オノヨーコ、配偶者・ジョンレノンとは再婚。アンソニーコックスや一柳慧は元夫

前衛芸術家で、反戦活動家としても知られるオノヨーコさん。

元ビートルズのジョンレノンの妻として、世界的に最も名前を知られている日本人女性でもあります。

今回はヨーコさんについて、配偶者の情報をご紹介します。

ジョンレノンは再婚相手だったという情報、配偶者として名前が挙がるアンソニーコックス、一柳慧さんの詳細を見ていきましょう。

オノヨーコのプロフィール

本名:ヨーコ・オノ・レノン

出生名:小野洋子

生年月日:1933年2月18日

身長:157 cm

出身地:東京都

最終学歴:学習院大学文学部哲学科中退、サラ・ローレンス大学中退

オノヨーコの配偶者・ジョンレノンは再婚相手

まずはヨーコさんの配偶者として有名なジョンレノンは、再婚相手なのか見ていきます。

音楽、芸術、反戦活動で世界的に名を馳せた伝説の夫婦ともいえる、ジョンレノンとヨーコさん。

しかし2人共に初婚ではなく再婚でした。


ジョンレノンはヨーコさんと出会う前に、シンシアレノンと結婚し、息子のジュリアンをもうけています。

1966年11月9日、ロンドンで開催されていたヨーコさんの個展『未完成の絵画とオブジェ』に面白半分で訪れたレノン。

彼が惹かれたのは『天井の絵』という、白い脚立を昇り、吊り下げられた虫眼鏡で天井の細かい文字を見る作品でした。

虫眼鏡で天井をのぞいたレノンは、”YES”という自己肯定感を高めてくれる言葉を発見し、感動します。

ヨーコさんはビートルズに興味がありませんでしたが、この出会いをきっかけにレノンと交際を始め、3年後に結婚しました。

ただの再婚ではなく略奪愛

2人の再婚については、「これは略奪婚」というネガティブな印象を持つ人も少なくないようです。

前述のとおり、ジョンレノンは前妻と別れてヨーコさんと再婚しています。

ただし、ヨーコさんと交際が始まったときは、まだ別れていませんでした。

しかも、シンシアが旅行へ出かけたタイミングで、強引にヨーコさんとの同棲を始めています。

このエピソードには嫌悪感を抱く人も多いようです。

当時のジョンレノンには子供もいたわけですから、憤りを感じるのはよくわかります。


この同棲のあとで離婚が成立し、ヨーコさんと再婚しているわけですから、確かに立派な略奪婚です。

前妻のシンシアにとっては、到底ゆるせない裏切り行為だったのではないでしょうか。

「恋は盲目」といいますが、こうした失敗例から学び、なんとか理性を保ちたいものですね。

再婚がグループにもたらした影響

再婚後のジョンレノンが、ヨーコさんをよくスタジオに連れて行きました。

そこからグループの関係が崩れたため、2人の再婚がビートルズに与えた影響は大きいのだとか。

ジョンレノン再婚後のビートルズの様子は、2021年のドキュメンタリー映画『ザ・ビートルズ: Get Back』でも見ることができます。

映画を鑑賞した人からは、「聞いていたとおり邪魔に見える」といった感想が出ていました。

感じ方は人それぞれ違うようで、「そんなに邪魔かな」といった疑問の声もありますね。

ただ、2023年には、メンバーのポールマッカートニーがはっきり「邪魔」と発言。


このときも、いろいろな意見が飛び交うことになりました。

ジョンレノンにとってヨーコさんは大切な存在だったと思われますが、メンバーの心情を考える人の気持ちもわかります。

同じバンド経験者なら、メンバーの誰かが彼女連れで仕事に来ることを想像し、嫌な気持ちになることもあるでしょう。

これは音楽に限ったことでもなさそうです。

職場の同僚が恋人や奥さんを連れてきて仕事場に座らせていたら、怒り出す人もいるのではないでしょうか。

ファンからすると、これはかなり複雑なエピソードなのでしょうね。

アンソニーコックスと夫婦だった過去

ではレノン以外の配偶者として名前が挙がる、アンソニーコックスとはどんな人物なのでしょうか。

1936年(または37年)生まれのアンソニーコックスは、ジャズミュージシャンで映像作家という肩書があります。

ヨーコさんは62年から64年の間、日本で活動していましたが、自身の前衛芸術は理解されず精神を病んでいました。

そんな中でコックスと出会い、62年の6月に結婚。


63年8月には、娘のキョーコ・チャン・コックスさんが誕生し、翌年にはニューヨークで芸術活動を行います。

ニューヨークでは彼女の芸術は理解され、家庭も持ち充実した生活を送っていたのでしょう。

しかし66年、ロンドンの個展でレノンと出会い、69年にコックスと離婚。

ヨーコさんは娘の親権を得ようとしたものの、娘の方から拒絶され、長年交流が途絶えました。

自身の不貞によって別れた娘に、後ろめたさを感じていたヨーコさん。

レノンの代表曲「Happy Xmas (War Is Over)」で、コーラス参加した際、冒頭で「ハッピークリスマス、キョーコ」という囁きを入れました。

レノンも同じく、先妻との息子に向けて「ハッピークリスマス、ジュリアン」と囁いています。

背負った苦しみによって罪を償ったことになるかはわかりません。

しかしキョーコさんは、自身の子供に祖母がいないのは不憫と考え、母と再び交流を開始。

2020年には母の誕生会に出席するなど、親子のきずなを取り戻したようですね。

一柳慧とも結婚歴あり

ではヨーコさんの配偶者として名前が挙がる、一柳慧さんとは何者でしょうか。

一柳さんはヨーコさんと同い年で、神戸出身のピアニスト・作曲家です。

チェリストの一柳信二の息子として、若くして音楽の才能を開花させました。

青山学院高等部に在学中、毎日音楽コンクールで3年連続入賞を果たし、名門ジュリアード音楽院に進学。

1956年にヨーコさんと結婚しています。


つまりヨーコさんには3度の結婚歴があり、最初の結婚相手が一柳さんということになりますね。

一柳さんとの離婚が62年に成立するまで時間がかかったので、2度目の結婚には手間取ったようです。

ヨーコさんにとって最初の結婚生活は貧しいものでした。

才能ある前衛音楽家だった一柳さんですが、バーでピアノを弾いて日銭を稼ぐ日々。

ヨーコさんも日本文化を教える仕事やウェイトレスを経験し、家計を支えました。

しかし従順な夫に、徐々に欲求不満をぶつけるようになっていき、関係は悪化。

芸術家同士の場合、創作と家庭生活を築く行為は両立できないと悟ります。

夫は日本で再起を図るため、単身ニューヨークを去りました。

恋多き女の印象があるヨーコさんですが、最初の破局は芸術家同士のぶつかり合いに苦しんだ結果だったのでしょう。

最愛のレノンも殺害され、結婚は不幸続きだったといえるかもしれません。

しかし息子のショーンレノンや、コックスとの娘キョーコさん、孫にも囲まれ、結果的に幸福を手にしたことは間違いないでしょう。


今回はオノヨーコさんと配偶者情報を見てきました。

前衛芸術家の知られざるドラマチックな結婚遍歴は、今後も注目され続けるでしょう。

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