内田春菊と母親、養父の歪んだ関係&絶縁の理由。4児の母親で5人家族

女性視点の性事情をポップな絵柄でストレートに描き、女性漫画の新時代を切り拓いた内田春菊(うちだしゅんぎく)さん。

壮絶な過去を告白した小説『ファザーファッカー』は世間に衝撃を与えましたね。

今回は、同作品が誕生するきっかけとなった母親・養父ら家族との歪んだ関係性、絶縁した理由に迫ります。

2020年現在はシングルマザーの内田春菊さんですが、4人の子供たちも紹介します。

内田春菊が母親・養父との過去をもとに書いた小説とは

高校を退学し、さまざまな職業を経て1984年に四コマ漫画でデビューした内田春菊さん。

1959年8月7日生まれの長崎県長崎市出身、本名は内田滋子さんです。

代表作は1986年に連載がスタートした『南くんの恋人』。


その後も途切れることなく作品を発表し続け、人気漫画家の地位を確立しました。

しかし内田春菊さんはそこに甘んじることなく、1993年に自伝的小説『ファザーファッカー』を発表。

その内容は、中学の同級生との交際・妊娠をきっかけに始まった養父の性的虐待や、娘を守るどころか差し出す母親、そして家出といった衝撃的な過去でした。

ノンフィクションではなく、あくまでフィクションなのですが、少女時代から思春期を家族との歪んだ関係性のなかで過ごしてきたことの告白には違いありません。

『ファザーファッカー』は大いに世間を騒がせ、ベストセラーになるとともに映画化もされました。

さらに25年後の2018年には、同じテーマで『ダンシング・マザー』を刊行。

『ファザーファッカー』が養父に虐待される少女の視点で描かれていたのに対し、『ダンシング・マザー』は男をつなぎとめるために実の娘を差し出す母親の視点で描いたもの。

「創作の部分もある」と認めながらも、母親への最後の苦情として、自分の中の怒りと闘いながら執筆に取り組んだ作品とのことです。

内田春菊は27歳で母親と絶縁

一般人の母親と養父については情報はもちろん、ご本人たちのコメントもありません。

ですから、彼らの人となりや言動は著名人である内田春菊さんの作品や発言を通してしか、うかがい知ることができません。

母親と絶縁したことも諸作品やブログで明かしていますが、絶縁に至った経緯も内田さんから発信されたもの。

母親については、世間体や自己利益のために内田さんを利用することばかり考えていた人だったと評しています。

内田さんが求められていたのは成績優秀であることや高収入を得ること。

漫画家として成功したあとは、娘の収入に依存するようになったという母親。

内田さんは、もし自分が子供を持たずに死んだら、これまで稼いだお金が母の手に渡ってしまうと思っていたたまれず、母の仕打ちを世に知らしめなければ死んでも死にきれなかったと明かしています。

血を分けた肉親ならではの憎悪の深さでしょうか。

経済的に安定した27歳の時、母親を呼び寄せて同居することを考えた内田春菊さん。

それぞれが働き、協力しながら生活するヴィジョンを描いていましたが、母親の「あんたが稼いでるのに、なぜ私が働くの?」という態度に憤慨したといいます。

じつは子供時代、内田さんは漫画家になる夢を母親に妨害されたことがありました。

その件の謝罪を求めても母親は話をすり替えるばかりだったとのこと。

結果、母親が愛しているのは自分ではなく、自分が稼ぐお金なのだと気づき、絶縁に至ったということです。

内田春菊はシングルマザーで5人家族

大腸がんによる人工肛門を造設したあと、「恋愛やめた」宣言をした内田春菊さん。

とはいえ、かつては奔放な男性遍歴で有名でした。


生育環境や体験が恋愛や結婚に与えた影響は大きいと述べています。

これまで3度の結婚歴と離婚歴があり、子供は4人。

最初の離婚のあと、交際中の男性との間に長男を出産。

この男性とは結婚せず、マネージャーと二度目の結婚。

結婚中に別の男性との間に長女が誕生。

3人目の夫となった貴山侑哉さんとの間に生まれたのが次女と次男です。

2020年現在はシングルマザーということになります。

子供たちはとても個性的な名前で、長男から順に在波(あるは)さん、紅多(べえた)さん、紅甘(ぐあま)さん、出誕(でるた)さん。

すべてギリシャ文字のアルファベットになぞらえて命名していますね。

次女の紅甘さんは過去に芸能活動をしており、CMや2015年版『南くんの恋人』、映画『イソップの思うツボ』などに出演。

女優業を一時休止して文筆業に専念したいという理由から、2019年5月に所属事務所を退所しています。


最近では大腸がん闘病と人工肛門の日々を描いた『がんまんが』『すとまんが』が大きな反響を呼んだ内田春菊さん。

波乱万丈な人生ですが、普通なら秘めておきたい部分を赤裸々に描ききるところがこの方の真骨頂であり、支持される理由でもあるのでしょう。

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