くらもちふさこ、脳腫瘍も病気は完治。集英社で活躍&手塚治虫文化賞。作品の特徴と経歴

ヒット漫画『天然コケッコー』で知られる漫画家のくらもちふさこさん。

2018年のNHK朝の連続テレビ小説『半分、青い。』では、くらもち作品が劇中に登場し、話題となりました。

脳腫瘍を患ったという情報がありましたが、今も病気で苦しんでいるのか確認します。

また集英社「別冊マーガレット」でデビュー以来、手塚治虫文化賞に輝くなど、高く評価されてきたくらもち作品の特徴をまとめます。

併せて、一流漫画家となるまでの経歴を見ていきましょう。

くらもちふさこのプロフィール

愛称:ふーちゃん

本名:倉持房子

生年月日:1955年5月14日

身長:不明

出身地:東京都渋谷区

最終学歴:武蔵野美術大学中退

くらもちふさこは脳腫瘍を発症、病気は完治

くらもちさんは2022年にデビュー50周年を迎えます。

活動の集大成として、2019年には初の自伝『くらもち花伝 メガネさんのひとりごと』を出版しました。

同作では、脳腫瘍の手術を受けたことを明かしており、活躍の傍ら闘病生活を送っていたことが分かりました。

視神経が脳腫に圧迫された結果、時おり視界の端に、ラメのような輝くものが見えるようになったそうです。


根っからの漫画家であるくらもちさんは、この不思議な感覚を漫画に描いたといいます。

病気をも作品に利用するところから、プロ根性が垣間見えますね。

2021年現在は完治しており、特に大きな病気も患わず、健康に過ごしているようです。

ただ手術の影響かどうかは不明ですが、物忘れがひどくなり、日常生活で困ることが多くなってきているとのこと。

だからこそ今の気持ちをしっかり書き残しておくため、自伝の執筆を決意したのでしょう。

病気を完治させたとはいえ、くれぐれも心身には気を付けつつ、新たな名作の執筆に励んで欲しいですね。

くらもちふさこは集英社の少女漫画家として活躍

くらもちさんは1972年、『メガネちゃんのひとりごと』が「別マまんがスクール金賞」を受賞しました。

同作が集英社の「別冊マーガレット」に掲載され、漫画家デビューを果たします。

以来、長きに渡り集英社の少女漫画家として活躍を続けました。

長年「別冊マーガレット」の看板漫画家として活動し、妹の倉持知子さんをはじめ、後輩の少女漫画家に大きな影響を与えます。

また1990年代からは、「別冊マーガレット」より読者年齢層が高い、同じ集英社の「コーラス」へ活動の場を移しました。

代表作『天然コケッコー』は1994年から6年間、「コーラス」で連載された作品です。

過去作品より強い線を使うなど、絵柄も変えつつ描いた結果、これまでとは異なる読者層の心もつかみました。

同作は講談社漫画賞を受賞し、2007年に映画化もされるなど、高く評価されています。

2012年からは「コーラス」から改題した大人の女性向け雑誌「Cocohana(ココハナ)」で活動中です。

活動場所自体は移してきましたが、常に集英社と共に連携しながら、すばらしい作品を生み出していたのですね。

手塚治虫文化賞を受賞

2017年、くらもちさんは『花に染む』で手塚治虫文化賞・マンガ大賞に輝きました。

「漫画の神様」である手塚治虫さんの業績を記念した名誉ある賞で、年間で最も優れた漫画にマンガ大賞が贈られます。

見事大賞に選ばれた『花に染む』は、弓道部の少女をはじめ4人のキャラクターを軸に展開されるストーリーです。

弓道が題材だからこそ、静かな緊張をリアルに感じさせる漫画であり、多くのファンが魅了されています。

人物描写も繊細で、ストーリー展開にも隙がありません。

くらもちさん自身、これまでの作品の中で「最も難産だった」と振り返っていました。

苦労して描き上げたからこそ、賞を受賞した際は喜びもひとしおだったに違いありませんね。

くらもちふさこ作品の特徴は言葉に頼らない心理描写

くらもち作品のすばらしさは、言葉に頼らない心理描写にあります。

特に手塚治虫文化賞・マンガ大賞に輝いた『花に染む』の心理描写は高く評価されています。

直接的な心情描写が少ないにもかかわらず、丁寧な作画からだけでも、主人公の繊細な心理を理解できるのです。

構成も見事であり、文字に頼らなくてもキャラクターの心理がしっかり伝わってくるのです。

漫画という一種の絵画作品で魅了しながら、リアルな心理まで伝えられる点から、くらもちさんの才能がうかがえますね。

くらもちふさこの経歴

くらもちさんは1955年5月14日、東京都渋谷区鉢山町で生まれました。

名門進学校である豊島岡女子学園高校に在学中、『春のおとずれ』で「別マまんがスクール佳作」を受賞しました。

さらに『新聞部異状あり』も同賞の佳作となります。

1972年に『メガネちゃんのひとりごと』が同賞金賞を受賞し、漫画家デビューを果たしました。

武蔵野美術大学造形学部に進学すると、日本画を学びながら、漫画研究会で活動します。

1979年に中退すると、漫画家活動を本格化させました。

集英社の看板漫画家として少女漫画界をけん引し、多くの後進の憧れとなります。


音楽をテーマとした『いつもポケットにショパン』、田舎を舞台に何気ない風景を切り取った『天然コケッコー』。

巧みな心理描写で魅了する『花に染む』など、常に異なる作風で、幅広い層に受け入れられてきました。

今後も一流漫画家として、ファンに喜びを、後進に刺激をもたらし続けてくれることでしょう。

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