熱心なファンも少なくありません。

その江原啓之さんを世に輩出したのが丹波哲郎さんと美輪明宏さんでした。

長年、霊界について研究していた丹波哲郎さん。
そのため霊能力者としても活動する美輪明宏さんとは昔から交流があったそうです。

ある時、精神世界に関する番組を自宅で収録した丹波哲郎さん。
そこに出演者として招かれたのが美輪明宏さんと横尾忠則さん、そして当時神主をしていた江原啓之さんでした。

美輪明宏さんと江原啓之さんはこれが初対面。
そして江原啓之さんが本物の霊能力者であると見抜いたそうです。

同じく丹波哲郎さんも江原啓之さんの霊能力と知識の豊富さに感嘆しテレビに出る事を勧めたんだとか。

このように縁が紡がれて生み出されたスピリチュアルブーム。
きっと丹波哲郎さんと美輪明宏さん、江原啓之さんの誰かが欠けていてもスピリチュアルブームは生まれなかったでしょう。

不思議な力が3人を引き合わせたとしか思えませんよね。

丹波哲郎には霊能力がない?

霊界の研究と普及にのめり込んだ丹波哲郎さん。
1986年には自身を「先生」、会員を「天使」と呼ぶ教育団体「来世研究会」を設立しています。
ここまで来ると怪しげな宗教っぽい感じすらしてしまいますよね。

ですが、丹波哲郎さんには特定の宗教に対する信仰心はありません。
更には自分には霊能力は無い、とも語っています。

丹波哲郎さんは「霊界」で私利私欲を満たすつもりはありません。
あくまでも「霊界の宣伝マン」という立場なんです。


ただ、丹波哲郎さんは自身に霊能力が無いからといって霊能力者の存在を否定するような事はありません。
霊能力を売り物にしている人のうち十中八九が偽物だそうですが一握りは本物の霊能力者もいるそうです。

かつて丹波哲郎さんは「霊界の存在を確信させるのが真の霊能者」と語っています。

長年の月日を費やして霊界を研究しつくした丹波哲郎さん。
出版した書籍はバカ売れし、脚本と主演を務めた映画「大霊界」は配給収入9億円という大ヒット。

きっと丹波哲郎さんほど霊界の存在を広め、霊界がある事を世間に確信させた人はいないはず。
そういった意味では丹波哲郎さんこそ真の霊能力者と言っても過言ではないでしょう。

丹波哲郎が出演した007は吹き替え?

国内で俳優として確固たる地位を確立した丹波哲郎さん。
あまり知られていないかも知れませんが海外でも俳優として活躍していたんです。

丹波哲郎さんが初めて出演した海外映画は「太陽にかける橋」。
その他、イギリス映画「第七の暁」や「007は二度死ぬ」にも出演しているんです。

今も世界中に熱狂的ファンが多い007シリーズに丹波哲郎さんが出演していたなんて驚きですよね。

現在では日本の俳優がハリウッド映画に出演する事が増えてきています。
ですが一部の例外を除いて、その多くがチョイ役という事が殆ど。

ですが「007は二度死ぬ」で丹波哲郎さんが演じたのは日本の情報機関のボス。
重要な役のため出演シーンは全編に渡っています。

日本の情報機関のボスという役ですが海外作品なので台詞は英語。
そのため丹波哲郎さんは語学留学のため数週間ロンドンに滞在したそうです。

留学のおかげもあって与えられた役を見事に演じ切った丹波哲郎さん。
ところが丹波哲郎さんの台詞は全て吹き替えとなってしまったそうです。

吹き替えとなったの理由としては2つの説があります。

1つは丹波哲郎さんの発音が悪く、役の説得力に欠けてしまうため。
そしてもう1つが当時の欧米では「東洋人は西洋人よりも声が高い」という固定観念があったため。

丹波哲郎さんが主演のショーン・コネリーさんよりも声が低かったため吹き替えになったと言われています。
ちなみに同映画が日本のテレビで放送された際には丹波哲郎さん自身が日本語吹き替えを行っています。

丹波哲郎の英語が流暢な秘密とは

ハリウッド映画「007は二度死ぬ」で重要な役を演じた丹波哲郎さん。
撮影の前に数週間、ロンドンに語学留学したとはいえ、それだけで十分なはずがありません。

実は丹波哲郎さんは「007は二度死ぬ」の撮影前にある程度の英会話が出来ていたんです。

丹波哲郎さんは大学生の頃に英会話会に所属。
ただ、この時は英会話に積極的ではなかったようです。
ですが要領が良かった丹波哲郎さんは議長の肩書を得ることに。

そのキャリアに目を付けたのが外務省。
どこでどうやって丹波哲郎さんの情報を入手したのか不明ですが、外務省臨時嘱託としてGHQの通訳を持ちかけられたそうです。

この時はまだ英語が堪能ではなかった丹波哲郎さん。
ですが中学生の頃に帰国子女の友人がいたおかげで発音だけは綺麗だったそうです。

そのため丹波哲郎さんの英語を聴いた外務省職員が「英語が達者」と思い込み通訳として見事に採用。

こうして丹波哲郎さんは通訳として働くように。
ただ、英語が話せないことがバレないようにと地下室やトイレを逃げ回っていたそうです。

結局、2年で通訳を辞めた丹波哲郎さんですが「GHQの元通訳」というキャリアを獲得。
海外映画に出演するようになったのもこのキャリアが影響していたようです。

丹波哲郎さんの英語力が鍛えられたのは2つ目の海外作品だった「第七の暁」の撮影時。
クアラルンプールで6か月、ロンドンで7か月という撮影期間の長さから自然と英語が話せるようになったんだとか。


また、ロンドンでオートバイ会社の受付をしていた女の子と仲良くなった事も英会話上達の秘密だったようです。
「好きな人と話したい」という気持ちが語学力を上達させたのでしょうね。

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