今でいう格差婚を乗り越えて一流の俳優となった藤竜也(ふじたつや)さん。
周囲の心無い声に腐る事なく芸を磨き続けるのはなかなか出来る事ではありませんよね。
藤竜也のプロフィール
本名: 伊藤龍也
生年月日: 1941年8月27日
身長: 173cm
血液型: O型
出身地: 中華民国・北京
最終学歴: 日本大学芸術学部 演劇学科(中退)
所属事務所: 藤竜也エージェンシー
藤竜也は中国人?
大学在学中にデートの待ち合わせをしていた時にスカウトされ日活に入社した藤竜也(ふじたつや)さん。
デビュー作の映画「望郷の海」では名前のある役を与えられるも扱いとしては大部屋俳優。
たまに良い役が来ても、その次にはエキストラという事が日常茶飯事。
お客さんに顔を覚えられるとエキストラにならないため、「カメラに映らないところにいろ」と言われた事もあったんだとか。
そんな下積み生活真っ只中の1968年に藤竜也さんは日活を代表する女優だった芦川いづみさんと結婚。
同じ会社のスター同士ですら結婚がタブーだった当時。
そのため看板女優と大部屋俳優の結婚なんてもってのほか。
到底、事務所が首を縦に振るわけがありません。
そんな二人のために一肌脱いだのが二人と交流があった石原裕次郎さん。
日活の重役を説得し、まだお金がなかった藤竜也さんにタキシードをプレゼント。
結婚式の段取りなどすべて行ってくれたそうです。
自分を信じて結婚してくれた芦川いづみさん、そしてその段取りをしてくれた石原裕次郎さん。
これで俳優として大成できなければ二人の面目は丸つぶれ。
きっと藤竜也さんの心の中にはそのような思いがあった事でしょう。
その思いが結実したのは1976年。
大島渚さんが監督を務めた映画「愛のコリーダ」の主演に抜擢された藤竜也さん。
報知映画賞主演男優賞を受賞するなど演技力が高く評価されました。
その一方、作品のあまりの過激さにその後2年に渡って仕事が来なくなってしまったそうです。
1978年に「愛のコリーダ」と同じく大島渚さん監督の映画「愛の亡霊」で復帰するとその後も数々のドラマや映画に出演。
1980年代になると3冊の写真集が発売されるほどダンディーな魅力で大人気に。
現在では若手監督の作品にも積極的に出演するなど日本を代表する名優としてその名を広く知られています。
そんな藤竜也さんですが、実は中国の北京生まれ。
どうやら藤竜也さんの父親は仕事のため中国の北京に赴任していたようです。
そして太平洋戦争が始まる1941年に藤竜也さんは誕生。
幼少期を中国で過ごしたため、中国語を話せたそうですが戦争が終わる前に帰国。
そのため中国語は忘れてしまい現在は話すことが出来ないようです
なお、藤竜也さんの出生地は中国の北京ですが両親ともに日本人なので国籍は日本です。
藤竜也は横浜に自宅住まい
中国から帰国した藤竜也さんは着いた地は横浜。
なぜ帰国先が横浜だったかというと父の勤務地の本社があり、母も横浜の人だったから。
ただ、当時は横浜にも空襲が来るという時期だったため祖父母がいた小田原へ疎開。
終戦後も1、2年ほど小田原で過ごしたそうですがその後、父の会社の社宅がある横浜へ戻ったそうです。
こうして横浜での生活が始まった藤竜也さん。
ところが藤竜也さんが小学生の頃に父が電車にはねられて死去。
そのため母の祖父を頼って葉山で暮らすも再び横浜に戻ったそうです。
その後、小・中・高と横浜の学校に進学した藤竜也さん。
この画像を見て何のドラマか
分かったらRT
しなくてもよいけど😊
このドラマをみているうちに主人公よりこの方が好きになった……#藤竜也 pic.twitter.com/NoQX5I3PEY— Monju no chest (@NdAeMmIaKtIu07) November 26, 2019
大学は東京にキャンパスがある日本大学芸術学部演劇学科に進むも横浜から通っていたそうです。
そして俳優になった当初も過ごしていたのは横浜。
ですが仕事のたびに東京に出てくるのが大変だったのか、調布や田園調布に住んだこともあったようです。
このように東京での生活も経験している藤竜也さんですが、現在は横浜市の片倉町に自宅があると言われています。
やっぱり住み慣れた横浜が恋しかったのでしょうね。
世の中には東京暮らしに憧れる人は多いでしょう。
ですが、藤竜也さんにしてみれば「東京に住む理由がない」。
交通網が整備された事で東京で暮らす理由を見るけることが出来ないそうです。
自然と都会が融合し、2020年の住みたい街ランキングで1位に輝いた横浜。
そんな横浜で長く暮らしていればビルばかりの東京で暮らしたいという思いにはならないのでしょうね。
藤竜也は中華街マスター
横浜と言えば横浜中華街を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
料理店や雑貨、土産屋など約600もの店舗が並び年間来訪者数が2000万人以上。
横浜中華街を目当てに横浜を訪れる人も少なくないでしょう。
ただ、横浜中華街には中華料理店だけでも200を超える店舗が。
そのため、どこのお店に行けば良いのか迷ってしまう人も多いはず。
そこで是非とも参考にして欲しいのが長年、横浜で暮らす藤竜也さんの意見。
坂東龍汰、憧れていた藤竜也との共演に「毎日楽しく撮影に臨めました」 #藤竜也 #坂東龍汰 #小川未祐 #吉行和子 #ゴールドhttps://t.co/nDsD7Dsob2
— ザテレビジョン (@thetvjp) March 27, 2020
横浜中華街の完全制覇を目指し食べ歩きサークルの「チャイナタウン探検隊」を結成している藤竜也さん。
「チャイナタウン探検隊」はただ食べ歩くだけでなく、お店の感想をレポートに纏めているんだとか。
訪れた店舗は2016年時点で約100店舗でレポートを纏めたファイルも7冊。
過去には人気バラエティ番組「マツコの知らない世界」でお勧めのお店も紹介しているんです。
中華街マスターと呼んでも過言ではないほど横浜中華街を知り尽くした藤竜也さん。
「マツコの知らない世界」で紹介したのは「上海豫園小籠包館」、「中華飯店」、「悟空茶荘」、「接筵」の4店。
その他にもお土産に「翠香園菓子部」のゴマ団子を持参していました。
藤竜也さんが横浜中華街を食べ歩いて選び抜いた5店。
一度、足を運んでみる価値がありそうですね。
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