ジャズサックス奏者に加え、文筆家や作曲家など多彩な顔を持つ菊地成孔(きくち なるよし)さん。
2016年に53歳で再婚したことが話題になりましたね。
菊地さんの結婚の詳細に加え、ミュージシャンの小田朋美さんとの独特な関係に迫りましょう。
また前妻と子供の情報、作家の兄、現在の活動についても順番に見ていきます。
菊地成孔のプロフィール
本名:菊地成孔
生年月日:1963年6月14日
身長:167cm
出身地:千葉県銚子市
最終学歴:音楽学校メーザー・ハウスサックス科
菊地成孔は売れない時期に最初の結婚
1984年に菊地さんは、横須賀の米軍ベースでバックバンドとしてデビューしました。
しかし当初は年収5万円の売れないミュージシャンで、彼女のヒモとして生活。
支えてくれた彼女とそのまま結婚しました。
しかし2015年10月、別居中であることが明らかとなり、翌年の5月頃に離婚したそうです。
わずか半年後に再婚が報じられたため、前妻と離婚する前から2番目の妻となる女性と交際していたのでしょう。
再婚の3か月前に菊地さんは、以前から憧れていたタトゥーを左腕に入れました。
10年くらい前の菊地成孔はペラペラのスーツに柄シャツで大きめの襟を出すチンピラホストスタイルだったのが今や洋服はモノトーンなんだけどがっつりタトゥー入って、ホンモノの人の出世双六を地でいくかんじになってる。 pic.twitter.com/96oUSEtYUp
— 好きのしるしのkiss (@rexit) July 17, 2017
和彫りにしたかったようですが、再婚した妻から反対され、ヒンドゥー教の鳥の神「ガルーダ」の文様を入れたそうです。
菊地さんは千葉県の実家が飲食店で、お客に和彫りを入れた任侠や遠洋漁業の人が多かったとのこと。
彼らから影響を受け、5歳の頃からタトゥーに憧れ始めたのです。
最近は東京オリンピックに向けてタトゥーOKの施設が増えてきたため、ついに決行したとのことでした。
新しい奥さんは和彫りに抵抗が合ったものの、夫の意思を尊重してくれたのでしょう。
菊地成孔と小田朋美による「FINAL SPANK HAPPY」
2019年に菊地さんは、ミュージシャンの小田朋美さんと2人組ユニット「FINAL SPANK HAPPY」を結成しました。
菊地成孔&小田朋美の新生SPANK HAPPY 新曲“夏の天才”を本日配信https://t.co/z9oeez1TbL pic.twitter.com/xiWGL0qwaa
— CINRA.NET カルチャーメディア (@CINRANET) May 30, 2018
「SPANK HAPPY」は菊地さんが都度パートナーを変更しながら活動してきたエレクトロポップ・ユニットです。
今回は3期としてシングル『夏の天才』をリリースし、夏フェス出演や、Instagramの更新などで活躍しています。
ネット上では2人のことを、夫婦あるいは恋人と噂する人もいるようです。
実際には交際こそしていないようですが、かなり親密な様子ですね。
小田さんは東京藝術大学の学生時代、菊地さんが担当していた講義に潜っていたそうです。
当時の彼女は坊主頭で目立っていたため、菊地さんは存在を認知していました。
数年後に「すごい才能の若手がいる」と紹介されたのが、小田さんだったそうです。
最初は気付かなかったものの、のちに彼女が講義を聴いていた坊主頭の学生と同一人物と知り、大変驚いたようですね。
菊地さんは彼女のソロアルバム『シャーマン狩り』をプロデュースし、自身のバンドにも参加してもらったそうです。
交流を深めた末に、小田さんは「OD」と菊地さんは「Boss」という名前で、「FINAL SPANK HAPPY」を結成しました。
自分たち自身ではなく、あくまで2人の「アバター(分身)」が組んで、男女対等の音楽活動を展開するという方針のようです。
菊地さんは25歳年下の小田さんと、年齢差を超えた深い交流を楽しんでいるのでしょう。
菊地成孔の前妻と子供について
菊地さんは、私生活では再婚相手というパートナー、仕事面では小田朋美さんというパートナーを見つけました。
しかし下積み時代の彼を支えた前妻が、やや気の毒にも思えますね。
ヒモ同然だった彼を辛抱強く支え、長年苦楽を共にしてきたはずです。
しかし彼は別の女性と交際し、再婚してしまいました。
前妻は一般人で詳しい情報がないため、彼女の気持ちはわかりません。
きっと悲しさや悔しさを感じながら、菊地さんと離婚したのではないでしょうか。
彼女の支えがなければ、菊地さんは苦境を乗り越えられなかったはずです。
菊地さんと前妻との間に子供がいるとすれば、すでに成人しているでしょう。
ただ子供の情報はないため、仕事に邁進するために子供を作らない選択をした可能性が高そうです。
再婚相手の情報も少ないですが、かなり年下の女性であれば、今後出産するつもりなのかもしれませんね。
菊地成孔の兄は菊地秀行
2003年に菊地さんは、エッセイ集『スペインの宇宙食』で文筆家デビューを果たしました。
さらに東京大学や慶應義塾大学で教鞭を取るほど、文化や芸術に造詣の深い人です。
彼の兄もまた、作家として活躍する優秀な文化人として知られています。
兄は「魔界都市」シリーズで有名なホラー・SF作家の菊地秀行さんです。
マイクロマガジン社太田さんから頂戴した絵本は、菊地秀行さんの作である。ソノラマ文庫「魔界都市」を読み驚愕してから幾星霜。だがやはり、時と所を越えた吸血鬼の幻想。いい仕事ですね、菊地さん。ぼくは自分を余り好きではないが、こんな絵本を読んでフト涙ぐんだりする自分は、まあ嫌いではない。 pic.twitter.com/BDIUedCYzj
— 辻 真先 (@mtsujiji) December 14, 2020
1949年生まれで、幼少期から怪奇映画と幻想小説に親しみました。
青山学院大学法学部に在学中は推理小説研究会の会長を務めています。
早稲田大学の「幻想文学会」にも参加し、ポルノ小説の翻訳を経験しました。
卒業後はフリーライターとなり、1982年に『魔界都市〈新宿〉』でデビュー。
1985年には『魔界行』がベストセラーとなり、夢枕獏さんと並ぶ伝奇小説のエースとなりました。
「吸血鬼ハンターD」をはじめ多数のシリーズを書き続け、多いときは毎月数冊ペースで執筆と刊行を行っています。
またホラー映画に造詣があるため、ホラー映画の解説者としても活躍してきました。
独特な感性の持ち主である点は、兄弟で共通しているといえますね。
菊地成孔は現在も現役ミュージシャン
菊地さんの近年の活動や私生活の様子をチェックしてきました。
2018年には映画『素敵なダイナマイトスキャンダル』に役者として出演し、活動の幅を広げています。
現役ミュージシャンとして、また今度こそ良き夫として、仕事とプライベートをさらに充実させて欲しいですね。
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