三木 肇(みき はじめ)さんを以前から知っている方はかなりの野球通と言えるでしょう。
現役時代は地味で知名度もありませんでしたが、指導者として才能が開花したようです。
今回は三木肇さん経歴や有能と言われる理由、結婚など私生活なども見て行きましょう。
三木肇のプロフィール
本名:三木 肇(みき はじめ)
身長:180cm
出身地:大阪府大阪市
生年月日:1977年4月25日
投球・打席:右投両打
ポジション:セカンド、ショート
所属球団(選手歴):ヤクルトスワローズ(1996-2007)、日本ハムファイターズ(2008)
所属球団(監督歴):日本ハムファイターズ(2009-2013)、ヤクルトスワローズ(2014-2018)、東北楽天ゴールデンイーグルス(2019-)
三木肇の経歴
まずは三木肇さんの現役時代などの経歴を見て行くことにします。
1977年4月25日に大阪府大阪市(住之江区)で生まれ、高校野球の名門「上宮高校」時代には高校通算23本塁打を記録するなど長距離砲として注目を集めました。
1995年のドラフトでヤクルトから1位指名(福留孝介さんを狙った外れ1位)されて入団をします。
ヤクルトでは2001年に79試合出場してプロ初となるホームランを記録するなどブレイクの兆しを見せましたが、若手の台頭などもあって2008年に日本ハムへトレードされました。
日本ハムでは移籍した2008年6月8日には3打数2安打2打点(二塁打を含む)と活躍してプロ13年目で初の”お立ち台”へ上がりましたが、同年10月23日に現役を引退しています。
#showup1242 日ハム時代の三木肇選手。
2008年6月8日、横浜対日本ハム戦、横浜スタジアムにて撮影。 pic.twitter.com/ymg819b4lz— mmk3982(トリプルネガティブ乳癌) (@mmk3982) March 27, 2020
一軍での通算成績は実働12年で「359試合 / 303打数 / 59安打 / 2本塁打 / 打率.195」でした。
2009年からは日本ハムの二軍内野守備走塁コーチに就任、2012年には一軍内野守備コーチに昇格しますが、2013年オフに退団してヤクルトの二軍内野守備走塁コーチに就任しています。
ヤクルトでは一軍作戦コーチやヘッドコーチなど要職を歴任しており、様々なポジションで得た経験が次のステージ(楽天監督)での飛躍に繋がったのは間違いないでしょうね。
三木肇が有能と言われる理由とは
次はファンや関係者から「有能」と評価されている理由を見て行きましょう。
何と言っても実績を残しているのが最大のポイントなのは間違いなく、補佐役として2013年の日本ハム、2015年のヤクルトのリーグ優勝に大きく貢献しています。
また、2019年には楽天イーグルスの二軍で初の監督職に就き、イースタンリーグで前年5位だったチームをいきなり優勝(初)させるなど指揮官としての才能も注目されました。
#楽天イーグルス が8-2でDeNAを下しめイースタン・リーグ初優勝を果たした。マジック2で迎えた試合で、2位ロッテが敗れたため決定した。就任1年目の三木肇監督(42)が胴上げされ、笑顔で宙を舞った #RakutenEagles #楽天 #rakuten pic.twitter.com/j465NotnA1
— 日刊スポーツ新聞社東北取材班 (@nikkan_tohoku) September 26, 2019
また、2020年には楽天イーグルスの監督に就任し、現在(9月末)は3位で優勝争いをしています。
一方で選手の育成においても「有能」であると評価されており、三木肇さんが育てた選手の中にはトリプルスリーでブレイクした山田哲人選手や日本ハムの中田翔選手がいました。
北海道日本ハムファイターズの陽岱鋼・中田翔・大谷翔平・中島卓也・西川遥輝・石川慎吾選手に囲まれる、東京ヤクルトスワローズの三木肇ヘッドコーチ #20160319札ド pic.twitter.com/3d36v7KkHf
— しょるこ(大臣) (@shorrko) March 22, 2016
中田翔選手に対しては技術だけでなく精神的なサポートをすることで野球に集中させ、山田哲人選手に対しては盗塁などの技術を叩き込むなど対話をしながら指導法を決めています。
ちなみに、ふたりとも今活躍できているのを「三木さんのおかげ」と感謝しているそうです。
いかに優れた才能を持っていたとしても開花できない例はたくさんありますが、中田選手や山田選手は三木肇さんという良き指導者と巡り合えたのは幸運と言えるでしょう。
三木肇の性格や結婚について
ここではあまり知られていない三木肇さんの結婚や性格について見て行きます。
結婚について触れたり記述されることはほぼありませんが、2003年(26歳)のシーズンオフに入籍していたことが石川雅規選手の結婚報道によって発覚していました。
さすがに三木肇さん単体で取り上げるスポーツ紙はなく石川選手の結婚報道の一部として紹介されていましたが、嫁さんの名前や情報などは特に触れられていなかったそうです。
ですので、前に結婚したのは間違いないですが、現在(2023)も婚姻が続いているかは断言できません。
さて、次は三木肇さんの性格について迫って行きましょう。
三木肇さんの性格は勉強熱心で理論家、それでいて粘り強さや忍耐力もあるそうです。
ここでの粘り強さや忍耐力は自分自身が辛さに耐えるというよりも、指導した選手たちが失敗したとしても教育の一環としてとらえ、リスクを負いながら起用を続ける精神力でした。
練習や座学だけで会得できるほどスポーツは簡単ではなく、少々は失敗したとしても実戦を通じて選手たちを成長させる三木肇さんの指導法が結果を残していると言えます。
また、選手に寄り添って一緒に解決策を探すといった優しさや丁寧も持っており、ちょっとコワモテの雰囲気とは違うギャップもファンや選手から慕われる理由かもしれません。
それらの点から見ても、三木肇さんは指導者に最適の性格を持っていると言えるでしょう。
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