池田理代子の現在(2023)。熱海でマンション生活も年収ゼロ？プロダクションでの活動

大ヒット漫画『ベルサイユのばら』の作者で、オペラ歌手としても活動してきた池田理代子(いけだ りよこ)さん。

2023年に75歳を迎えますが、現在(2023)は熱海のマンションで生活しているようです。

長年暮らしてきた東京の原宿を離れた理由を調査したところ、年収がゼロという噂を見つけました。

プロダクションでの活動を通して、今も収益を上げていると思われますが、池田さんが今どんな生活を送っているか確認します。

池田理代子のプロフィール

本名:賀来理代子

生年月日:1947年12月18日

身長:165cm前後

出身地:東京都渋谷区

最終学歴:東京教育大学文学部哲学科(現在の筑波大学)

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池田理代子の現在(2023)。歌集を出版

池田さんは漫画を描くだけでなく、48歳で東京音楽大学に入学し、オペラ歌手としても活動してきました。

短歌にも親しんでおり、2020年には『池田理代子第一歌集 寂しき骨』を出版。

10代からしたためていた短歌から、167首が掲載されました。

「現代短歌新聞」108号（令和3年3月5日発行）で漫画家の池田理代子さんの歌集（！）『寂しき骨』の書評を寄稿しました。10代から短歌に親しんでおられたという池田理代子さんの渾身の短歌。よろしくお願いいたします。 pic.twitter.com/EnZko9xyyC

— 東直子 (@higashin) March 14, 2021

特に父について描いた短歌が、圧倒的な説得力で胸に迫ります。

「手榴弾 一個ばかりの命にて 語れぬ日々を 兵士は生きたり」

85歳で世を去った父の生きた証を残すため、池田さんは歌人としてプロの道を歩み始めたのです。

さらに同作は、猫、老い、海外経験に関する歌など、章立てごとにあらゆるテーマを内包しています。

『寂しき骨』は池田理代子さんによるエッセイを含む第一歌集。昨晩の #絵描きと歌人と本屋の猫ばなし4 で仁尾智さんが「猫をなくしたときは歌が生まれやすい」と話されていましたが、この本にも「猫の看取り」の章があります。

うららかな日曜日、本日も14:00-19:30頃の営業です。 pic.twitter.com/v2njJ6rubn

— キャッツミャウブックス® (@CatsMeowBooks) December 13, 2020

待ってました。
池田理代子の歌集『寂しき骨』がやっと届いた。

会話なき病室に夕翳り来て　確かに聞いた「お前が娘でよかった」 pic.twitter.com/Pi7qInT5kj

— Maxie Sakamaki (@maxiejp) March 25, 2021

人生の機微をしみじみと感じたい人におすすめの作品です。

池田さんは多彩な才能を武器に、さまざまな分野で活躍を続けていることが分かりましたね。

池田理代子は家賃値上がりにより原宿から熱海のマンションに転居

池田さんは2017年から、静岡県熱海市のマンションで暮らしています。

元々は東京都の一等地である原宿に、自宅兼アトリエとしてマンションを借りていました。

しかし原宿のマンションの家賃は、大幅に値上がってしまったそうです。

さらに、中高年の独身女性が借りられる部屋が都内にはないという、シビアな問題に直面してしまいました。

そんな中で、別荘代わりに部屋を借りていた熱海市のマンションに空きが出たため、思い切って購入。

原宿のマンションを引き払い、熱海市にある3LDKのマンションに転居しました。

海沿いにあるため、窓から初島が見えて、非常に気持ち良く過ごせるそうです。

自然豊かな土地の方が執筆にも集中できそうですから、結果オーライと言えますね。

池田理代子の年収がゼロ？

池田さんが転居したのは「貯金がほとんどないためでは？」と考えた人もいるようでした。

実は池田さん自身が「貯金はほとんどない」と暴露しているのです。

『ベルサイユのばら』の印税だけでも、十分食べて行かれそうなため、意外な事実ですよね。

貯金はオペラの上演のために、ほとんど使い切ってしまったといいます。

自身も音大で声楽を学んでいたからこそ、若手の歌手を支援するため、オペラの上演に関わってきました。

しかしオペラの上演には莫大なお金がかかり、チケットが完売したとしても赤字になるそうです。

ちなみに池田さんは、20代の頃から所属していた著作権管理会社からの給料をもらっていました。

印税などの管理は同社が行っており、池田さんは給料制でお金を受け取っていたのです。

同社は、社長を務める妹さんと共同で設立した会社でした。

熱海のマンションを借りる際も、同社から受け取った退職金を使ったそうです。

今では同社を退職していますから、確かに年収はゼロなのかもしれません。

ただ、いくら東京より家賃の低い静岡でも、収入がゼロでは暮らすことは難しいはずです。

著作権管理会社は家族経営ですから、今でも何らかの資金援助があるのかもしれませんね。

池田理代子のプロダクションでの活動

池田さんの年収や貯金が少ないことは事実の可能性が高いです。

ただ筆者は、さすがに年収がゼロということはあり得ないと考えます。

自身のプロダクション「池田理代子プロダクション」が、継続的にグッズを販売しているためです。

「ベルサイユのばら365日幸せノート」や「ベルサイユのばら塗り絵」など、人気作のグッズは今でも収益を上げているはず。

今日も泊まりなので忘れないように、
ジャジャーン🎶
ベルサイユのばら365日幸せノート💕

明日から書ける✨
お持ちの皆様楽しみですね❤️ pic.twitter.com/mS0x6Ry7p1

— ぴ🌹 (@8673suki) December 31, 2018

『ベルサイユのばら　塗り絵』

塗り絵自体ポストカードになってるのもあるし メッセージカードになってるのもあるんだわ😄 pic.twitter.com/Lgr50F6o3s

— アンドレカン (@avjv0CN3v6nUPxA) December 8, 2020

最近また『塗り絵』が注目されていると聞いて…🌹✨

圧倒的存在感の『ベルサイユのばら 塗り絵』が入荷しておりました。線画だけでも完成されているこの絵を塗る…なんだかとてもありがたくも恐れ多い気がします… #文房堂 #神保町 #ベルばら #ぬり絵 pic.twitter.com/YbIAclJeUY

— 文房堂(ぶんぽうどう)｜画材屋｜10:00～18:30 営業中 (@bumpodo) June 19, 2020

さらに『ベルサイユのばら』グッズに加え、歴史漫画『女帝エカテリーナ』のTシャツも発売。

キャラメルコーンやスパークリングワインなど、人気商品のパッケージも描いており、収益を上げてきたはずです。

オペラの上演活動を少し我慢すれば、すぐにまた貯金が増えるのではないでしょうか。

池田さんは、自分の力を必要としている歌手たちのためにも、上演活動再開に向けて節約に励んでいるのかもしれませんね。

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