村上宗隆、九州学院高校の成績。中学で無名も清宮幸太郎超え?筋肉でホームラン量産

村上 宗隆(むらかみ むねたか)さんは高校時代から強打の選手として注目されていました。

同世代の清宮幸太郎さんに知名度では劣りましたが、プロ入り後は立場が逆転しています。

今回は村上宗隆さんの九州学院高校の成績や清宮幸太郎さんとの関係を見て行きましょう。

村上宗隆は高校通算52本塁打を記録

まずは村上宗隆さんの高校や当時の記録について見て行きます。

進学した高校は地元の熊本市にあるスポーツ強豪校「九州学院高校」で、野球部に入ってから間もなく一塁手のレギュラーに起用されるなど早くから期待をされていました。


1年生ながら先輩を押しのけて四番に座り、デビュー戦となった夏の地区予選では初打席で満塁ホームランを放って持ち前の長打力と勝負強さを高校野球ファンに披露。

ちなみに、プロに入っても初打席でホームランを放つなど肝の大きさは並の物ではありません。

村上宗隆さんのが甲子園に出場したのは1年の夏だけで、しかも初戦で当たった石川県代表の遊学館高校の前に4打数ノーヒットで終わって九州学院高校も(3対5)で敗れています。

1年の秋には一塁から捕手にコンバートして守りの面でもチームの要になりましたが、2年夏と3年夏ともに県予選の決勝で「秀岳館高校」に敗れて甲子園への道は絶たれました。

それでも公式・非公式を含めて通算52本塁打を記録するなど高評価は変わらず、2017年10月26日のドラフト会議でヤクルトスワローズから1位指名をされて現在に至ります。

村上宗隆は野球エリートの清宮幸太郎を超えた?

次は同世代の顔とも言える清宮幸太郎さんとの経歴や成績を比較して見ましょう。

村上宗隆さんの中学時代(長嶺中学校)は目立つ存在ではなかった一方、清宮幸太郎さんは早稲田実業中等部(中学)1年の時にリトルリーグ世界選手権に出場して本塁打を打っています。

中学1年ながら183cm93キロという恵まれた体格を持ち、父親の清宮克幸さんがラグビー界のレジェンドだったこともあって早くからメディアに出演して知名度を上げていました。

中学3年の時には所属する「調布シニア」の全国制覇に貢献し、早稲田実業高等部(高校)に進学後は1年生ながら夏の甲子園で2本のホームランを放って実力を見せつけています。

夏の甲子園に出場したのは奇しくも村上宗隆さんと同じ1年次の1回だけですが、3年生の時には決勝戦で敗れたことがニュースになるなど清宮幸太郎さんは扱い方も超高校級。

中学~高校とエリートコースを進む清宮幸太郎さんとそうでは無かった村上宗隆さんですが、プロ野球に入ってからのふたりは怪我を含めて明暗がハッキリと分かれていました。

プロ入り1年目は清宮幸太郎さんの方が試合出場に恵まれて結果を残したものの、2年目以降は村上宗隆さんが新人王や最高出塁率のタイトルを獲得する活躍をしています。

ふたりの入団1年目(2018年)から3年目(2020年)までの通算成績をまとめたので御覧下さい。

村上:試合(269) 本塁打(65) 打点(184) 打率(.263)

清宮:試合(230) 本塁打(21) 打点(73) 打率(.198)

清宮幸太郎さんの”ハズレ1位”だった村上宗隆さんの1年目の成績は6試合(1本塁打)とわずかなものなので、2年目以降の成長ぶりや主軸として活躍した様子がよく分かります。

しかも、年俸に至っては村上宗隆さんは1億、清宮幸太郎さんは約2,200万と大きく開きました。


ふたりともまだ若いのでどの様な野球選手に成長するか夢は広がるものの、プロ野球での実績に限れば”清宮世代”ではなく”村上世代”と表現した方が良いかも知れません。

もっとも、全ての評価はふたりがユニフォームを脱ぐ時まで保留した方が良いでしょうね。

村上宗隆は筋肉は科学的に裏付けされていた

最後に村上宗隆さんの筋肉に関する話題をチェックしておきましょう。

立派な体格なのは高校時代から知られていましたが、ヤクルト入団後の新人合同自主トレで行われた「体組成測定」によって数字の上でも筋肉の凄さが証明されていました。

内臓含めた筋肉量は77キロ、筋肉(50キロ)に限ればチーム内で日本人トップだったそうです。

加えて胸囲は110cmで太もも周りは最大で60cm、腕周りは35cmと野球選手離れをした身体を持っていますが、これは入団当時の数値なのでもっと成長しているでしょう。

村上宗隆さんは高校時代から筋トレには熱心に取り組んでいたらしく、冬場のオフシーズンには毎日「ゴールドジム」に通うなど日々の鍛錬によって鋼のような体を作り上げました。

トレーニングも超高校級にふさわしい内容で、高校生ながらベンチプレスは110キロ、デッドリフトは200キロを持ち上げるといった怪物ぶりだったと明らかにしています。

これだけの筋肉や身体能力があればホームランを量産して当然と思ってしまいがちですが、筋肉の量だけでホームランが打てるほどプロの世界は甘くありません。


親から授かった恵まれた体格や自身が鍛え上げた筋肉、それに天性のバットコントロールや選球眼などが相まって”恐るべきスラッガー・村上宗隆”が生まれたのです。

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