服部隆之、妻と娘も音楽家。息子は?華麗な家系図&父も作曲家

祖父に昭和歌謡界のレジェンド・服部良一さんをもち、自身もヒットメイカーとして多くの劇伴を担当してきた服部隆之(はっとりたかゆき)さん。

今回は家族にフォーカスして、妻、娘、息子についてみていきます。

また音楽一家である服部家の家系図や、2020年に他界した父・克久さんにも注目しました。

服部隆之の妻は元ヴァイオリニスト

服部隆之さんの妻・服部エリさんは、かつてプロのヴァイオリニストとしてオーケストラなどで活動していました。

とはいえ完全にヴァイオリンから離れたわけではなく、第一線を退いたあとも、服部克久さんによってスタートした「音楽畑」シリーズのアルバムに参加しています。


同じくヴァイオリニストとして活動する娘の百音(もね)さんを間近で指導し、世界中のコンサートに同行してきたのがエリさんです。

百音さんいわく、父や祖父がオーディエンスとして客観的に感想を述べてくれるのに対し、母はヴァイオリンが専門なので具体的なアドバイスをしてくれるとのこと。

母の指導のもとで練習する時は、延々と続くレッスンに「ママのバカ」などと悪態をついてしまうこともあるそうですから、おそらく厳しい先生なのでしょう。

エリさんも娘に期待を寄せるあまり、つい指導に熱が入りすぎてしまうのかもしれません。

服部隆之の娘は百音、息子はいる?

娘の服部百音さんは1999年9月14日に誕生しました。

エリさんによると、「百音」という名は、いろいろな音の宝物に恵まれてほしいという願いをこめたもの。

ヴァイオリンをはじめたのは5歳の時で、8歳でオーケストラと初共演。

10歳になると、リピンスキ・ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリンコンクールで史上最年少の1位に。

以降は国内外で演奏活動を行い、CDデビューも果たしました。

2021年3月に桐朋学園大学音楽学部ソリスト・ディプロマコースを修了しています。

毎日ヴァイオリンの練習に多くの時間をあてているため、テレビを見ることはほとんどないという百音さん。

2023年に24歳を迎えますが、同年代に人気のアイドルやアーティストのことも知らず、友人と話がかみ合わないこともあるのだそう。

自宅でヴァイオリンを練習していると、「今、変イ長調で曲を書いてるからト長調はやめて!」と父の孝之さんに言われることも。

名門音楽一家ならではのエピソードですね。

百音さんに兄弟姉妹がいるのかどうかも気になりますが、一人っ子だそうなので、服部隆之さんに息子はいないことになります。

華麗なる音楽一家の家系図

服部家の先祖は、もともと尾張の人形師で、隆之さんの数代前に大阪に移ってきました。

祖父の服部良一さんは『東京ブギウギ』などの名曲で知られ、国民栄誉賞を受賞した希代の作曲家。

良一さんの妹が宝塚の娘役出身で歌手や女優として活躍した服部富子さん。

良一さんには2男3女がおり、長男の克久さんが隆之さんの父にあたります。

次男の吉次(本名・良次)さんも大学で音楽を学んでいましたが、どうしても俳優の夢をあきらめきれず、役者の道へ。

『凄い奴ら』『月島狂奏』などの映画に出演しました。

吉次さんの妻が女優の石井くに子さん。

その子がバレエダンサーで振付家の服部有吉さんです。


有吉さんは過去にドイツのハンブルク・バレエ団やカナダのアルバータ・バレエ団の看板ダンサーとして活躍。

2010年のバンクーバー五輪開会式にも出演し、華麗なダンスを披露しました。

服部隆之の父は作編曲家の服部克久

2020年6月11日、末期腎不全により83歳でこの世を去った服部克久さん。

入院する数日前まで仕事の打ち合わせを進めていたそうですが、同年2月からは集中治療室で闘病生活を送っていました。

克久さんは『ミュージックフェア』『ザ・ベストテン』などのテーマ音楽のほか、ドラマや映画、競馬場のファンファーレなど幅広いジャンルに音楽を提供。

また音楽祭の審査員やテレビ番組のコメンテーターなど、枠にとらわれない活動も注目を集めました。

「先生」と呼ばれるようになっても、現場主義のスタンスは変わらなかったそうです。

そんな父のことを「私のヒーロー」と語る服部隆之さん。


かつて父が自分にそうしてくれたように、娘の百音さんに練習を強制することはないそうです。

音楽が嫌いにならないよう、見守ることに徹するのは、音楽一家の服部家に代々伝わる精神なのかもしれません。

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