小野正利の音域がすごい!ハイトーンの発声と歌唱力を解説&クリスタルキング曲も楽々歌唱

小野正利さんは、1992年5月21日にシングル「ピュアになれ」でデビューしたシンガーです。

クリアで突き抜けるような超ハイトーンボイスが特徴で、3枚目のシングル「You’re the Only…」が100万枚を超える大ヒットを記録しました。

デビューしてわずか7ヶ月あまりで、第43回NHK紅白歌合戦に出場する快挙を成し遂げました。

そんな小野正利さんの音域についてや、特徴的なハイトーンボイスについてなど、お伝えします。

小野正利のプロフィール

本名:小野正利

生年月日:1967年(昭和42年)1月29日

身長:172cm

出身地:東京都足立区

最終学歴:専修大学法学部中退

所属事務所:株式会社シブヤテレビジョン

小野正利の音域は4オクターブ以上ですごい

小野正利さんの音域は、デビュー当時から4オクターブあると公表しています。

J-Popの楽曲として成立させるために、実際の楽曲の中で使われるのは3オクターブほどです。

特に歌の練習などをしていない素人の方だと、音域は良く出ても1オクターブ半ほどです。


職業作曲家がアイドルなどの歌が特別に上手なわけではない歌手に楽曲を提供する際によく「音域は1オクターブ内に収めてください」と言われます。

歌が上手いとされるアーティストでも、楽曲で使えるのはせいぜい2オクターブ程度です。

小野正利さんはその倍の音域が出せると考えると、そのすごさが実感できるのではないでしょうか。

元々小野さんはハードロックやヘビーメタルのバンドでボーカルを務めていたため、ハイトーンボイスを習得するのは必然だったでしょう。

ハードロックやヘビーメタルのボーカリストは、ハイトーンボイスを巧みに使って歌い上げます。

ですが、小野正利さんの声が他のハイトーンのボーカリストと決定的に違うのは、声のクリアさでした。

1992年に「You’re the Only…」が大ヒットした時には、誰もがクリアなハイトーンボイスに驚きました。

ただ高いだけではなく、クリアで、全く耳に痛くない高音です。

鍛錬ももちろん必要ですが、持って生まれた喉による所も大きいでしょう。

小野正利さんは2009年にヘビーメタルバンドのGALNERYUSのボーカリストとしても活動されています。

ソロの楽曲はヘビーメタルのハイトーンをJ-Popに落とし込んでいる印象ですが、GALNERYUSの楽曲ではヘビーメタルボーカリストらしい、つんざくようなハイトーンボイスを聴かせてくれています。

ハイトーンの発声と歌唱力を解説

小野正利さんのようなハイトーンボイスを出したい、と思われる方はたくさんいらっしゃると思われます。


小野さんのハイトーンボイスは、昨今よく話題にされているようなミックスボイスを使っているのは確かです。

どちらかと言うと裏声の成分が多めなミックスボイスですが、練習を積んだとしても小野さんのような音域のハイトーンを出す事は、かなり難しいでしょう。

まず喋る声を聞いていただくとわかりやすいですが、小野さんの元々の声は、一般的な男性に比べると少し高い所にあります。

元々の喉の造りがハイトーンボイスに向いていたと思われます。

それに加え、小野正利さんは声帯周辺の筋肉もトレーニングをして鍛えていらっしゃるそうです。

よく高い声を出そうとすると「声が裏返る」という現象を聞かれたことがあると思いますが、それは声帯の筋肉を鍛えることで起こりにくくすることが可能です。

しっかりと声帯の筋肉で安定した発声を行うためです。

そして、小野正利さんは歌を歌ったあとにも、ちゃんと声帯の筋肉のケアもされているそうです。

ここまでお読みいただくとお分かりになると思いますが、ほぼアスリートと同じように声帯と向き合って完成しているハイトーンボイスという事です。

ですが、実は小野正利さんは長年タバコを吸っていました。

あくまでも小野さんの持論ですが「喫煙は喉に悪影響を及ぼさない」とおっしゃっています。


現在は禁煙されているそうです。

喉がどうとかではなく、健康のことを考えると禁煙されるのが良いと思われます。

そして、歌唱力についてですが、もちろん音楽は高い声が出ればいいというものではありません。

「You’re the Only…」が大ヒットした事でもわかるように、多くの方の心に響く歌唱力があるからこそ、長年ボーカリストとして活躍されているのだと思います。

クリスタルキングの「大都会」も楽々歌唱できる

日本の楽曲でハイトーンの代名詞といえばクリスタルキングの「大都会」でしょう。

オリジナルキーの「大都会」のサビ「あーあー、はてしないー」の一番高い音はB(高音のシ)です。

女性でもこの高さを安定して出すのはかなり練習が必要になります。

ですが、小野正利さんはこのオリジナルキーから3度もキーを上げ、最高音がhiD(更に高音のレ)まで上げても顔色1つ変えずに歌い上げることができます。

ここまでの高さは女性歌手であっても、かなり気合を入れなければ出ない高さです。

2023年は56歳を迎えられた小野正利さんですが、そのハイトーンボイスは全く衰えておらず健在です。

これからも美しいハイトーンボイスで、素晴らしい楽曲を歌い続けてほしいですね。


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