『摩利と新吾』や「夢見るゴシック」シリーズで知られる少女漫画家の木原敏江(きはら としえ)さん。
最近は作品を発表しておらず、どのように過ごしているのか気になりますね。
今回は木原さんの近況、結婚の情報、飯能に住んでいるという噂を確認。
併せて、同じく日本を代表する少女漫画家である萩尾望都さんとの鼎談、木原さんのサイン会が好評という情報も紹介します。
木原敏江のプロフィール
愛称:ドジさま
本名:木原敏江
生年月日:1948年2月14日
身長:不明
出身地:東京都目黒区
最終学歴:高等学校卒
木原敏江の近況
木原さんに関する情報は最近見当たらないため、どのように過ごしているのか気になりますね。
2018年に『白妖(びゃくよう)の娘』を「ミステリーボニータ」で翌年3月号まで連載したことくらいしか、情報がありません。
ただ確認したところ、今は『白妖(びゃくよう)の娘』に入りきらなかった話を追加した、完全版を執筆中のようでした。
また2021年3月からは週刊文春「家の履歴書」コーナーで、自身の半生を振り返っています。
超久々に文春買ったら440円で高っと思ったが、家の履歴書が木原敏江さんで得した気分。(´∀`*)
— Echo@sanjo (@Echo_sanjo) March 18, 2021
最新情報が久しぶりに更新されたため、安堵したファンも多かったはず。
さらに「家の履歴書」では、父の事業が失敗し貧しい幼少期を送ったことなど、知られざる苦労も明かされました。
家計を助けるため、高卒で日本勧業銀行丸の内支店に勤めた優秀な人材でもあったことが分かり、驚いた人もいるでしょう。
木原さんの気になる近況と過去の生い立ちを知ることができ、ファンにとって喜びの多い年になったのではないでしょうか。
木原敏江は結婚している?独身説もあり
木原さんが結婚しているか気になる人は多いのではないでしょうか。
大御所の少女漫画家である竹宮惠子さんや萩尾望都さんは、いずれも仕事に邁進しており独身を貫いています。
木原さんも独身だと考えた人が多いようですが、実は結婚しているという情報がありました。
結婚の時期や相手の詳細は不明です。
ネット上の書き込み掲示板を見ると、代表作「夢の碑」シリーズの『鵺』を描き終えた後に結婚したという情報がありました。
ただ真相は不明で、独身説も有力のようです。
引用リツイートやリプに「萩尾望都の一例だけで語るな」と叩かれてますが、望都先生と同じ年代の"花の24年組"と呼ばれる女性漫画家の独身率の高さを知らんのか。
大島弓子、山岸涼子、木原敏江、竹宮恵子、みんな独身やで。
彼女たちがなぜみな独身かは、そりゃ「昭和の男と結婚したい❓」でわかるやん https://t.co/pmsGz6qhfo— 佐藤(差等補助)亜美 (@qmFvxJEhEZ6IoHg) January 3, 2021
いずれにせよ、木原さん自身が充実した生活を送っているのなら、それで良いのではないでしょうか。
ファンにとっても、結婚していても独身でも、優れた作品を描き続けてくれるのであれば満足でしょう。
木原敏江は20代で飯能に家を建てる
木原さんが埼玉県飯能市に暮らしているという情報がありました。
飯能と言えば、萩尾望都さんが暮らしていることで有名な土地ですよね。
木原さんもまた、飯能で暮らしたことがあるそうです。
今でも飯能に暮らしているのかは不明ですが、20代の頃には飯能に一軒家を建てて生活していたそうです。
木原敏江、20代で飯能に一軒家、30代でもう1軒と蓼科に500坪の敷地に30坪の山荘を建ててる。コミックスが1冊350円ぐらいの時代にどんだけ売れたの。#週刊文春 #家の履歴書
— ゆきのこ@home (@yuki_noko) March 19, 2021
飯能の自宅は仕事場を兼ねており、アシスタントに泊りがけで仕事をさせていたという情報もありました。
もしかすると今でも飯能で生活しながら、萩尾さんと交流しつつ、漫画談議に花を咲かせているのかもしれませんね。
木原敏江、萩尾望都、青池保子が初の顔合わせ
2017年に発売された「総特集木原敏江 エレガンスの女王」。
木原さんの約50年におよぶ活動実績を振り返るロングインタビューが掲載され、話題となった雑誌です。
銀座の『摩利と新吾』展で『総特集 木原敏江〜エレガンスの女王〜』購入したら、「特典入れときます」と。カフェで本を開いたら、『王子様がいいの!』のポストカードが!木原敏江ファンには泣ける〜 #木原敏江 #木原敏江原画展#摩利と新吾 #王子様がいいの pic.twitter.com/kx6qBZ2uKE
— ginsan34 (@kahikahi0930) May 7, 2019
短編2作の他、カラーイラストや全作品リスト、代表作の解説などが詰まっており、木原ファンは確実に手に入れたい1冊ですね。
最大の魅力は、少女漫画黎明期を代表する漫画家である萩尾望都さんと青池保子さんとの鼎談(ていだん)が収録されていたことです。
萩尾さんと青池さんが協力し合いながら、木原さんの魅力を積極的に言語化してくれる豪華な企画でした。
1960年代にデビューした大御所3人が顔を合わせるのは、実はこのときが初めてだったそうです。
それでも木原さんは、お互いの作品を読むことで、昔から知り合いだったかのような気持ちで話せた様子でした。
直接顔を合わせなくてもお互いの作品から人柄を想像し、友情をはぐくんでいけるのなら、漫画家はすてきな職業ですね。
だからこそ3人は、初めて会ったとは思えないほど、夢中でガールズトークに花を咲かせられたのでしょう。
木原敏江のサイン会でのファンサービスが好評
「総特集木原敏江 エレガンスの女王」の刊行記念として、数十年ぶりに木原さんのサイン会が開催されました。
250人近くのファン1人ひとりに対して、好きなキャラクターや作品について質問し、力強く握手してくれたそうです。
木原さんは昔からファンサービスの高さが好評でした。
ファン1人ひとりにも丁寧に話しかけてくれる、優しい人柄の持ち主なのですね。
SNS上ではサイン会で、感極まって泣き出したファンの声も多く見られました。
泣き出すファンに対しても、木原さんは優しく声を掛けて、感謝の気持ちを伝えていたそうです。
感極まって泣き出す方続出の木原敏江さんサイン会でした(私の前にいた方全員泣いてつられて私も泣いた)。「握手して頂いていいですか」「いやって云ってもしますよ!」とにこやかに握って下さった手が本当に暖かくて優しくて、菩薩か……と思ったのですが、むしろ佇まいはお地蔵様のそれかも、と。 pic.twitter.com/nFN2Gdk0rw
— 芹香(ねむるさかな) (@aquamensis) November 4, 2017
私はもうあと数人の時から「…コレはヤバイな…」て感じで結局涙出てしまい「喋ると泣きそうなんで…」と言うのが精一杯でしたが「あら、喋ってくださいな」と先生お優しかった…「夢の様です。ずっと大好きです」とやっと言うと「まだもう少し描くわね」と。握手も感激… #木原敏江先生サイン会 pic.twitter.com/3ObvwVEChm
— とおこ。 (@tookousagilove) November 4, 2017
優秀な漫画家というだけでなく、人柄も非常に立派な人だったことが分かりましたね。
これからもぜひ活動を続けて、多くのファンに希望をもたらしてくれることを願っています。
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