田宮二郎と山本陽子、白い影の共演で不倫関係?白い巨塔の演技力が絶賛

知的なルックス、個性の強い役柄、そして突然の猟銃自殺が今も鮮烈な印象を残す田宮二郎(たみやじろう)さん。

世の女性を魅了した二枚目スターについて回った女性関係の醜聞とはどんなものだったのでしょう。

今回は愛人と噂された山本陽子さんに注目し、共演ドラマの『白い影』や運命の作品となった『白い巨塔』、田宮二郎さんの演技力について迫ります。

田宮二郎と山本陽子の関係は公然の秘密だった?

2020年夏、人気俳優の三浦春馬さんが自ら命を絶ったニュースに衝撃が走りました。

もう42年前の出来事になりますが、田宮二郎さんのことを思い出した人もいたのではないでしょうか。


田宮さんが最後に演じたのは『白い巨塔』の主人公・財前五郎。

役づくりにのめり込み、迫真の演技で野心家の外科医を演じきったあと、最終回のOAを待たずに自ら43年の人生に幕を下ろしました。

1961年に映画『女の勲章』に出演してからは山崎豊子さんの小説に深く傾倒していたという田宮二郎さん。

『華麗なる一族』の映画化にあたっては、主人公の万俵鉄平役を切望し、原作者である山崎豊子さんに直談判。

しかし熱意もむなしく別の配役になりました。

親交があった芸能評論家・鬼澤慶一さんによると、田宮二郎さんは涙をこぼしながら、鉄平は御曹司で猟銃が大好きで、最後に猟銃を胸に当てて引き金を引いて命を絶つんだ、あれは俺の役だと悔しさをあらわにしたそうです。

ドラマ『白い巨塔』のプロデューサー・小林俊一さんから自殺の一報を受けた山崎豊子さんは、「猟銃でしょう」と即答したといいます。

列島に衝撃のニュースが駆けめぐったのは1978年12月28日でした。

当時、愛人の噂があった山本陽子さんもマスコミの攻勢にさらされます。

山本陽子さんは昭和を代表する演技派の美人女優。


共演をきっかけに深い関係になったといわれていますが、田宮二郎さんには妻子がいました。

不倫疑惑が浮上したのは田宮さん名義の高級マンションに山本さんが住んでいたため。

居住者は山本さんの家族という田宮さんの弁解は説得力に欠けるもので、二人の関係は公然の秘密になっていたようです。

自殺の遠因に不倫交際もあったのではないかという質問が山本さんに向けられましたが、ご本人は不倫関係を否定。

田宮二郎さんの自殺の真相は今も闇の中です。

運命の作品『白い巨塔』との出会い

『白い巨塔』クランクアップ後は気が抜けたようになり、今後どんな役を演じたらいいのかわからないと漏らしていた田宮二郎さん。

元女優で妻の幸子さんは、このドラマに出演していなければ、自殺という形で逝くことはなかっただろうと振り返ります。

田宮二郎さんの『白い巨塔』というと1978年版のドラマが有名ですが、その12年前に映画にも出演しています。

映画版はキネマ旬報1位ほか国内外で多くの賞に輝いたモノクロの名作。

しかし当時、本編・続編からなる原作は完結しておらず、映画では財前五郎の死までは描かれませんでした。

1977年、フジテレビから企画を求められた田宮二郎さんは、完全版『白い巨塔』のドラマ化を熱望。

12年前と違い、財前五郎との年齢差もわずか1歳になっていました。

これ以上のタイミングは考えられず、山崎豊子さんの快諾も得て、このドラマに全身全霊で打ち込むことになります。

しかし、2話の放送を残した12月28日に田宮二郎さんは帰らぬ人に。

作中の「財前五郎の死」とシンクロする演者の死は、年末の日本列島を揺るがせました。

自殺の報道渦中の放送となった残りの2話は皮肉にも注目を集め、最終回は31.4%の高視聴率を記録。

結果として多くの人々の記憶に残るドラマになりました。

田宮二郎と山本陽子は『白い影』ほか白いシリーズで共演

山本陽子さんと共演したのはTBSの『白い影』『白い滑走路』といった白いシリーズであり、『白い巨塔』では共演していません。

ちなみに、田宮二郎さんが万俵鉄平役を射止められなかった映画版『華麗なる一族』にも山本陽子さんは鉄平の妻役で出演していました。


1973年版『白い影』は田宮さん主演の白いシリーズの第1弾。

優秀な外科医・直江庸介と、山本さん扮する看護師・志村倫子が惹かれあっていくストーリーです。

田宮二郎さんは映画『白い巨塔』につぐ二度目の外科医役。

ニヒルで魅力的な外科医を演じています。

2001年版の中居正広さんと見比べてみるのもおもしろいですね。

続く第2弾『白い滑走路』では航空機の操縦士役に挑みました。

大規模な海外ロケが行われたドラマで、同作を見て航空会社のパイロットを志望した人も多いそう。

このドラマでは、二人は結ばれて結婚する役どころを演じていました。

田宮二郎がみせた鬼気迫る演技力

ドラマ『白い巨塔』は、躁うつ病と闘いながらの撮影になりました。

現場を離れても、まるで財前五郎が憑依したかのようになっていたという田宮二郎さん。

メスを持つ手にリアリティをもたせるために何度もカエルを解剖したり、がん患者となった五郎を演じるために3日間も絶食したりしていたそうです。

「演技にかける気迫がすごかった」とプロデューサーの小林俊一さんは語ります。

もともと冷徹な悪役から甘い二枚目まで器用にこなす演技力の持ち主でした。

悪名シリーズでコンビを組んだ勝新太郎さんは、クライマックスの財前五郎の最期を見て、「あの田宮はおそろしい、あの演技はすごいよ」と言ったそうです。

また美輪明宏さんは、「失礼な言い方だし、語弊があるかもしれないけれど」と前置きしたうえで、「ほかの財前五郎とは比べ物にならない」と絶賛しました。


映画界からの追放と復帰、躁うつ病と、山あり谷ありの役者人生を歩んだ田宮二郎さん。

振り返ってみると、タオルを投げ入れなければいけない場面は何度もあったのに、最終ラウンドまでリングに立ち続けてしまったように思えます。

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