美内すずえの予言とスピリチュアルの力。アマテラスの神社&八ヶ岳での覚醒体験。病気の噂とは

演劇を題材とした人気漫画『ガラスの仮面』の作者として知られる美内すずえ(みうち すずえ)さん。

ある作品が予言書と呼ばれていますが、背景には作者自身のスピリチュアルな力の存在があるようです。

また漫画『アマテラス』に登場した神社、八ヶ岳での覚醒体験についてチェック。

併せて、病気の噂に迫ります。

美内すずえのプロフィール

本名:西尾鈴江

生年月日:1951年2月20日

身長:不明

出身地:大阪府大阪市

最終学歴:大阪成蹊女子高等学校

美内すずえの予言書『アマテラス』

美内さんによる予言書と呼ばれているのが、精神世界や宇宙原理を題材とした漫画『アマテラス』です。

『アマテラス』は10年に1度しか新刊が出ないため、あまり知られていない作品です。

しかし未来を予知するような描写がいくつかあったことで、予言書として秘かに注目されてきました。

たとえば2001年に出版された4巻では、南極にあるエネルギーポイントが、将来開くことになると書かれていました。

14年後の2015年、実際に南極でハーモニー宇宙艦隊の活動が始まったことで、予言通りの調査が行われるのです。

さらにエネルギーポイントが開くためには、人工地震やテロなど摩擦も生じると書かれていました。

災害やテロが多発する2010年代以降の世界情勢を予知していたかのような描写ですね。

幼少期から不思議な体験をしていた美内さんですが、あまり体験を語り過ぎると親に怒られたそうです。

人前で語らなかったものの、「不思議な世界は確実にある。きちんと漫画に描かないといけない」と徐々に考えるようになりました。

こうして生まれたのが『アマテラス』だったのです。

ただ編集からは「先に『ガラスの仮面』を描きなさい」と言われてきたため、かなりスローペースで描き進めてきました。

『アマテラス』は2021年までは、先ほど紹介した4巻までしか出版されていません。

2022年には最終巻となる5巻が発売されました。

美内すずえが持つスピリチュアル系の力は遺伝

美内さんはスピリチュアルな力を持つ家系に育ったそうです。

4歳のとき、夜中に寝ている最中、肉体離脱をした経験がありました。

自分が引きつけを起こす姿や、別の部屋で父親が神棚に向かって太鼓をたたいている姿を見ていたそうです。

翌朝父親に確かめると、あまりに美内さんがうなされているため、太鼓をたたいて不動明王に祈りを捧げていたとのことでした。

さらに漫画家になってからも、美内さんらしき8歳くらいの少女を、アシスタントや編集者が目撃したそうです。

父親も不思議な夢をよく見る人で、祖父も神道系のまじないの力を持っていたといいます。

スピリチュアルな力を持つ、不思議な家系だったことがうかがえますね。

『アマテラス』に登場する神社

スピリチュアルな力の持ち主である美内さんだからこそ描けた、精神世界がテーマの『アマテラス』。

同作の「倭姫(やまとひめ)幻想まほろば編」に登場するのが、奈良県の檜原(ひばら)神社です。

太古の時代に戻ったかのような気持ちになれる観光スポットのため、漫画ファンだけでなく、歴史ファンにもおすすめ。

鳥居の向こうに西の二上山を見渡せる絶景スポットもあります。

目の前にある茶屋「桧原御休処」は、そうめんと甘味が人気とのことでした。

神秘的な雰囲気を味わい、悠久の歴史ロマンに身を馳せ、おいしい食事も楽しめる魅力的な場所ですね。

美内すずえの八ヶ岳での覚醒体験

美内さんは八ヶ岳で、「本格的に覚醒体験をした」と語っています。

それ以前には八ヶ岳南麓の「千ヶ滝」で、世界が黄金色に見えるという神秘体験をしていました。

以来、八ヶ岳を頻繁に訪れるようになったそうです。

スピリチュアルの世界では有名な著書『宇宙神霊記』では、覚醒体験について詳しくつづっています。

同書によると、美内さんは将来のあるタイミングで世界平和が実現されることを感じ取ったそうです。

覚醒した人類同士がつながることで、宇宙規模で世界に平和がもたらされるといいます。

その後は資本主義文明が崩壊し、精神文明が生まれるそうです。

八ヶ岳で得た体験を土台に、美内さんは本物の予言者として活動し始めたと言えますね。

美内すずえは病気ではなく夫の介護に従事

精力的に『ガラスの仮面』やスピリチュアル系の作品を発表してきた美内さん。

しかし2023年現在も『ガラスの仮面』は完結しておらず、27巻まで発刊され休載が続いています。

病気になったという噂も流れたため、真相を確認しました。

実際には美内さんは病気ではなく、旦那さんの介護に明け暮れていたため、休載を余儀なくされていたそうです。

2016年から介護に追われ、2年ほどは執筆を断念しました。

その後はヘルパーさんの協力もあってか、だいぶ時間に余裕ができたようです。

「必ず完結させる」と宣言しているため、近いうちに最終巻を発表するかもしれません。

『アマテラス』の方も気になりますが、『ガラスの仮面』の方をより多くの人が待ち望んでいるはず。

ぜひファンのためにも、完結を目指して頑張って欲しいですね。


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