上野千鶴子と家族、介護について。浪人は無駄?富山出身&東大退職と経歴まとめ

日本を代表する社会学者でありながら、『セクシィ・ギャルの大研究』『スカートの下の劇場』といった挑発的なヒット作を連発し、固定ファンも多い上野千鶴子(うえのちづこ)さん。

結婚による家族をつくらなかった上野さんですが、ご自分が要介護になった際の準備はしているのでしょうか。

あわせて浪人についての発言や郷里富山のこと、東京大学退職、経歴をまとめます。

家族をつくらなかった上野千鶴子が要介護になったら?

上野千鶴子さんは1948年7月12日に富山県中新川郡で誕生し、2020年に72歳を迎えました。

女性学やジェンダー研究の第一人者として知られますが、高齢者の介護やケアの研究テーマにも意欲的に取り組んでおり、75万部のベストセラー『おひとりさまの老後』は社会現象に。


同著を執筆したきっかけは、シングルである自分の老後の展望でした。

「おひとりさま」ではない読者がたくさん読んでくれたのはうれしい誤算だったと述べています。

家庭を持つ主婦に「私もおひとりさま予備軍ですから」と言われたことも明かしていますが、実際に60歳を過ぎた頃から離婚や死別で「おひとりさま」に戻る「シングル・アゲイン」の女性が増えているのも事実。

老後を子供に頼ろうにも少子化のせいで負担が重くなり、もはや子供は老後の保険にはならないのが現状です。

結婚の選択をせず、独自の生き方を貫いてきた上野千鶴子さんは自身の老いや死とどのように向き合う予定なのでしょう。

インタビュー記事によると、要介護になった場合の対策はすでに進めているようで、自宅から近距離にある訪問介護、訪問医療、訪問看護のサービスを確保しているとのこと。

訪問介護については地元の訪問介護事業者と「おひとりさまプラン」という商品を開発し、ご本人もそのプランを契約したのだそう。

こちらはすでに利用しており、自宅を長期不在にする時の郵便物の整理などを頼んでいると話していました。

「子供に頼る」という選択肢が自分にないことは、父の遠距離介護を経験して痛感したといいます。

開業医の父と専業主婦の母、兄と弟がいるクリスチャンファミリーで育った上野千鶴子さん。

43歳の時に母が他界したため、父は10年間一人暮らしだったそうです。

上野千鶴子は浪人生活に否定的

2019年春、東京大学入学式での辛口のエールが話題を呼んだ上野千鶴子さん。

受験シーズンのたびに新たに誕生する浪人について「やらなくてもよい経験」と発言しています。

若く活力あふれる時期を受験のためだけに送るのはポジティブな経験ではないと説明していますが、これも意見が分かれるところでしょう。

今年は不合格だったものの、この大学でこれをやりたいという確固たる意志のある浪人生もいるでしょうし、浪人して学ぶこともあるかもしれません。

結局のところ、浪人生活がポジティブな経験になるかどうかは本人しだいなのではないかと思います。

上野千鶴子が生まれ育った富山

上野千鶴子さんは中学卒業後に金沢に転居するまで富山で暮らしました。

お転婆娘でしたが、兄や弟が厳しくしつけられる一方で、父は娘を溺愛。

女性は結婚して他家に嫁ぐことが当たり前の生き方だった時代ですから、かわいいお嫁さんになることを望まれていたそうです。


入学した富山大学教育学部附属中学校は自ら選んだ学校ではなく、親に言われるままに受験した学校。

自主性を重んじる校風で、クラブ活動や生徒会活動に熱中し、楽しい中学時代だったようです。

結果的に両親の選択は正しかったといえますね。

当時の友人たちとは今もつきあいが続いており、富山ではたびたび公演も開いています。

東京大学退職ほか経歴まとめ

中学校卒業後は石川県立金沢二水高校、京都大学文学部哲学科を経て、1977年に京都大学大学院文学研究科社会学専攻博士課程を単位取得退学。

同年4月に同大学院文学研究科社会学専攻研修員になります。

その後は平安女学院短期大学助教授、京都精華大学助教授、国際日本文化研究センター客員助教授、ボン大学客員教授、コロンビア大学客員教授、メキシコ大学院大学客員教授などを歴任。

1993年より東京大学文学部助教授に着任し、1995年から2011年3月まで東京大学大学院人文社会系研究科教授を務めました。

1994年に『近代家族の成立と終焉』でサントリー学芸賞、2012年に朝日賞を受賞しています。

定年まで2年を残し、18年勤務した東京大学を退職した上野千鶴子さん。

2011年7月9日に行われた退職記念特別講演は、同名の著書から「生き延びるための思想」と題されていました。


フェミニズムは何のためのものなのかの再考を促すこの講演は、インタビューのプレミアム付きで講談社からDVDが発売されています。

東京大学退職の翌月にはWAN(Women’s Action Network)理事長に就任し、上野研究室も大学からウェブ上へお引っ越ししました。

このさき他の女性学研究者たちがWANサイトに研究室を開いて、WAN女性大学が誕生することを期待しているそうです。

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