藤原ヒロシとNIGOの仲、兄弟ではないが似てる。若い頃の活躍&ラストオージー

日本を代表するファッションデザイナーである藤原ヒロシ(ふじわら ひろし)さん。

ファッションブランド「A BATHING APE®」の創業者であるNIGO(ニゴー)さんとは非常に仲良しのようです。

対談記事などで2人の顔をよく見てみると、非常に似ていることがわかります。

肩書が同じで、年齢差は6歳ですから、血のつながった兄弟だと思われても不思議ではありませんね。

今回は仲良しの2人が兄弟なのか確認し、「似てる」と評判の画像を紹介します。

併せて、2人の若い頃の活躍と連載企画「ラストオージー」について見ていきます。

藤原ヒロシのプロフィール

本名:藤原浩

生年月日:1964年2月7日

身長:推定166cm

出身地:三重県伊勢市

最終学歴:セツ・モードセミナー

所属事務所:fragment design

NIGO(正式表記:NIGO®)のプロフィール

本名:長尾智明

生年月日:1970年12月23日

身長:非公表

出身地:群馬県前橋市

最終学歴:文化服装学院

所属事務所:HUMAN MADE創業者/オツモ株式会社代表取締役社長

藤原ヒロシとNIGOは仲良し

NIGOさんはストリートカルチャーの第一人者として知られ、世界的に活躍するデザイナーです。

4歳年上の藤原さんとは仲が良く、よく藤原宅で一緒にゲームをしていたそうですよ。

NIGOさんは今でこそ伝説的な存在ですが、かつては先輩クリエイターである藤原さんの背中を追う青年でした。

藤原さんは「尊敬する先輩」というよりは「崇拝する存在」だったようです。

NIGOさんは憧れの存在の真似をするようになり、服装や髪型も藤原さんを意識していました。

藤原ヒロシとNIGOは兄弟ではなく似てるだけ

NIGO(ニゴー)という名前は「藤原ヒロシの2号(にごう)」という意味で付けられました。

原宿でファッションの最先端を走り続けてきた店「アストアロボット」で、かつて店長だった髙橋一郎さんが名付け親とされています。

藤原さんとNIGOさんは赤の他人ですが、まるで血のつながった兄弟のようにそっくりです。

NIGOさんの方が藤原さんを意識したファッションを取り入れていたためですが、本当に兄弟のように見えますよね。

どことなく顔や体型も似ており、お互いに出会った当初から親近感を抱いていたに違いありません。

1990年代頃、藤原さんの家には当時のファッションリーダーたちが集まって、和気あいあいとゲームを楽しんでいました。

集まった人々は2人の顔を見比べて「よく似ているね」と言い合っていたようですよ。

志が同じだけでなく、外見や雰囲気まで似ていたのですから、2人はお互いを「運命の人」だと考えていたに違いありませんね。

藤原ヒロシとNIGOの若い頃の活動

藤原さんとNIGOさんはストリートカルチャーと芸術を融合させ、新時代のファッションを生み出したパイオニアです。

「裏原宿」と呼ばれる「原宿通り」「キャットストリート」周辺のエリアを拠点に活動していました。

原宿のファッション界を代表する2人の原点はイギリスにありました。

藤原さんは若い頃、イギリスのパンクに憧れていたそうです。

イギリスのカルチャーは日本よりも先を走っているように見えて、それを追いかけ続けることが非常に楽しく刺激的でした。

NIGOさんもまた1960年代のイギリスにおけるストリートファッションから影響を受けています。

「モッズ」と呼ばれる当時のイギリスで流行していた音楽やファッション、ライフスタイルに憧れを抱いていたそうです。

高級ブランド「ルイ・ヴィトン」とコラボした際は、モッズスタイルをイメージしたバッグやスーツを考案しました。

モッズスタイルは本来イギリスの労働者のファッションです。

労働者のファッションと高級ブランドの商品の融合が成功したのは、NIGOさんの高い手腕があったからこそですね。

イギリスのカルチャーへの愛が、カジュアル派とラグジュアリー派のいずれも満足させる優れた商品を生み出したのです。

藤原ヒロシのラストオージーをNIGOが復活

1980年代、雑誌「宝島」の「ラストオージー」という連載企画が若者たちを魅了していました。

藤原さんとDJの高木完さんによる対談記事で、イギリスのクラブやパンクなどのテーマについて2人が語り合っていたのです。

すでに終了した伝説の連載企画ですが、終了直後にNIGOさんとファッションデザイナーのJONIOさんが復活させました。

2人が継承した企画「ラストオージー2」は1992年から2年間続き、1990年代の若者を夢中にさせます。

彼らが紹介したアイテムはすぐに完売し、高値で取引されるほど話題となりました。

「ラストオージー2」もすでに終了したものの、2021年に「GQ JAPAN」にて連載企画「ラストオージー2.1」が開始。

人気企画の2度目の復活に往年のファンたちは歓喜しました。

50歳を過ぎたNIGOさんとJONIOさんが、今気になっているファッションについて紹介。

かつてパンクに憧れていたNIGOさんは今、大正時代の日本でブームとなった素朴な手仕事による芸術「民藝」に興味があるそうですよ。

年齢を重ねてより渋く、味わい深いファッションに魅了されているようですね。

渋みを増したNIGOさんが、今後どのようなアイテムを考案するのか非常に楽しみです。


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