川野太郎、妻・珠美の現在(2023)。妻の病気、末期ガンから奇跡の回復

1985年、NHKの連続テレビ小説『澪つくし』でデビューした川野太郎(かわの たろう)さん。

ヒロイン役の沢口靖子さんと共にキスシーンを演じ、同作の大ヒットに貢献しました。

実は川野は、妻の珠美さんが重い病気を患っていたため、看病に明け暮れる日々を送っていたといいます。

珠美さんの現在(2023)と、病気が末期がんだったという情報を確認しましょう。

川野太郎のプロフィール

本名:川野太郎

生年月日:1960年4月11日

身長:178cm

出身地:山口県山口市

最終学歴:早稲田大学教育学部体育学専修卒

所属事務所:イトーカンパニー

川野太郎の妻は珠美。出会いは学生時代

川野さんが珠美さんと出会ったのは、早稲田大学3年生のときでした。

野球部の友人と2人で横浜に行った際、飲み屋のキャッチの男性に捕まってしまったといいます。

そのとき偶然通りかかったのが、珠美さんとその友人たちでした。


川野さんの友人は彼女たちの方へ走って行き、「友達のふりをして」と依頼。

彼女たちを男性に紹介し、「ちょうど友達が来ちゃったから」と言って何とか切り抜けることができました。

その後川野さんは、軽井沢での野球部の合宿中、たまたま同じ場所に来ていた珠美さんと再会。

偶然が重なった結果、彼女との縁を感じたといいます。

交際をスタートした2人。

川野さんは演劇の道を志し大学を留年の末、『澪つくし』で一躍人気俳優となります。

珠美さんは彼を受け入れ、多忙で会えない日々も我慢し、結婚する日を待ち続けてくれたそうです。

健気で思いやり深い奥さんですね。

しかし『澪つくし』がクランクアップしても、ドラマや映画に引っ張りだこ。

数か月に1度しか会えない日々が10年近く続きます。

そんな川野さんの背中を押してくれたのが、渡哲也さんでした。

2人は1990年に放送されたドラマ『代表取締役刑事』で共演。


待ち時間に渡さんから「付き合っている人はいるの?」と訊ねられたそうです。

川野さんが珠美さんと9年付き合っていることを伝えると、渡さんは「それは結婚まで行くな」とのこと。

渡さんも10年近く付き合っていた女性と結婚したため、確信できるものがあったのでしょう。

川野さんは不安定な業界で食べて行けるか悩んでいたため、結婚を迷っていました。

しかし大先輩の一言に勇気をもらい、背中を押してもらったそうです。

こうして1994年、ついにドイツのボーデン湖畔の教会で挙式。

翌年に長男で俳優の川野雄平さん、4年後には長女に恵まれました。

幸せをつかんだ川野さんですが、結婚から15年目に思いがけない悲劇に襲われます。

川野太郎の妻・珠美は現在大病から回復

公私共に順調な生活を送っていた2009年、珠美さんにステージ4の子宮がんが見つかりました。

川野家のムードメーカーだった珠美さん。

診断結果を知った川野さんは、一家に暗雲が立ち込めたように感じられたことでしょう。

夫婦で診断結果を聞いた際、珠美さんは涙を流して震えていたそうです。

ステージ4といえば末期に近く、命の危機を感じて絶望するのも無理はありません。

川野さんも頭が真っ白になりましたが、医師にこう訊ねたそうです。

「先生ご自身ならどこで治療を受けますか? どうなっても恨みませんから教えてください」

妻を深く愛しているからこそ口にできたこの一言が、運命を変えました。

当初はためらっていた様子の医師でしたが、川野さんの強い意思に押され、治療のできる病院を紹介してくれたそうです。

紹介状を書いてもらい入院した「がん研有明病院」で、抗がん剤治療と放射線治療を実施。

結果的に2か月半後、珠美さんは奇跡的に退院できたのです。

帰宅後は家族4人で号泣したといいます。

珠美さんは半年ごとに検診を受けながらも、経過は良好とのこと。

夫の愛によって適切な治療を受けられた結果、2023年現在は回復して元気に過ごしているようです。

珠美さんの大病は、家族のきずなが強まるきっかけとなったに違いありませんね。

川野太郎の妻は病気と闘わずに子宮がんを克服

珠美さんはステージ4の子宮がんを克服しました。

6回に及ぶ抗がん剤治療と共に、放射線治療を毎日受けたといいます。

副作用は、髪についてはやや薄くなる程度でしたが、吐き気や下痢などに苦しんだそうです。

あるときから、珠美さんは「がんと闘う」ことを辞めました。

がん細胞も元々は自分の細胞。

それをやっつけるのではなく、「私の細胞よ、元に戻って」と祈るようにしていました。

生存率のデータも見ずに、その日その日を大切に生き続けたといいます。

川野さんも妻の手を握り、寄り添い続けました。

結果的に彼女の気持ちは、不思議なほど穏やかになったのかもしれません。

最先端の治療だけでは、心身の苦しみを本当の意味で和らげることができませんでした。


珠美さんは心の持ちようを変えることで、不安やストレスと折り合いを付け、穏やかな気持ちで治療に励めたのでしょう。

「がんと闘わない」という想い、そして川野さんの深い愛情が、奇跡を起こしたのかもしれません。

今後も末永く、家族で仲良く暮らして欲しいですね。

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