西村賢太の彼女遍歴と晩年。結婚せず独身、自宅と年収は?父に逮捕歴あり

『苦役列車』で芥川賞を受賞した、私小説の作家である西村賢太(にしむら けんた)さん。

レギュラー出演していたラジオ番組を降板後、メディアに姿を表すことが極端に減っていました。

そして2022年2月に、東京都内の病院で死去されたことが報道されます。

過去には死を覚悟していたかのような発言も見られました。

早世された西村賢太さんの同棲していた彼女や結婚、さらに自宅や年収の情報と、父の逮捕歴に迫ります。

西村賢太のプロフィール

本名:西村賢太

生年月日:1967年7月12日

出身地:東京都江戸川区春江町

最終学歴:町田市立中学校

マネジメント事務所:ワタナベエンターテインメント

西村賢太の晩年と死生観

西村さんの晩年について確認しましょう。

2012年からTOKYO MXのラジオ番組「ニッポン・ダンディ」にレギュラー出演していたものの、翌年に突然降板。

理由は番組スタッフとMCの進行の仕方に不満を抱えていたためだそうです。

その後はあまりメディア出演していない印象でしたが、2022年2月5日、54歳で逝去されました。

2021年6月には「日刊SPA!」公式サイトにて、コラムニストで芸人の山田ルイ53世さんと対談しています。


対談のテーマは「中年の生き方」で、西村さんは「最近気持ちに変化が出て来た」ことを明かしました。

40代の頃はバイタリティに満ちていたものの、50代に入ると悟ったような心境に至ったようです。

先が見えてしまったことで、今後の人生には劇的な変化を期待せず、飄々と生きるようになったのでしょう。

「今の気力や体力を保っていられるのは、せいぜい10年。人生の日が暮れようとしている」と語っています。

もしかしたらこの時すでに、体に何かしら不具合を感じていたのかもしれません。

同時に「まだ書きたいことがたくさんある」という気持ちもあるため、今まで以上に、真剣に仕事をするようになった様子です。

また最近よく聞く言葉「ワークライフバランス」に話が及ぶと、西村さんなりの持論を展開しました。

「生きるだけで精いっぱいで、人生を充実させようと思う暇もなく年を取った」とコメント。

つまり「仕事だけを精いっぱいやるだけで十分、無理やり家庭や趣味を充実させる必要はない」ということなのでしょう。

仕事も家庭も趣味も充実させることが「善」という風潮は、確かに一種の圧力にも感じられます。

理想の生き方は人それぞれですから、「仕事をしながら懸命に生きる」だけでも、十分に立派な生き方ですよね。

西村賢太の彼女と交際遍歴

西村さんは仕事だけを一生懸命にこなしており、「家庭を充実させよう」という意思はあまりない様子です。

ただかつて彼女との生活を満喫した時期もあるようでした。

「秋恵もの」と呼ばれる一連の作品に登場するヒロイン・秋恵は、実際に1年間同棲した彼女がモデルです。

結婚には至らなかったそうですが、西村さんは彼女の実家から多額の借金をしていました。

度々督促の電話が来ていたものの、芥川賞を受賞した際は、彼女の母親からお金のことを抜きにしてお祝いしてもらえたそうです。

彼女には苦労を掛けた末に別れたようですが、売れっ子作家になったからには印税を使って借金を返してもらいたいですね。

西村さんは女性遍歴が派手なようですが、秋恵のモデルとなった彼女が出て行ってからはずっと交際相手はいないとのこと。

一度、メールアドレスを交換した女子アナウンサーがいたようですが、ほとんど連絡を取らないまま終わりました。

年齢を重ねて、「誰かと一緒に暮らしたい」という欲が失せていき、あまり女性への執着がなくなったようですね。

西村賢太は結婚せず独身

同棲していた彼女と別れて以来、2022年に亡くなるまで交際も結婚もせず、独身生活を送ってきた西村さん。

かつて結婚しない理由について「嫁が老けていくだけだから、結婚するのは損」と発言していました。

女性であれば憤慨する発言ですが、おそらく西村さんは結婚しない理由を無理やり作り上げたのでしょう。

結婚せずに孤独を感じることがあるものの、「独身生活に満足している」と自分に思い込ませたかったのかもしれません。

結果的に女性差別的な発言をしてまで、自分の選択を正当化してしまったように思えますね。

西村賢太の自宅は?

西村さんは借金も抱えているからこそ、独身の方が気楽に感じることが多いのでしょう。

自宅の正確な場所は分かりませんが、印税で購入したマンションにでも暮らしているのかもしれません。

男性1人が気楽に暮らせ、書籍も収納できるスペースがある家なのでしょうね。

ちなみに芥川賞を受賞した際には「自宅で、風俗に行こうかと考えていた」そうです。

「自宅で受賞を知りました」ではなく、「風俗」という単語を付けるところが曲者らしいですよね。

西村さんの受賞コメントから、彼が自宅でどんな生活をしているのか気になった人も多いのでしょう。

年収は芥川賞受賞後、5,600万円に

ネット上で「ダメな人のヒーロー」と呼ばれていた西村さん。

中卒で職を転々とし、借金を抱えながら風俗に通っていた経歴に、自己肯定感が低い男性たちは慰められたようです。


「ダメなのは自分だけじゃなかった」と考え、西村さんに親近感を抱いた人も多いはず。

しかし芥川賞を受賞する前から年収が480万円だったことが明かされた際には、ネット上に失望の声が上がりました。

そこそこの年収を稼いでいた事実によってダメ人間のイメージが覆され、「俺達の仲間じゃなかった」と思われてしまったのです。

芥川賞を受賞前から小説家として稼いでいたのですから、西村さんは決してダメ人間ではありませんね。

受賞後は年収が10倍以上の5,200万円となり、もはやダメ人間どころか大スターです。

西村さんは苦労を重ねて地道にスターダムにのし上がったのですから、読者としては経歴を批判せずに見守るべきだったのかもしれません。

西村賢太の父の逮捕歴

西村さんは25歳の頃、アルバイト先で同僚と揉めたところ、駆けつけた警官を誤って殴ったため逮捕されました。

10万円の罰金を払いましたが、懲りずに29歳のときに酔った状態で暴行事件を起こし、再び逮捕されています。

実は西村さんの父も、強姦強盗事件で逮捕されたことがありました。

実家は運送業の零細企業でしたが、父は外車マニアで、高級車を数年おきに買い替えていたそうです。

金遣いが荒く、口出しした相手には暴力を振るうような性格だったといいます。

1978年の秋に強盗強姦事件を起こし、刑務所に収監。

これがきっかけで両親は離婚し、西村さんは姉と共に母と暮らし始めました。

元々は父が「強盗事件」を起こしたと思っていましたが、中学時代に「強盗強姦事件」だったことを知ります。

西村さんはあまりのショックに、一時は不登校になったそうです。


幼少期に心の傷を負った結果、自身も成人後に非行をくり返すようになったのでしょう。

西村さんは一時期、確かにダメ人間だったのかもしれません。

ただその境遇から這い上がったのも、彼自身の努力によるものだった点は、すばらしいのではないでしょうか。

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コメント

  1. 40代の頃はバイタリティに満ちていたものの、50代に入ると悟ったような心境に至ったようです。
    この言葉が50歳の私に突き刺さります。寿命が伸び、昔は50代といえば人生終盤だったのでしょう。
    西村賢太さん、こんなに早くご逝去されるとは。