『ゲノムを読む』などの著作が高く評価されている、生命誌研究者の中村桂子(なかむら けいこ)さん。
JT生命誌研究館の館長として、自然の一部に過ぎない人間の、テクノロジー社会での生き方を提言してきました。
中村さんの名前をネットで検索すると、病気という関連キーワードが出てきますが、お体が悪いのでしょうか?
今回は中村さんについて、病気なのかどうかに加え、夫と結婚、子供がいるかの情報を見ていきましょう。
さらに自宅公開の詳細も併せてお届けします。
中村桂子のプロフィール
本名:中村桂子
生年月日:1936年1月1日
身長:不明
出身地:東京都
最終学歴:東京大学大学院生物化学
中村桂子は病気?
まずは中村さんと関連キーワード病気について、情報を見ていきます。
調べたところ、自身が大きな病気を患ったわけではないようです。
新型コロナウイルス流行後、積極的に病気に対する向き合い方の提言をしている中村さん。
ウイルスに対する見解を多く述べたことで、病気という関連キーワードが生じたのではないでしょうか。
中村さんはウイルスを撲滅するために戦うのではなく、免疫力をつけることが大切だと述べています。
便利な抗菌グッズに頼ってばかりだと、免疫力が育たないと主張。
誰もが手洗いをきちんと行い、生命の大切さに思いをはせられれば、未知の脅威に対する免疫がつくはず。
手洗いという昔ながらのやり方で、お互いに感染させないようにするという基本的な行為が重要なのだそうです。
周囲への思いやりも育むことができれば、コロナも社会にとってプラスに働くのではないかと考えているのでしょう。
専門家の病気に対する見解はシンプルでいながら、重く心に響いてきますね。
中村桂子の夫と結婚。子供は翻訳家
次に中村さんの夫、結婚の情報と、子供がいるのかどうか見ていきましょう。
中村さんは博士課程終了後、1964年から国立予防衛生研究所研究員として勤務。
同年に、八木製鉄基礎研究所に勤務していた男性と結婚しています。
夫は大学時代の同級生ということで、中村さんと同じ東京大学卒のインテリであるとわかりました。
子供については30歳で長男、32歳で長女を出産。
長女はスウェーデン語講師で翻訳家の中村友子さんです。
ストックホルム大学文学部を卒業しており、スウェーデン語の一流専門家といえますね。
母と共著で『DNAとの対話』を出版するなど、理系分野にも造詣が深そうです。
長男は一般の方のようで情報はありません。
ただ中村さんには孫がいることがわかっており、夫、2人の子供も含め、仲の良い家族という印象があります。
孫についてもかなりのインテリに育つ可能性は高いでしょう。
中村桂子の自宅公開について
中村さんの自宅公開の詳細についても見ていきましょう。
世田谷区の崖上に立つ中古物件に住み始めたのは、およそ30年前。
NHK教育の「こだわり人物伝」第2回(語り手:生命誌研究者の中村桂子さん)を、録画で見た。中村さんが科学者の立場から、賢治の物語の魅力を心を込めて語る姿に感動した。収録の行われた中村さんの自宅の大きな窓から、強い風にざわざわと揺れる木々がずっと見えていたのも物語のようだった。
— hamagaki seiji (@ihatov_cc) January 16, 2011
約600平方メートルの庭には、山桜やバラなど数多くの草花が植えられています。
トンボや蝶といった虫も飛び交う中、庭仕事に励み、夫が汲んでくれた崖下の水を一家で飲むそうです。
都会に住みながら自然を満喫できる環境で、悠々と過ごしていることがわかりました。
2003年頃からは、月に1回の無料公開日を設け、地域の人に自然を楽しんでもらっているそうです。
庭仕事のボランティアの人と軽食を食べるのも楽しみだという中村さん。
落ち葉で焼き芋を作り、日本ミツバチの蜜をもらうという自然の営みにより、生活が充実しているそうです。
自然とも人とも交流が薄くなっている現代において、中村さんの自宅公開は貴重な場といえますね。
中村さんが大らかな人柄でいられるのは、自然の恩恵によるところが大きいのでしょう。
生命の営みを研究するだけでなく、自宅の庭で自然と共存する生き方は、生命誌学者の理想といえるでしょう。
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