内田春菊の娘・紅多は芸人で美大卒!息子や娘の仕事&子供たちの名前がすごい

幾度もドラマ化された人気漫画『南くんの恋人』や、世間を騒がせた自伝的小説『ファザーファッカー』などで知られる内田春菊(うちだしゅんぎく)さん。

漫画家、小説家の顔だけでなく、女優やシンガーとしても活動する才女ですね。

テレビ番組で紹介された子供たちがネット上で話題を呼んでいますが、今回は娘や息子について詳しくみていきたいと思います。

とくに、紅多さんに関しては芸人デビューを果たし、これからの飛躍が期待されます。

また、就職活動をしていた長男のその後も追いながら、内田春菊流の子育てについて迫ります。

内田春菊のプロフィール

本名:内田春菊

生年月日:1959年8月7日

出身地:長崎県長崎市

最終学歴:慶應義塾大学通信教育課程退学

所属事務所:ノックアウト

内田春菊の娘・紅多は芸人!

内田春菊さんの長女にあたる内田紅多(うちだべえた)さん。

彼女は、プロダクション人力舎所属のお笑い芸人さんです。

『人間横丁』というコンビを組んでいて、ネタ中には、相方・山田蒼士朗さんのメガネを直接いじるなど、仲睦まじい様子が窺えます。

ど付き合いではなく、基本和気藹々とした、ほのぼのした雰囲気の漫才ですね。


コンビの中には、プライベートでは不仲という方もいますが、お二人の場合は、プライベートでも食事をしたり交流しているよくですね。

2021年5月に同事務所所属となっただけあって、初めて見たという方もなかにはいるかもしれません。

けれども、2022年8月31日にTBS系『ラヴィット』出演後はツィッターのトレンド入りを果たすなどすでにネクストブレイクを予感させるご活躍です。

この日はアンタッチャブル・柴田英嗣さんの秘密兵器としてのご紹介で、どんどん売り込んでいく旨も告げられていましたね。

当然、事務所としてもその意向なのでしょう。

実はその1ヶ月前には、『宮下草薙』の宮下兼史鷹さんがテレビ朝日「#勝手にシンパイショー」にて、『キラキラネーム』の後輩として紹介していましたね。

いずれにしても、カップルのような漫才の空気感よろしく、先輩にも可愛がられるのが、内田紅多さんのもつ柔らかさなのでしょう。

内田春菊の娘・紅多は美大出身!

内田紅多さんは、東京造形大学デザイン学科メディアデザイン専攻のご出身です。

お母さんが漫画家さんだけに、娘さんも芸術的センスがあったようですね。

ただ、専攻からすると、漫画とはジャンルも異なるような、非常にナウな芸術という気がします。

どんなものをデザインされていたのかというと、例えばプロジェクションマッピングですね。

内田紅多さんは『東京国際プロジェクションマッピングアワード』にて、同大学のチーム『MYUTO』の一員として、優秀賞に輝いていました。

東洲斎写楽など、摩訶不思議な世界観ですね。

ちなみに、学芸員の資格も在学中に取得された模様です。


ただ、やはり美大出身といえばイラストも拝見したいところですね。

彼女のインスタグラムには、クスッと笑えて楽しいそれがアップされていました。

なるほど、ロリータファッションを描くだけではなく、その服装でやりそうなことを書いたわけですね。

それが、スイーツを食べるなどではなく、皿回しというのが、『なんかわかる』という不思議な共感を呼びます。

人間横丁のネタもそうですが、内田紅多さんワールドはほのぼのしたうえで、面白さもあり、それを表に出せるのは、さすが内田春菊さんの娘さんだと思わせるところです。

内田春菊の息子・娘の就職は?

内田さんの長男は京都の大学で漫画のプロデュースを学び終えて卒業。

就職活動に精をだしていることを内田春菊さんもブログでつづっていましたが、その後の詳細は不明。


母と同じ道に進んだともいわれていますが、漫画家としての具体的な情報は得られませんでした。

次女は子役から芸能活動をしていました。

ミサワホームのCMや2015年版『南くんの恋人』、映画『イソップの思うツボ』などに出演しています。

ところが2019年5月に10年間所属したノックアウトを退所。

今後は女優業を一時休止して文筆業に携わっていくとのことです。

内田春菊の子供たちのキラキラネームがすごい!

その壮絶な半生がメディアでもたびたび取り上げられる内田春菊さん。

3度の結婚歴があり、4児の母です。

最後の夫である俳優の貴山侑哉さんとは2005年に戸籍上の婚姻関係を解消したあとも同居生活をしていました。

どうやら戸籍制度に対する違和感が原因だったようです。

長男は未婚で出産しており、長女は不倫の子。

3人目の夫である貴山侑哉さんとの間にもうけたのが次女と次男です。


貴山侑哉さんとの事実婚解消後は17歳年下の恋人がいたことを明かしていますが、これも破局。

以後は、シングルマザーということになります。

子供たちには法則性のある名前をつけており、これが非常に話題を呼んでいますね。

1992年11月20生まれの長男は在波(あるは)さん、1997年3月15日生まれの長女は紅多(べえた)さん。

そして1999年12月29日生まれの次女は紅甘(ぐあま)さん、2001年生まれと思われる末っ子は出誕(でるた)さん。

すべてギリシャ文字のアルファベットに当て字をしたとのことですが、振り仮名がないと読めません。

なぜこのような名前をつけたかというと、まず長男が誕生した際、未知の可能性を持ってほしいという願いから「プラスアルファ」にヒントを得たのだそう。

長女の時は「アルファの次はベータでしょ」。

この流れでいくと3人目は「ガンマ」になるのですが、女の子だったために音の強さを少し和らげて「ぐあま」に。

4人目の男児は「デルタ」とつけないわけにはいかなったそうです。

当の子供たちはというと、「インパクトがあるからすぐ覚えてもらえる」「名前に誇りをもっている」など親孝行のコメント。

いい子供たちです。

内田春菊の子育て3原則

虐待された経験を持つ女性たちは、「わが子にも同じようなことをしてしまうのではないか」と心配するという話をよく聞きます。

内田春菊さんが母親として自身の過去とどう向き合い、負の連鎖を断ち切ったのかは興味深いところです。

親を憎んだままの状態で子供を産むことは考えられなかったという内田春菊さん。


子育てでは強く意識したことが三つありました。

ひとつは「男の子」「女の子」「お兄ちゃん」「お姉ちゃん」という言葉の圧力の排除。

自身が「お姉ちゃんなんだから」という理由だけで妹にすべて譲ってきた経験があるだけに、自分の子供たちが何かの取り合いをした際は「人生経験の少ないほうに譲ってあげて」という言い方をしたそうです。

二つめは、自分と子供を支配しようとする男性とは交際しないこと。

例えば子育てのために仕事量をセーブすると意見してきたり、子供たちに対してマウンティングをしたりする男性は教育上よくないと判断して別れたといいます。

三つめは、子供に謝る姿勢を忘れないこと。

子供時代、内田さんは漫画家になる夢を母親に邪魔されたことがありました。

漫画家として成功したあと、一転して経済面で頼ってきた母親に、夢を妨害したことへの謝罪を求めたという内田春菊さん。

けれども母親は頑として謝らなかったといいます。

これが母親と絶縁する決定打になりました。

養父による性的虐待、家出、3度の離婚、がん闘病と、さまざまな試練を乗り越えてきた内田春菊さん。

遺言状のつもりで書いた『ファザーファッカー』からはや27年がたちますが、主人公が経験した地獄の現実に衝撃を受けた人は少なくないのではないでしょうか。


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