奥川恭伸、甲子園に星稜で4度出場。中学の軟式野球で全国制覇&方言がかわいい?

奥川 恭伸(おくがわ やすのぶ)さんは甲子園を沸かせた若手投手として期待をされています。

星稜高校には四回も甲子園に出場しましたが、優勝経験が無かったというのは意外ですよね。

今回は奥川恭伸さんの甲子園の成績や軟式野球、方言がかわいいという話題を見て行きます。

奥川恭伸の高校時代や甲子園の成績

最初に奥川恭伸さんの甲子園出場や成績について見ておきましょう。

2016年春に出身地と同じ石川県にあるスポーツの強豪校「星稜高校」に進学し、野球部に入部して間もなくベンチ入りを果たすなど期待の選手として注目をされていました。


2年生時に星稜高校は春のセンバツに出場してベスト8に、夏の甲子園では2回戦まで進んでいましたが、その時の奥川恭伸さんはまだ目立った成績を残していません。

夏が終わって3年生が抜けた頃からメキメキと頭角を現し、2018年秋に行われた「北信越大会」では4試合に登板して優勝に貢献する素晴らしい投球を披露。

しかし、10月22日に行われた決勝戦では延長15回を投げ切りましたが引き分けになってしまい、翌日の再試合で優勝したもののマウンドに居ないという”ツキの無さ”が見られました。

秋季地区大会を優勝したチームで競う「明治神宮野球大会」では決勝戦のリリーフを含めた3試合に登板し、内容も(15回1/3・自責点0・26奪三振 2与四球)と抜群の安定感を見せています。

3年春のセンバツでは2試合に登板して(18回・自責点2・27奪三振・1与四球)を記録しますが、1回戦で夏に激闘を繰り広げる履正社高校を完封で破っているのは何とも皮肉な結果ですよね。

夏の地区大会でもリリーフを含めた4試合に登板してチームを甲子園へ連れて行きました。

本大会では準々決勝の仙台育英戦以外の5試合に登板して決勝戦で履正社高校に負けてはしまったものの、内容は(41回1/3・自責点5・51奪三振・5与四球)と立派な記録を残しています。

ちなみに、今大会で残した”自責点5″は全て決勝戦(対 履正社高校)での数字でした。

春に完封した相手に敗れるという”ツキの無さ”もありましたが、甲子園後に行われた「U-18 ワールドカップ」では7回を投げて(自責点1・18奪三振・無四球)とカナダチームを撃破。

高校時代に残した甲子園や国際大会における奥川恭伸さんの実績は高く評価されており、2019年のドラフト会議でヤクルトなど3球団から1位指名をされてプロデビューを果たしました。

奥川恭伸は中学の軟式野球で全国制覇をしていた

次は奥川恭伸さんが中学時代から活躍をしていたという噂を見て行きましょう。

地元の「宇ノ気中学校」時代で軟式野球部に所属して活躍をしており、中学3年生(2016年)の夏に開催された”全国中学校野球体育大会”に出場して全国制覇を達成していました。

この時からチームのエースとして欠かせない存在になっていたのは言うまでもなく、この時の活躍によって全国でも屈指の野球強豪校「星稜高校」に進むことになったのです。

また、中学の時に星稜高校でもバッテリーを組む山瀬慎之助さんと知り合っています。

山瀬慎之助さんは高校卒業後に読売ジャイアンツから”ドラフト5巡目指名”を受けて入団していますが、将来的にプロでもバッテリーを組むことがあるか考えるのも楽しいですね。

勝利を収めた江戸川区立上一色中との決勝戦では奥川恭伸さんがピッチャーで一番打者に、山瀬慎之助さんがキャッチャーで四番に座って先制打を放つ活躍をしていました。

ちなみに、硬式ではなく軟式野球部という点に違和感を覚える方も多いかも知れませんが、近年は奥川恭伸さんのような軟式野球部出身のプロ野球選手がたくさん活躍をしています。

奥川恭伸さんの同世代で言えば大船渡高校の佐々木朗希さん、上の世代だと2020年に沢村賞を獲得した大野雄大さんや新人王を獲得した森下暢仁(まさと)さんも軟式出身者。


この流れについては成長期である中学時代を軟式でノビノビとプレーしたことが良いとの意見もありましたが、それを裏付けるような科学的な根拠は示されていませんでした。

いずれにしても、奥川恭伸さんが軟式を経験したのは一種の幸運と言えるかも知れませんね。

奥川恭伸の方言がかわいい?

ここでは奥川恭伸さんの方言がかわいいと話題になっている件を見て行きます。

一躍、注目を集めたのは甲子園決勝後のインタビューにおけるやりとりの中で、先輩についてコメントを求められた後輩の今井選手に対して「言えんげんな」と発言したことでした。

この方言は石川県では普通に使われており、意味は「言えないよな」というニュアンスです。

他にもトレーニング中に良い記録が出なかった時に「いかんげんけど」と漏らしていますが、これは「(上手く)いかないんだけど」という意味合いの方言でした。

奥川恭伸さんは方言をとても大切にしているらしく、取材に対して「標準語にしません」とめずらしい宣言をするほどで、やはり育ってきたルーツを大事にする気持ちは大事ですね。

地方出身者も感情が強く出るシーンだと方言がポロッと出てしまうことが多々ありますが、やっぱり方言や”お国言葉”が出るのは人間の本性や素が出た場面と言えるでしょう。


他にも小さい頃から過ごした地元愛、そして青春時代を一緒に過ごした仲間たちとの思い出も含まれている「方言」を大事にするのは精神的な安定に繋がるのかも知れません。

これから先も、奥川恭伸さんには故郷を想う素朴で優しい心を持ち続けて頑張って欲しいです。

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