日本を代表する作曲家・服部隆之さんの娘で、ヴァイオリニストとして活躍している服部百音(はっとり もね)さん。
音楽家一族に生まれただけあり、高い実力を誇っています。
また小学校、高校、大学などの学歴もエリートらしいものでした。
使用楽器であるグァルネリの詳細も含めて、服部さんの実績をチェックしましょう。
服部百音のプロフィール
本名:服部百音
生年月日:1999年9月14日
出身地:東京都
最終学歴:ザハール・ブロン・アカデミー
レーベル:エイベックス・クラシックス・インターナショナル
服部百音の実力は高い
まず服部さんの実力を確認します。
入り時間が早すぎる父について行ったのでゲネまで物凄く時間が余り、海見て来ました🙃
目が死んでる#大さん橋 pic.twitter.com/8pUNaSykQQ
— 服部百音/Moné Hattori (@HattoriMone) December 12, 2021
服部さんは『東京ブギウギ』や『青い山脈』などの大ヒット曲を作った、服部良一さんの曾孫です。
「東京ブギウギ」の作曲家、服部良一さんが中央線に乗っている途中メロディーを思いつき、西荻窪で途中下車して「こけし屋」のナプキンに音符を書いた逸話があります。昔から西荻窪は文化人が集まるところ。何かインスピレーションをキャッチする場所かもしれません。 pic.twitter.com/8SM7IQoEeO
— はるお (@cq7h11D1jrwkiDq) December 13, 2021
父の服部隆之さんは、人気ドラマ『半沢直樹』や大河ドラマ『真田丸』などの音楽を担当した有名作曲家ですね。
「半沢直樹」ぶりに服部隆之さんの劇伴レコーディングに呼んで頂きました✨
今回、楽器を沢山弾きました😆
エレキ、アコギ、ガッド、12弦ギター、ブズーキ、ドブロ、ウクレレ‼️
もう耳から流れてくる服部さんの音楽が素晴らし過ぎて、気持ち良過ぎて、、、😭
お楽しみにっ😁 pic.twitter.com/d4AffIuyI7
— 佐々木”コジロー”貴之 (@kojiro_guitar) January 28, 2021
音楽家一族に生まれただけあり、服部さんは幼少期からヴァイオリニストとしての頭角を現しています。
わずか8歳でオーケストラと共演を果たし、10歳でポーランドの「リピンスキ・ヴィエニヤフスキ国際コンクール」で1位に輝きました。
さらに特別賞も受賞し、史上最年少記録を更新します。
翌年にミラノのヴェルディホールで華々しくリサイタルデビューを果たし、10代から世界各国で演奏活動を行いました。
ロシアの「ノヴォシビルスク国際ヴァイオリン・コンクール」では、13歳にして飛び級でシニア部門に参加。
最年少でグランプリ、審査員特別賞、新曲賞に輝いています。
他にも名だたるコンクールでグランプリを受賞し、天才少女として名を馳せてきました。
一人っ子として育ったようですから、音楽家一族による薫陶を思う存分受けられたのでしょう。
名門一家の子孫として、プレッシャーを感じることも多々あったはずです。
それでも周囲の期待以上の成果を挙げて、若くして世界中で活躍しているのは見事としか言えませんね。
服部百音は三光小学校を卒業
服部さんはエリートですから、私立の小学校を卒業しているイメージがあるかもしれませんね。
実際に当初は私立小学校に通っていたそうですが、学業のレベルが高かったようで、音楽活動との両立が厳しくなってしまいました。
結果的に地元の高輪地区にある公立三光小学校に転校しています。
母・えりさんによると、「公立小学校の方が、授業の振り替えに対応してくれて、音楽活動に対する配慮があった」とのこと。
小学校側の理解があったからこそ、音楽活動と学業を両立でき、コンクール入賞経験を積めたのですね。
服部百音は東京音楽大学付属高校で奨学生
服部さんは区立中学校を卒業後、東京音楽大学付属高校に進学し、特別特待奨学生に選ばれました。
同校は東京都文京区の私立高校で、音楽教育に特化した伝統校です。
音楽理論、演奏活動に加え、語学研修も行い、国際的に活躍できる音楽人材を輩出してきました。
元AKB48の松井咲子さん、ピアニストの辻井伸行さん、ヴァイオリニストの宮本笑里さんも卒業生です。
優秀な人材が多数輩出された伝統校で奨学生に選ばれたところから、服部さんの優秀さがうかがえますね。
服部百音は桐朋学園大学を卒業
服部さんは高校を卒業後、東京都調布市にある音楽大学・桐朋学園大学のソリストディプロマコースに進学しました。
同コースはソリストとして将来有望な学生を対象に、高度な実技教育を実施しているコースです。
学校に認められたごく少数の人材のみが学べるエリートコースですね。
#服部百音(20) #ヴァイオリニスト
1999/9/14 [はっとり もね/#HattoriMone]#東京音楽大学付属高等学校#桐朋学園大学 ソリストディプロマコース#ザハール・ブロン・アカデミー(スイス)2016 CDデビュー#1000日チャレンジ #YuruYou
#119https://t.co/q88VyzVPpYhttps://t.co/Nw0XMas2Az pic.twitter.com/Gy6b70qM9Z— 令和の1000人【公式】 (@1000yyou) November 9, 2019
幼少期からコンクール入賞実績がある服部さんが選ばれたのは当然です。
コースでは演奏をメインに、音楽理論や音楽史、ソルフェージュを学びます。
服部さんは同コースに在籍しながら、スイスのザハール・ブロン・アカデミーにも留学しました。
国内外で研鑽を積んだ後、2021年3月に桐朋学園大学の同コースを修了しています。
子供の頃からプロとして活躍し、最高峰の教育を受けた結果、鬼に金棒と言える高レベルなスキルが身に付いたに違いありませんね。
服部百音の使用楽器はグァルネリ・デル・ジェス
服部さんが使用しているヴァイオリンはグァルネリ・デル・ジェスです。
かつて使用していたグァルネリ・デル・ジェスと15年ぶりくらいの再会😊相変わらずの気分屋さんでした💦 pic.twitter.com/LKI19GXQS4
— 根来かなう🎻金沢をヴァイオリンの街に (@KanauTsubokura) May 13, 2018
日本を代表する楽器店「日本ヴァイオリン」から貸与されました。
以前まではヴァイオリニストの戸田弥生さんが使用していた、1740年製のピエトロ・グァルネリを使っていました。
上野製薬株式会社から貸与されたもので、板版がアーチ状に膨らんでいる点が特徴です。
服部百音さんの使用楽器は上野製薬株式会社より貸与されているピエトロ・グァルネリとのこと。グァルネリが聴けるのは楽しみです! https://t.co/QiqrM5L1Ju
— Shinobu Oyashiki (@ShinobuOyashiki) October 31, 2016
2023年現在使用しているグァルネリ・デル・ジェス、以前使用していたピエトロ・グァルネリは共にイタリアのヴァイオリン製作者一族による作品。
グァルネリ・デル・ジェスは、特に名高いバルトロメオ・ジュゼッペ・アントーニオ・グァルネリが製作したものです。
最も高価なヴァイオリンとして有名で、ごく一部のヴァイオリニストしか手に触れられない最高峰の楽器とされています。
服部さんは最高峰の楽器の使い手としてふさわしい演奏家になったということですね。
2023年現在はまだ24歳。
若き天才ヴァイオリニストの活躍から目が離せませんね。
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