『手紙をください!』や『水の子』などの作品を発表してきた少女漫画家の西谷祥子(にしたに よしこ)さん。
『レモンとサクランボ』を大ヒットさせ、学園を舞台とした少女漫画の草分け的存在として評価されてきました。
今はどのように過ごしているのか確認し、傑作選に多くの短編が収録されて話題となっているという情報に迫ります。
また手塚治虫さんとの交流エピソードや、キャラクターの目の特徴を見ていき、西谷作品の楽しみ方をチェックしましょう。
西谷祥子のプロフィール
本名:山田祥子
生年月日:1943年10月2日
身長:不明
出身地:高知県高知市
最終学歴:中央大学法学部法律学科
西谷祥子は今も活動中の様子
西谷さんは2023年に80歳を迎えます。
新作発表の情報はありませんが、引退したという情報もないため、今も現役で活動している様子です。
ご高齢ですから、体調に無理のない範囲で単発の仕事を引き受けているのかもしれませんね。
2018年には、京都国際マンガミュージアムで「幻想と日常の間~西谷祥子・おおやちき・波津彬子」展が開催されました。
昨日、やっと京都MMのダッシュ展を見てきました。今回は「幻想と日常の間~西谷祥子・おおやちき・波津彬子」竹宮恵子先生を加えて4人の作家。西谷先生の絵がなんと31点もあり「マリイ・ルウ」はじめ別マの口絵、別セブ表紙絵など、珍しい。大きいものが多く凄い迫力。5月27日まで。20日はイベント有 pic.twitter.com/fHf4HlAYSc
— 小西@図書の家 (@torikotori) May 7, 2018
京都国際マンガミュージアムで原画'展「幻想と日常の間~西谷祥子・おおやちき・波津彬子~」 – https://t.co/CkU8wJPEqq pic.twitter.com/py3GtjPx4U
— Fashion Press (@fashionpressnet) December 21, 2017
監修した少女漫画家の竹宮惠子さんは、自身も含む4人の少女漫画家の原画を同展覧会で展示し、イベントにも登壇しました。
BL(ボーイズラブ)をテーマに作品を手掛けてきた竹宮さん、イラストレーターとしても知られるおおやさん、和漢洋あらゆる世界を描ける波津さん。
そして学園漫画の草分けである西谷さんの世界観を、存分に楽しめる展覧会だったようです。
またいずれ展覧会が開催されたら、ぜひリモートでも構いませんから、西谷さんもトークに参加して欲しいですね。
西谷祥子の傑作選に収録された短編が話題
白泉社文庫から、西谷さんの傑作選が販売されており、SNS上で話題となっています。
風呂入って西谷祥子傑作選読んで寝る。
— 💓🫀✨🩰🪢🐝🛼🪶💖 (@the_15th_victim) November 14, 2012
『マリイ・ルウ』や『レモンとサクランボ』など代表作も収録されていますが、あまり知られていない短編も多く楽しめるようです。
2003年に刊行された第1巻には、表題作『マリイ・ルウ』の他、『踊る人形』や『てっせん花』などの短編が収録されました。
西谷祥子傑作選だとまた違う短編が収録されてたりするのか!!
「クラスリングは恋してる」「踊る人形」「てっせん花」「わるい妹たち」「鴨もどき」etc…!? 端から読みたい!!— sakamoto (@zariganiboyz) March 15, 2016
続く第2巻『ジェシカの世界』には、未発表作『わるい妹たち』や異色作『鴨もどき』が同時収録されています。
ファンでも読んだことがなさそうな作品も収録されており、興味深いですよね。
ただマニアックな作品ということは、万人受けしない作品である可能性もあります。
コアなファンであれば満足できるとしても、有名作品と同じ雰囲気を期待しているなら注意が必要かもしれませんね。
手塚治虫に4コマ漫画を送付
西谷さんは幼少期、石森章太郎さんや水野英子さんら、漫画家用アパート「トキワ荘」出身の漫画家の作品に影響を受けました。
また自宅には手塚治虫さんや山川惣治さんらが寄稿していた少年雑誌があったため、大きな影響を受けています。
絵が上手かった父と長兄からも刺激を受けたことで、自身も自然と絵を描くようになっていったのでしょう。
中学3年生のときには、大胆にも手塚治虫さんに4コマ漫画を送付したそうです。
すると「描いた漫画を見てあげる」と返事をもらえたといいます。
10代の若さで有名漫画家に作品を送付し、直接返事をもらえたというのは驚きですね。
幼少期から非常に才能があったことがうかがえます。
さらに石森さんが主宰していた「東日本漫画研究会」の女子部に参加し、初代リーダーに就任。
肉筆回覧誌「墨汁二滴」の編集を任され、それがきっかけで少女向け雑誌「少女クラブ」から原稿依頼を受けるようになりました。
先輩漫画家から信頼されていたからこそ、西谷さんは順調に売れっ子漫画家への道を突き進めたのでしょうね。
西谷祥子が描くキャラクターの目は窓目
西谷さんが描くキャラクターの目は特徴的です。
瞳の中に描く光が、四角い窓のような形をしているため、「窓目」と呼ばれています。
ビー玉を窓にかざし反射させたような
きらめきでした(*´ω`*)スキスキ pic.twitter.com/GS8V079jUg— 箱 ミネコ 5月13日新刊発売!「引き寄せたくないのにスピ体験がとまりません」 (@hakomine) August 30, 2021
目の中に描く光は、丸い場合は「月」、小さな結晶のような形の場合は「星」、四角い場合は「窓」と呼ばれているそうです。
少女漫画家を目指したことのある人なら、顔の描き方を勉強する際に身に付けた知識かもしれません。
特に有名な窓目のキャラクターは、浦野千賀子さん原作の『アタックNo.1』の主人公・鮎原こずえですね。
魔女っ子メグちゃんに続きアタックNo. 1を観始める。100話以上あって長い(;´Д`)主人公鮎原こずえの目が他のキャラに比べて2倍ほどでかい。細かいがお約束の目の中の歯(?)の本数が3本になったり4本になったりするのが気になる(;´∀`) pic.twitter.com/YwiHCdeFiK
— きたがわ翔 (@kitagawa_sho) August 30, 2021
また花森ぴんくさん原作の人気アニメ『マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ』の主人公・七海るちあの目も印象的な窓目です。
7月3日は
七海るちあの誕生日🎂
るちあちゃん誕生日おめでとう🎊🎉🎂🎉🎊#七海るちあ生誕祭2020#七海るちあ生誕祭#七海るちあ誕生祭2020#七海るちあ誕生祭#ぴちぴちピッチ 🎧🎶🐬#祝う人RTかいいね#RTした人フォローする#RTした人全員フォローする pic.twitter.com/RmaQWVtrYN— きこう元勇者@❤平日は挨拶無しで行きます🌸 (@Kikou52954222) July 2, 2020
ただいずれも丸い「月」がメインで、「窓」は瞳の下部に付随的に描かれているだけですね。
西谷さんの描く少女たちの場合は、「窓」がメインであることが、他のキャラクターにはない特徴です。
そして、もうひとり
西谷祥子先生のヒロインたち眩しーーっ✨✨🙈#昭和レトロ pic.twitter.com/Pq6Rlp20Gz
— そらいろの樹🕊 (@solaironoki) January 3, 2021
窓目という言葉を定着させた西谷さん。
個性的ながら美しいヒロインたちを多く描き、後進にも影響をもたらした偉大な漫画家ですね。
西谷作品を読むときは、ぜひ瞳の描き方に注目して、他の漫画家との違いを楽しんでみてください。
水野英子の若い頃がかっこいい。未婚の母、息子の父親と結婚は?現在も活動中
大和和紀は今も活動中。夫との結婚、45歳で子供を出産。年収と印税について
青池保子は現在も連載中。結婚とファンクラブについて。宝塚化された作品と原画展
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