和泉元彌のダブルブッキング事件、プロレス参戦の理由。そろりそろり本家としてチョコプラを熱血指導

和泉 元彌(いずみ もとや)さんは”狂言”という文化を広めたことで一定の評価をされています。

その一方で多忙によるスケジュール管理のミスやプロレス挑戦などで世間を騒がせていました。

今回は和泉元彌さんのダブルブッキング事件やチョコプラ(長田)とのやりとりを見て行きます。

和泉元彌のプロフィール

本名:山脇 元彌 (やまわき もとひさ)

生年月日:1974年6月4日

身長:170cm

血液型:A型

出身地:東京都板橋区 (出生地は岐阜県)

学歴:青山学院大学 (文学部)

和泉元彌のダブルブッキング事件や原因について

まずは和泉元彌さんの起こした「ダブルブッキング事件」について見て行きます。


和泉元彌さんは2000年の「NHK紅白歌合戦」で総合司会を、さらに2001年から放送されたNHK大河ドラマ「北条時宗」では主役(北条時宗 役)に起用されて大ブレイクをしました。

このことから本業の狂言に加えてテレビの情報番組やイベントの仕事が殺到してしまい、あろうことか同じ日に遠く離れた場所での仕事を同時に入れるという大事件が発生。

一般社会でもダブルブッキングはダメですが、芸能界ではタブーと言われるほどの行為です。

では、和泉元彌さんが起こしてしまったダブルブッキング事件の内容を3つ見て行きましょう。

① 2002年2月「長野県での公演と東京でのオリンピック番組のダブルブッキング」

長野県での公演を早退、ヘリコプターの移動により東京での番組に間に合ったそうです。

② 2002年7月「岐阜県可児市と新宿コマ劇場の公演によるダブルブッキング」

可児市から新宿までの約240キロをヘリコプターと小型ジェット機を使って間に合わせました。

② 2002年9月「岡山県と長野県の公演によるダブルブッキング」

岡山県から長野県までの約445キロをビジネス用ジェット機を使って間に合わせました。

なお、和泉元彌さんは移動にヘリコプターやジェット機などを使用していることから、道路や路線といった公共交通機関の距離ではなく”地図上の直線距離”で計測しています。

単純に「ダブルブッキング事件」の響きを耳にすると片方に出られなかった印象を受けますが、和泉元彌さんはヘリコプターなどを活用して両方の仕事をやり遂げていました。

事件が起こった原因は母親の和泉節子さんによるスケジュール管理が雑だったと言われる一方、和泉元彌さんはダブルブッキングではなく「掛け持ち」と主張して母を擁護しています。

スケジュール管理をする能力の問題もさることながら、和泉流宗家を巡る争いで退会処分を下した能楽協会を見返したかった、という思いが含まれていたのかも知れません。

いずれにしても、今回のダブルブッキング事件以降はメディア出演が減る結果となりました。

和泉元彌がプロレスに参戦した理由

次は世間に衝撃を与えたプロレス参戦について見て行きましょう。

和泉元彌さんは2005年10月に会見を開き、プロレス興業「ハッスル」への参戦を発表しました。

あまりに畑違いの分野だったので驚きの声が上がりましたが、参戦の理由は”狂言の世界で培った狂言力”を生かして本場アメリカのプロレスに挑戦したいと思ったからだそうです。

2005年11月3日に横浜アリーナで開催された「ハッスルマニア」でデビューを果たし、格闘技界にその名を残した必殺技「空中元彌チョップ」を披露して大きな話題となりました。

実は前述の「狂言力を生かしたい」という理由に加えて、たまたま飛行機で隣同士になった橋本真也さんから「同じ四角い舞台で表現するもの同士」として名刺を渡されたそうです。

その際に橋本さんから「何か一緒に作りたいですね」と言われたことが大きかったそうなので、不幸にも2005年7月11日に亡くなった橋本さんへの義理を果たしたとも言えるでしょう。

和泉元彌さんのプロレス歴はとても短いものでしたが、残したインパクトは相当なものでした。

そろりそろり本家の和泉元彌がチョコプラ長田を指導

最後に和泉元彌さんの”そろりそろり”とチョコプラ長田さんについて見ておきましょう。

テレビで見掛けない日は無いというほど大活躍をしている”チョコレートプラネット”ですが、中でも長田 庄平(おさだ しょうへい)さんがマネをする和泉元彌さんのネタは有名です。

モノマネについて和泉元彌さんは「狂言をよく見ているなぁ」と感心していたものの、じっくり見るにつれて型や仕草が和泉流と微妙に違うことに不満を貯めていました。

ふたりは2018年12月28日にテレビ朝日で放送された「ロンドンハーツ」で初対面を果たし、和泉元彌さんが長田さんに対して和泉流の狂言を指導をするという事態に発展。

モノマネで使われる”そろりそろり”は一度の舞台で一回言うかどうかの頻度らしく、長田さんのように連呼をするのは本当の狂言においてはあり得ないと笑っていました。

また、山伏が柿を食べる”あむあむあむ”についても本当の狂言では手を動かさないそうです。

もちろん笑わせるネタとしてデフォルメしているのはお互いに承知の上ですが、モノマネをされる側の本家として和泉元彌さんが指導や指摘をしておくのは大事なことでしょうね。

しかしながら、長田さんがモノマネをしたことで和泉元彌さんの需要が高まり、ふたりが一緒に番組に呼ばれるなど良い意味でのコラボレーションが成立していました。

昔ではコロッケさんが美川憲一さんのモノマネをしたことで美川さんがブレイクし、芸能界での大御所キャラとして再び表舞台に帰って来ることができたという例もあります。

その点からしても、お互いの価値を高め合う”理想のモノマネ関係”と言えるかも知れませんね。


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