80年代は町田町蔵を名乗り、パンク界のカリスマ的存在だった町田康(まちだこう)さん。
ミュージシャンとして世に出て、俳優としても活動していましたが、処女小説の文学賞受賞を機に小説家の道へ。
近年はもっぱら執筆業を中心とした活動ですね。
ジャンルの枠を越えて才人ぶりを発揮する町田康さんですが、その私生活についてはあまり知られていないようです。
結婚はしているのか、嫁はどんな女性なのかを調査してみました。
愛する猫や犬たちとの暮らしについても紹介します。
町田康のプロフィール
本名:町田康(まちだ やすし)
生年月日:1962年1月15日
身長:168cm
出身地:大阪府堺市
最終学歴:大阪府立今宮高等学校
町田康の結婚、妻の敦子は経営者
独特な感性の持ち主として、ミュージシャンや作家など幅広く活動してきた町田さん。
80年代後半、バンドブームに嫌気がさして音楽活動から離れてしまいました。
3年ほど何もせず、図書館に通いつめて本を読みふけっていたそうです。
プライベートではどのような生活を送ってきたのでしょう。
正確な結婚時期は不明ですが、妻は町田敦子さん。
女性特有のガンの自助グループ、オレンジティの理事長を務める河村裕美さんのこんなツイートを発見しました。
今日は、熱海で会合してます。動物との共生について、芥川賞作家の町田康さんの奥さんの町田敦子さんがお話ししてます。 pic.twitter.com/S9Kc1LtmFI
— 河村裕美 (@kawamura_otea) 2014年12月17日
町田敦子さんについて調べてみると、熱海市で犬の保育園・ペットホテル「TOTAL CARA」を運営していることが判明。
名称はCasa di Spink (スピンクの家) といい、敦子さんは愛玩動物飼養管理士・ペットシッター士・プレイボゥドッグトレーナーズアカデミー認定ドッグトレーナーとありました。
そもそも町田夫妻が二拠点生活を始めたのは猫の預かりボランティアがきっかけだったとのこと。
飼い主のいない猫に貰い手ができるまで、保護団体から猫を何匹も預かっていたのです。
猫たちのケアをしつつ、執筆業に専念できる空間を都心に確保するのはなかなか難しく、行き着いたのが別荘地である熱海のリノベーション物件でした。
また「vivi」名義でブログも運営していました。
町田さんはアルバム『犬とチャーハンのすきま』をリリースしているため、おそらく犬好きなのでしょう。
夫婦は好きな動物である犬を介して出会い、交際に至ったのかもしれませんね。
町田康さんに子供がいるかどうかに関しては公表されていないようです。
愛する猫たちや犬たちとの日々を作品に!
バンド名を「INU」とするほど犬好きの町田康さん。
浜辺で出会った犬も町田家に仲間入りするなどして、犬たちや猫たちと熱海で暮らす日々が始まります。
彼らとの生活をつづった作品も多いですね。
中でも愛犬スピンクの目線で描いた『スピンク日記』は人気がありました。
しかし、2017年6月にスピンクは急逝。
2017年10月に発売された『スピンクの笑顔』で幕を閉じます。
そして、雑誌『猫の手帖』で連載されたエッセイをまとめた『猫にかまけて』シリーズ。
縁あってともに暮らした猫たちとの出会いや別れなどが描かれており、愛おしい思いにあふれた作品です。
例えば、老猫ココアが、飼い主「町田さん」のお腹の上で寝ていて、居心地が悪く、抗議する様子は微笑ましく、小説の町田作品とはひと味違う作者の感性が楽しめますね。
発表した最初の詩集を足掛かりに、小説家として確固たる地位を築いた町田康さん。
精力的な執筆活動もクリエイティブな才能の表れといえるでしょう。
家のリフォームについて
町田さんの家は静岡県熱海市の古い日本家屋です。
2007年の購入時点で築30年以上だったため、リフォームして暮らし始めたといいます。
周囲からは「本当に住めるの?」と心配されたものの、構造はしっかりしていたそうです。
水まわりや床をリフォームすれば、問題ありませんでした。
よほどリフォームが楽しかったのか、当時の様子を『リフォームの爆発』(2016年)につづっています。
『リフォームの爆発』町田康 #読了
リフォーム=家の不具合の解消。
ただそれだけのことなのに。リフォームに気持ちを絡めとられ、煩悶・発狂しながら理想の家を求める体験記。
頻繁に夢と現実を行ったり来たり、うねりにうねっている。
度々「私は何を読んでるのか…?」ってなる。おもちろい。 pic.twitter.com/zHkAyDTk6z
— みやこ@読書 (@miyacobook) October 31, 2019
夫婦そろって家は「中古購入主義」とのこと。
古い家を買い、自分で手を加えるのが好きだそうです。
「新築は値段が高いだけで、メリットなし」とまで語っています。
かつては六本木のマンションで暮らしていたそうですが、地方の広々とした中古物件の方が好みだったのでしょう。
町田さんは地方でゆったりと暮らしながら、今後も精力的に執筆活動を続けてくれるでしょう。
関連記事
町田康、布袋との暴行事件&酒とバンド。芥川賞受賞、又吉が絶賛の文体とは
角田光代の夫は河野丈洋、子供はいない。結婚歴あり今の夫は再婚&妊娠日記の小説が切ない
三浦しをんは結婚していない。父や弟と関係良好で家族仲良し&住まいは町田市?
綿矢りさ、夫との結婚。子供は息子。 藤原基央との噂はデマ&京都への愛
コメント