『ダンシング・ヒーロー』などのヒット曲で知られる歌手の荻野目洋子(おぎのめ ようこ)さん。
80年代を代表するアイドルの中でも、歌がうまいという評判は本当でしょうか?
今回は荻野目さんについて、歌唱力を分析しつつ、登美丘高校ダンス部と再ブレイクの関連、紅白出場の詳細もご紹介します。
荻野目洋子のプロフィール
本名:辻野洋子
生年月日:1968年12月10日
身長:160 cm
出身地:千葉県
最終学歴:堀越高等学校
所属事務所:ライジングプロダクション
荻野目洋子は歌うまい?歌唱力を分析
まず荻野目さんは歌がうまいのか、歌唱力を分析して考察します。
荻野目さんの代表曲といえば、1985年発表の『ダンシング・ヒーロー』ですね。
「ちびっこ歌まねベストテン」で注目を浴び、子供の頃から歌唱力が評価されていた荻野目さん。
しかしアイドル全盛時代において、おニャン子クラブなど圧倒的なライバルの陰に隠れがちでした。
そんな状況を脱し、他のアイドルとは一線を画すのに不可欠だったのが、『ダンシング・ヒーロー』。
アンジーゴールドの“Eat You Up”というハードな原曲が、アイドルの曲としても違和感のないよう見事にアレンジされています。
決して並のアイドルには歌いきれないハードな曲を歌い上げ、歌唱力の高さを証明することで人気を獲得しました。
いわゆるダンスミュージック風の曲に定評のある荻野目さんですが、マイナー調の曲も余裕でこなしています。
『六本木純情派』のような、クールで大人っぽい曲でもヒットを飛ばし、ふり幅の広さを見せつけました。
アイドル歌手という枠にとどまらず、普遍的に受け入れられる歌手としての力量があったことは確かです。
伸びやかで透き通るような声でありながら、力強さも含んだ活発なイメージの歌手は他に見当たらないでしょう。
高い歌唱力は、かわいい路線のアイドルと対抗するのに不可欠な、荻野目さん最大の武器だったのでしょう。
荻野目洋子、登美丘高校ダンス部と再ブレイク
次に登美丘高校ダンス部と、荻野目さんの再ブレイクについて見ていきます。
ダンスの強豪校である大阪府立登美丘高等学校。
同校ダンス部は2017年の全国大会で『ダンシング・ヒーロー』を使い、バブルをテーマにしたキレのある踊りを見せました。
準優勝を果たしただけでなく、ダンス動画が注目され、同年のYou Tube動画国内トレンド1位となりました。
いわゆる「バブリーダンス動画」として注目されたダンス部の映像は、1億回近く再生されています。
登美丘高校のダンスは、荻野目さんの再ブレイクにも貢献しました。
翌年にはライブ「YOKO OGINOME LIVE 2018 RETURN THE HERO!!」が東京竹芝で行われます。
再ブレイクについて自身は、「楽曲によって異なる世代の人々が集まってくれて嬉しい」と喜びを語りました。
3人の娘からも「すごいね」と言葉をかけてもらえた荻野目さん。
再ブレイクによって、世間だけでなく周囲の人からも、高い歌唱力を改めて認められたことになりますね。
荻野目洋子の紅白出場について
最後に荻野目さんの紅白出場について見ていきます。
1986年から92年までの間に、合計5回の紅白出場経験がある荻野目さん。
2017年に登美丘高校のバブリーダンスで再ブレイクして以来、6度目の出場が噂されていました。
同年10月31日に、NHKの『うたコン』で登美丘高校ダンス部と共演したことで、紅白でも再共演すると考えたファンも多いはず。
しかし荻野目さんが紅白に出場することはなく、それどころかダンス部は、郷ひろみさんのバックダンスを務めていました。
憶測は様々ありますが、可能性が高いのは、安室奈美恵さんの引退と時期が重なったことが原因という説です。
安室さんにとって最後の紅白になる回ですから、彼女をメインに据えるのがNHKの方針でした。
しかし荻野目さんとダンス部の共演が実現すれば、話題性とインパクトが安室さんを上回ってしまいかねなかったのです。
さらに2人は元々同じライジングプロダクションに所属していました。
事務所と安室さんは不仲の状態で決裂しており、事務所先輩の荻野目さんが評価されれば、安室サイドの反感を買うのは必至。
最悪の事態を避けるために、NHKが配慮してキャスティングした結果だったようです。
複雑な事情が絡み合い、実現しなかった荻野目さんの紅白再出場。
しかし今後もバブリーダンスが注目され続ければ、再々ブレイクによってダンス部との紅白共演が叶うかもしれませんね。
いつまでも若々しい歌手として、今後も圧倒的な歌唱力でファンを惹きつけ続けることでしょう。
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