ヤマザキマリの息子・デルス、現在(2024)ハワイ在住ではない&仕事はまだ考え中?

『テルマエロマエ』や『プリニウス』など、歴史を題材とした人気漫画で知られる漫画家・ヤマザキマリさん。

今回はヤマザキさんの息子のデルスさんについて調べてみました。

2024年現在の住まいや仕事などの情報も見ていきます。

ヤマザキマリのプロフィール

本名:ヤマザキマリ

生年月日:1967年4月20日

身長:不明

出身地:東京都、北海道千歳市

最終学歴:フィレンツェアカデミア美術学院

所属事務所:クリエイティブガーディアン

ヤマザキマリの息子・デルスのエピソード

まずはヤマサキさんの息子のデルスさんについて見ていきます。

ヤマザキさんの夫は文学研究者のイタリア人ペッピーノさんです。


しかし2人の間に子供はいません。

つまりデルスさんは、ヤマザキさんの連れ子です。

17歳で高校を中退後、フィレンツェアカデミア美術学院で美術を学んだヤマザキさん。

その時期に学生アパートの隣室にイタリア人の詩人がいて、恋に落ちます。

しかし学生でありながら妊娠してしまい、詩人と別れました。

それでも息子を産み、シングルマザーになったヤマザキさん。

漫画を描き始めたのは、シングルマザーとして生活費を稼ぐためという、かなりシビアな事情によるものでした。

結婚の際は、夫のベッピーノさんもデルスさんも、互いの存在をあっさり受け入れたそうです。

血のつながりはなくても、良好な親子関係を築いているとのことでした。

非常に前向きで、困難を乗り越える力のある家族のようですね。

世界各地を転々とする生活に苦労

デルスさんが幼い頃は日本に戻り、母親の家がある北海道で子育てをしたというヤマザキさん。

しかし、デルスさんが9歳の頃に結婚してからは、海外で生活するようになります。

結婚当時のベッピーノさんはエジプト在住だったため、まずはエジプトへ移住。

その後も同じ国に長居することはなく、シリアやポルトガル、アメリカと次々に引っ越しをしたそうです。


理由は、ベッピーノさんの仕事の都合。

やむを得ない国際引っ越しだったわけですが、子供のデルスさんはかなり大変な思いをしたようです。

確かに、まったく違う国の学校へ行けば勉強する内容もガラリと変わるはず。

せっかく友達ができても、あまり長くは遊べないということもあったでしょう。

成長した今なら貴重な体験と考えることもできそうですが、振り回されている最中は本当に大変だったのではないでしょうか。

当時の苦労について、デルスさんは母親に説明することもあるようです。

どうやらヤマザキさんは、子供が感じていることをあまり理解していなかったと思われているようですね。

ヤマザキさんとしては、「人生は思いどおりにいかない」という教訓をデルスさんに知ってもらえたと考えているようです。

なかなかのポジティブシンキングですが、せめてそうした学びを得られたと思いたいですね。

いつも冷静な息子

子供の頃から苦労しているためか、デルスさんの性格は冷静なのだとか。


デルスさんについて書かれた著書を読んだ人も、落ち着いた印象を受けるようです。

そんなデルスさんと反対に、ヤマザキさんは少々そそっかしいタイプ。

普段は失敗をカバーしてくれることも多いそうです。

例えば、ペットボトルの蓋をいつも中途半端に締めていると、デルスさんが代わりに締め直してくれるそうです。

最初は何度も注意されたそうですが、いっこうに直らなかったため、諦めてやってくれるようになったのだとか。

また、テレビで話しているヤマザキさんを見て、「早口すぎる」と諭すこともあるそうです。

怒ることもほとんどないため、出家するよう勧めて呆れられたこともあるというヤマザキさん。

それだけ落ち着いているなら、とても頼りになりそうですね。

息子は現在(2024)ハワイ在住ではない

次にヤマザキさんの息子デルスさんが現在、ハワイ在住という情報を見ていきます。

2023年現在、デルスさんはハワイではなく、日本に住んでいる可能性が高いです。

しかし19年までハワイ大学マノア校機械学部に在学していました。

一時期は交換留学で京都大学でも学びます。

機械工学士の称号を取得しハワイ大学を卒業した後は、ネパール旅行に出発。


かつて14歳でヨーロッパを放浪した母のヤマザキさんからも、すぐ就職せず色々体験するようにすすめられたそうです。

一般的な家庭の人とは、やはり感覚が大きく異なりますね。

しかし20年5月、コロナの影響で帰国を余儀なくされました。

以降はおそらく東京に暮らしているのでしょう。

元々ヤマザキさんはハワイに興味がありませんでした。

いわゆる僻地と呼ばれる未開の土地に魅力を感じており、テーマパークのように人気な土地に惹かれなかったようです。

しかしハワイ大学に進学したデルスさんから、「ハワイ、最高だよ」と言われ、訪れてみると魅了されてしまいます。

日本の温泉地同様、心身が癒される土地であることに気づいたヤマザキさん。

息子の大学在学中は、頻繁にハワイに赴き、豊かな自然とリラックスできるビーチでの至福の時間を楽しんだようです。

今でこそコロナの影響もあり、気軽に行ける土地ではなくなってしまったハワイ。

しかし状況が落ち着けば、親子でハワイを再訪することもあり得そうですね。

息子の仕事はまだ決まっていない?

最後にデルスさんの仕事を見ていきましょう。

機械工学士の学位を持っていることからわかる通り、当初はエンジニアを目指していたそうです。

しかし漫画家の母の影響もあってか、絵や写真など芸術への関心が強くなり、将来を迷っているとのことでした。

そこでネパールの放浪から何かを発見したいと考えたのかもしれません。

いわば自分探しの旅のはずでしたが、コロナの影響で思うようには進まなかったのでしょう。

帰国後は、日本国内を無理のない範囲で巡り、写真や動画など勉強をしているようです。

SNSの様子からすると、まだ仕事には就いておらず、何らかの形で創作したい欲求を写真で発散しているのでしょう。


NHK番組『ネコメンタリー 猫も、杓子(しゃくし)も。』で紹介されたヤマザキさんの愛猫ベレンも格好の被写体です。

今後どのような道に進むかわかりませんが、両親の理解があるなら、好きなことに没頭し道を見定めるのもアリかもしれませんね。

母のように放浪期間を経て、情熱を捧げられる道で大成できると良いですね。

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