宜保愛子の死因に奇怪な噂。弟子の正体、娘と息子について。とんねるずのパロディ

80年代から90年代を中心に多くのテレビ番組に出演し、一大ブームを巻き起こした霊能力者の宜保愛子(ぎぼあいこ)さん。

2003年に他界して18年になりますが、出演番組の動画の人気がいまだに高いですね。

今回は死因にまつわる都市伝説をはじめ、弟子とされる人物、娘や息子、とんねるずとの関係についてお送りします。

宜保愛子のプロフィール

本名:宜保愛子

生年月日:1932年1月5日

没年月日:2003年5月6日(71歳没)

出身地:神奈川県横浜市

肩書:霊能者、タレント、作家

宜保愛子の死因と奇妙な噂

脅威の霊能力者として多くのオカルト特番が組まれ、ベストセラーも連発した宜保愛子さん。

どこにでもいそうな普通の主婦なのに、心霊現象の裏に隠された事実を霊視したり、相談者や近しい人間しか知りえない事柄を淡々と言い当てたりする姿は妙に説得力がありました。


静かなトーンの語り口には、どこか癒しの力すらあったように思えます。

ですが、当然のごとく霊視の真偽をめぐる論争が巻き起こり、やがて地下鉄サリン事件を境にメディア露出は激減。

各テレビ局は、オカルト的な番組の自粛へといっせいに舵を切ります。

以降も時おりテレビ出演することはあったものの、ブームが再燃することはなく、2003年5月6日、胃がんのために71歳で死去しました。

静かに旅立ちたいというご本人の意向により、葬儀も近親者のみで営まれたそうです。

公表された死因は胃がんですが、彼女を死に追いやった原因として、まことしやかにささやかれているのが「かもめ荘の霊障」です。

宜保愛子さんはテレビ番組の企画で「かもめ荘」を訪れ、不浄霊が多すぎて危険という理由から除霊を断念したことがあったそう。

3月にはネプチューンの番組に出演していたこともあり、突然の訃報に違和感を覚えた人は多かったようですね。

問題の「かもめ荘」とは、島根県出雲市にある有名な心霊スポット。

かつては国民宿舎として利用され、取り壊す際に関係者に不幸な出来事が起きたことから放置されて廃墟になっているのだとか。

ネット上には「かもめ荘」以外にも山形県の滝不動など、力が及ばず除霊をあきらめたという情報が散見します。

筆者としては、科学が解明できない事象を頭から否定するつもりはありません。

ですが、一般的に都市伝説というのは、「こういう話だったらおもしろい」という方向に話がふくらむ傾向があるもの。

宜保さんが現地で除霊をあきらめたのは、すでに病気で体力や気力が衰えていたからとも考えられます。

宜保愛子に弟子がいた?

宜保愛子さんに弟子がいたと聞いて、意外に思う人は多いかもしれません。

その方はクレオパトラ美月さん。

公式HPには鑑定歴38年の占い鑑定士・心理カウンセラーとあり、本名はNakagawa Mitsukiさんというそうです。

幼少期から不思議な体験をしていた美月さんは、小学3年生から宜保愛子さんの塾に通い、そこで国語や英語を学習するかたわら、除霊や浄化のしかたを教わったとのこと。

またユリ・ゲラーさんにサイキックパワーを学んだり、紫清澄さんやジャン・スピラーさんに師事したこともあるのだそう。

将来は英語と数学を使う仕事をして、外国へ行くことになると宜保先生に予見されたそうですが、米軍人と結婚して渡米したことでその通りになりました。

クレオパトラ美月さんはKinKi Kidsや所ジョージさんなど芸能人も多く鑑定しています。

宜保愛子の娘と息子について

宜保愛子さんは主婦であり、2男1女の母親だったとWikipediaにありますが、家族についての情報はネット上にほとんど出ていません。

著書によると、夫が善人すぎて他人の借金をいくつも肩代わりしたことで、暮らし向きは楽ではなかったとのこと。

塾を開いて生徒たちを教えていたのは、3人の子供たちを養うためでもあったようです。


霊能力者として活動するようになったのも、そんな背景があったからかもしれません。

テレビに出るにあたっては息子に大反対され、その後も不仲が続いたという情報もありました。

娘と息子はおそらく一般人であり、そのために詳細も明らかになっていないのではないかと思われます。

とんねるずのパロディネタ・宜保タカ子とは?

宜保愛子さんはまた、とんねるずのパロディネタにされたこともありました。

彼らは自身の冠番組で「宜保タカ子(いぼたかこ)と行く心霊体験バスツアー」を企画し、社会現象とまでいわれるブームを呼ぶことに。

世代によっては、宜保愛子さんととんねるずをセットで思い出す人もいるでしょう。

石橋貴明さんは顔中にテーピングを施して宜保タカ子に扮し、鼻の下のイボをグリグリさせながら霊視。

木梨憲武さんはみのもんたさんのパロディ「みのりもんた」として司会を進行していました。

内容は、千葉県の雄蛇ヶ池や山梨県の青木ヶ原樹海などの心霊スポットを訪れてゲストにドッキリを仕掛けるというもの。

バスツアーの企画とは別に、宜保タカ子が霊視能力を披露するスタジオ収録のコーナーもあったと記憶しています。

パロディネタの宜保タカ子はいまだに人気が高く、もう一度見たいという声も多いですね。


霊を人として扱う姿勢や、相談者の恐怖心につけこむような発言が一切なかったことから、その人間性が高く評価されている宜保愛子さん。

霊能力の真贋はさておき、先祖の霊を敬うことやお墓参りの大切さを説くなど、日本人が忘れつつある考え方に立ち戻らせてくれたことは大きな功績ではないでしょうか。

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