もはや人気ドラマの常連といっていいほど頻繁に見かけるバイプレイヤーがいますが、金田明夫(かねだあきお)さんもそんな俳優の一人です。
主役を務めることはほとんどありませんが、ベテラン名脇役であることは誰もが認めるところでしょう。
同じく名脇役だった金田龍之介さんとの親子説は本当なのでしょうか。
また、金田明夫さんの子供も俳優なのか気になります。
娘や息子、孫についてみていきたいと思います。
金田明夫のプロフィール
本名:金田明夫
生年月日:1954年10月13日
身長:165cm
血液型:A
出身地:東京都
最終学歴:東京都立北野高等学校卒業
所属事務所:演劇集団円
金田明夫の子供は娘2人に息子1人で孫も
都立北野高校を卒業後、現代演劇協会の研究員を経て、22歳で演劇集団・円の劇団員になった金田明夫さん。
円は渡辺謙さんや岸田今日子さんら多くの役者を輩出してきた劇団で、2023年現在の代表は橋爪功さんです。
円ではレパートリーの『リチャード三世』『マクベス』ほか多くの舞台に主演。
80年代に入るとドラマや映画にも活躍の場を広げ、『お葬式』『そろばんずく』などの端役を経て、1993年の『月はどっちに出ている』で、道に迷ってばかりいるタクシー運転手を好演。
お茶の間に広く知られるようになったのは、1995年からレギュラー出演した『3年B組金八先生』でしょう。
ここでは金八先生に口うるさく注意する社会科の北先生を演じており、二人のやりとりは作中のお約束になりました。
演じる役柄のせいで嫌味な人間と思われがちと語る金田明夫さんですが、それは北先生のイメージによるところが大きいかもしれません。
日本の典型的な中間管理職を演じたら見事にはまる役者ですが、そうした役柄が増えたのも北先生が原点になっていると思います。
金田明夫さん⁉︎ イケメン、若い!#おしん #nhkbs #金田明夫 pic.twitter.com/bDI2OHLrwH
— まこ(解除されても油断しない) (@makomako12) May 22, 2019
10月13日は #金田明夫 さんの誕生日。おめでとうございます。
『#Fukushima50』では、内閣官房長官を演じます。#フクシマフィフティ pic.twitter.com/8lUfB1JxwN
— 映画『Fukushima 50』(フクシマフィフティ) (@Fukushima50JP) October 13, 2019
愛妻家で知られる金田明夫さん。
長い間俳優業だけでは生活できず、アルバイトをしていました。
プールの監視員のアルバイト先で出会ったのが、のちに妻となる女性です。
当時、彼女は大学生。
夢しか持っていない、低収入の自分とよく結婚してくれたものだと振り返っています。
子供は息子1人に娘が2人。
自身が鍵っ子だった経験から、母親には家にいて欲しかったという金田さんはアルバイトをかけもちして一家の大黒柱に。
なんと『3年B組金八先生』の放送開始以降もしばらくアルバイトを続けていたといいますから驚きです。
3人の子供たちは全員一般人とのことで、芸能人ではありませんでした。
過去に娘がトーク番組に出演したことがあり、その際にアメリカ人男性と結婚して子供がいることを明らかにしています。
金田明夫さんには少なくとも孫が1人いることになります。
金田明夫と金田龍之介に親子説が浮上
金田明夫さんとの親子説が噂されているのが2009年に他界した俳優の金田龍之介さんです。
どちらも本名であり、金田明夫さんは1954年生まれ、金田龍之介さんは1928年生まれの26歳差。
名バイプレイヤーという点も共通しています。
ですが二人は親子ではありません。
龍之介さんの三男がかつて俳優だったことから浮上した噂でしょう。
三男・金田拓三さんはブログのプロフィールによると1960年生まれで、25歳から50歳頃まで俳優業をしていたとのこと。
2023年現在は介護福祉士だそうです。
父親の龍之介さんはドラマ、映画、ミュージカル、スーパー歌舞伎と、あらゆるジャンルで存在感を示した名優。
ことに『子連れ狼』で演じた阿部頼母のキャラクターは時代劇史上最高の悪役として語り継がれています。
テレビドラマの『子連れ狼』は高橋英樹版や北大路欣也版もありますが、金田龍之介さんが登場したのは萬屋錦之介版。
ドリフみたい(^o^)#寺内貫太郎一家 #小林亜星 #加藤治子 #樹木希林 #悠木千帆 #谷啓 #浅田美代子 #金田龍之介 pic.twitter.com/Xt7oG40r5t
— 奥野太一郎 100%イエローブラッド ด้้้้้ด้้้้้ด้้้้้็็็็็้้้้้ (@oku_papa) August 14, 2019
子連れ狼の第3部に登場する公儀御毒味役・阿部頼母(金田龍之介)。#子連れ狼 #阿部頼母 #金田龍之介 pic.twitter.com/VyXJBFWS2f
— 高木圭介 (@keisuke6964) December 12, 2018
金田明夫は長年続く人気シリーズの常連
『3年B組金八先生』『科捜研の女』『警視庁・捜査一課長』など息の長いシリーズの顔でもある金田昭夫さん。
とりわけ単発の2時間ドラマとしてスタートした『警視庁・捜査一課長』が好評を受けてレギュラードラマ化された時の意気込みは並大抵ではありませんでした。
内藤剛志さん演じる大岩捜査一課長の右腕ともいうべき小山田管理官役の金田さん。
内藤さんとは20代の頃からの役者仲間で、演技論をたたかわせ、「お互いに食える俳優になろう」と誓い合った仲でした。
そんな友人の連ドラ初主演となる作品とあって、絶対に成功させたいと気合いが入ったそうです。
二人は今でも電話などで芝居の話になってしまうことがあり、気づくと3時間話し込んでいることも。
「バカみたいだよな、俺たち」と言いながらも、演じることが楽しくてしかたがないのでしょう。
舞台で培った表現力と硬軟合わせた芸域の広さから、声優としても高く評価されている金田明夫さん。
ドラマ同様、アニメ『スター・ウォーズ』シリーズのクローン・トルーパー役も長年担当しています。
ひとつの役に長く関わることは、役とともに自分を成長させていくおもしろさがあるのだそう。
これは俳優としては得難い経験といえそうです。
「あなたはまだブレイク前」と奥さんに励まされるという金田昭夫さん。
ゴルフも麻雀もまったく興味はなく、時間があれば芝居のことを考えるか、女房と過ごすかのどちらかと言いきるところがカッコいいです。
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