亡き母・山村美紗さんや西村京太郎さんの原作ドラマの顔であり、「2時間サスペンスの裏女王」の異名をとる山村紅葉(やまむらもみじ)さん。
舞台にバラエティにと多方面の活躍からは芸能活動の充実ぶりがうかがえますが、プライベートはどうなのでしょうか。
この記事では結婚した夫や子供について調べるとともに、国税局の調査官というハイレベルな前職、所有する家、年収についてみていきます。
山村紅葉のプロフィール
愛称:もみちゃん
本名:吉川紅葉
生年月日:1960年10月27日
身長:156cm
出身地:京都府京都市
最終学歴:早稲田大学政治経済学部経済学科
所属事務所:東宝芸能
山村紅葉が結婚した夫と子供について
突き刺すような眼力の強さが緊迫感を漂わせ、否が応でもサスペンスらしいムードを醸し出す山村紅葉さん。
結婚したのは1987年、26歳の時でした。
お相手は当時の大蔵省(現・財務省)のキャリア官僚だった吉川元康さん。
吉川さんは東京大学出身で、四国財務局長や中国財務局長など地方の財務局長を歴任した人物。
一方、山村紅葉さんは早稲田大学在学中に女優デビューしたものの、卒業後は大阪国税局に勤務していました。
吉川さんが3日間だけ上司だったことがあるそうですから、出会いは職場ということになりそうです。
「僕が一生ボディガードになります」とプロポーズされたのは2回目のデートの時。
「早っ!」という気がしないでもないですが、学業に打ち込んできたであろうエリート官僚には、けっこう多いパターンかもしれません。
仕事は続けるつもりだった紅葉さんですが、朝は味噌汁の香りで目覚め、帰宅時には「今晩の夕食は何かな」と考えながら家路につく生活を夢みていた吉川さんのために仕事を辞めて専業主婦に。
ところが出演のオファーが殺到し、悩んだ末に女優業を再開することになります。
夫がニューヨーク転勤になった際も、本来なら同行しなければならないところ、離婚覚悟で舞台を優先。
当初は渋い顔をしていた夫もやがて折れ、それほど好きなことならばと、女優活動への理解を示してくれたそうです。
もみちゃん。
ステキです。#ユーチューバー草彅 #ホンネテレビ pic.twitter.com/3Whg6Zljlr— 草彅 剛 (@ksngtysofficial) November 5, 2017
2012年に銀婚式を迎えた夫妻ですが、子供についての情報はまったくなく、これまでに出産が報じられた記憶もありません。
もちろん非公開にしている可能性もゼロではありませんが、子供はいない可能性が高いでしょう。
というのは、紅葉さんの2時間ドラマの出演本数は数百本にのぼり、通常は5本かけもちをするほどのハードスケジュールでした。
地方ロケが多すぎて、朝起きて自分がどこにいるかわからなくなることもあったそう。
今日はこの崖、明日はあの崖という状況のなか、出産して子育てをするという余裕はなかったように思えます。
京都と東京に家を所有
山村紅葉さんは、確認できたかぎりでは京都に2軒、東京に1軒の家をもっていることがわかりました。
京都の家のひとつは母・山村美紗さんが購入した京都市東山区の料亭旅館を改築したもの。
清水寺にほど近いところにあり、西村京太郎さんと並び住んでいたことで有名です。
山村紅葉さんの母 山村美紗さんは、西村京太郎さんとは親しい仲(かなり)であるのは有名。
山村美紗さんが、自宅にする為に、京都の高級料亭旅館を買い取る際、規模が大きいので、半分、西村京太郎さんに買わせて住まわせたのは有名な話。
この家 pic.twitter.com/TR0MXELZ0k— fanbot (@tomosatoyuyabot) May 5, 2013
もう1軒は、キティラーとして知られる紅葉さんが建てたキティちゃんハウス。
こちらは隠れ家的に利用しているそうで、外観は白く普通の家。
ところが中に入ると、ピンクの壁に、キティちゃんグッズがいっぱい。
最近になって、キティちゃんは猫ではないというサンリオの発表に驚愕したそうですが、筆者もびっくりです。
東京の家は台風で地下倉庫が水浸しになったことがあるのだそう。
京都、東京、地方を飛び回る生活を送る山村紅葉さんですが、夫の元康さんは東京の家にいることが多いようです。
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山村紅葉の前職は国税局の調査官
山村紅葉さんの前職は、女優業とはまったく畑違いなものでした。
京都の進学校を卒業後、1年の浪人生活を経て、早稲田大学経済学部経済学科に入学し、1984年には国税庁専門官試験に合格。
翌年に大学を卒業しています。
ドラマ出演をしながら難関の採用試験を突破したのですから、いかに優秀だったかがわかります。
卒業後は国税庁採用となり、芸能活動を引退して大阪国税局にて国税調査官として活躍。
俗にいう「マルサの女」ですね。
紅葉さんがこの仕事を選んだのは、「マルサ」なる言葉を世に知らしめた伊丹十三監督の『マルサの女』が公開される前のこと。
男性と同等に働きたいと考えていたことと、年間の脱税額の大きさに驚いたことがきっかけだったそうです。
余談ですが、若い頃の山村紅葉さんは「2時間サスペンスの裏女王」のキャラクターとは違うたいへんな美女。
美人調査官として有名だったのではないかと思います。
山村紅葉さんのビフォーアフター。
ほんと昔すらっとしておられたんだよ。綺麗な〜
今の紅葉さんもチャーミングで大好き♡
そして昔はスナックのママとかだったのに、今は警視庁の方の役柄だし。
古いのみるとまた色々面白いな(๑•̀ㅁ•́๑)✧ pic.twitter.com/ANfTw0yK1x— めー (@mieee0617) October 12, 2016
その後、2年ほどで寿退職することになりますが、マルサの仕事は天職だったと語っているだけに少しもったいない気もします。
山村紅葉の年収は?
かつて山村美紗さんの1作品の原作料が、自身のギャラの「ウン倍!」と語ったことがある山村紅葉さん。
2時間ドラマブームを牽引してきた『火曜サスペンス劇場』『土曜ワイド劇場』はすでになく、2時間ドラマ枠のサスペンスはまさに崖っぷちに立たされている状況です。
その大きな原因とされているのがギャラの高さと制作期間の長さ。
ひと言でいうとコストパフォーマンスが悪いというわけですね。
そんななかで大きなあおりを受けるのは、2時間ドラマを中心に活躍してきた俳優や女優たちで、中村紅葉さんもその一人。
紅葉さんの具体的な年収については情報がありませんでしたが、主役級の出演者のギャラは1本およそ500万円なのだそう。
つまり年に5本出演すれば2500万円の年収になり、それだけで生活していけたということです。
1時間枠の連続ドラマに出ようにも、同じ年代の名優は多く、競争率も激しいという現状。
サスペンスドラマのスターたちにとっては切実な状況といえそうです。
人気作家の娘、元マルサの女、エリート官僚の妻というさまざまな顔をもつ山村紅葉さん。
いろいろな人生経験が女優業に活きていることは疑いようがありません。
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