若くして東京ヤクルトスワローズで、ショートのレギュラーポジションを掴み取った長岡秀樹(ながおか ひでき)さん。
彼は高校野球の名門校である八千代松陰高校出身ですが、実は当時あまり目立った実績がある選手ではありませんでした。
そんな彼が、どのような成長の軌跡を描いてきたのか気になりますよね。
中学・小学校時代の球歴と、その高い守備力、それと反するエラーにまつわるエピソードも紹介いたします。
長岡秀樹のプロフィール
本名:長岡 秀樹(ながおか ひでき)
生年月日:2001年(平成13年)9月26日
身長:174cm
出身地:千葉県船橋市
最終学歴:八千代松陰高等学校
所属球団:東京ヤクルトスワローズ
長岡秀樹は八千代松陰高校時代に大きな飛躍!
長岡さんは、数々のプロ野球選手を輩出していることでも知られている、千葉県にある高校野球の名門校八千代松陰高校出身です。
入学した時から、軽快なフットワークを活かした守備範囲の広さに定評があり、下級生の時点でスタメンの座を掴みました。
しかし、2年生までの時点では、まだまだ打撃面での非力さが目立っていました。
この時点では、守備と走塁を武器としていて、打撃はイマイチといった感じだったんですね。
実際当時の記事でも長岡さんの存在は、後にプロ野球選手となり若くしてレギュラーポジションを掴み取る選手としてみれば、かなり扱いが小さいものとなっていました。
基本的には高校野球レベルで守備走塁を売りにしている選手は、長身であったりとんでもなく高い身体能力を持っていない限り、直接プロには行けず大学に進学するケースが多いと言えるでしょう。
しかし、彼は高校卒業後にドラフト指名され、プロ野球選手となることができました。
その理由として、彼の高校3年時における大きな成長があったと考えられています。
2年生のオフ期間にウェイトアップ!
長岡さんは2年生のオフシーズンが始まる前までの体重が、68kgとアスリートとしてはごく標準的なものでした。
しかし、彼はそれで満足せず課題である打撃面を向上させるためオフシーズンの食事量を増やし、ウェイトトレーニングを積極的に行うことにより肉体改造に成功しています。
68kgだった体重は74kgまで増え、下半身のスクワットで140kgを上げられるようにまで成長しました。
ウェイトトレーニング経験者なら分かるでしょうが、体重70kg台でスクワットを140kg上げられることはかなり凄いですよね。
これにより、強い打球が飛ばせるようになりそれにともなって打撃力が向上し、おまけに肩も強くなり守備面でもさらに向上しました。
こうして守備走塁だげではなく、走攻守の三拍子が揃った選手へと進化を遂げたのです。
その結果は皆さんがご存知のとおりで、2019年のドラフト会議にて東京ヤクルトスワローズから5位指名を受け、プロ野球選手となるに至りました。
長岡秀樹は中学・小学校も千葉県だった!
長岡さんが通っていた中学は、船橋市立大穴中学校です。
軟式野球部に所属しており、詳しい成績などは分かりませんでしたが、目を引くような選手だったという証言もあります。
ヤクルト5位の長岡秀樹とか、目の前で見てきた相手だもんな。なんか活躍してくれたら嬉しいわ。中学軟式の時から頭1つ抜けてた感はあったな。
— みや (@miyashita1204) January 14, 2020
中学時代に県大会かけた試合で長岡にボコスカ打たれて県大会行けなかったから長岡の活躍は見たくないです。はいそうです、つまりは嫉妬です。中でも阪神戦で打つのはほんま見たくないです。#長岡秀樹
— コタニヨシノブ (@KurowizYoshi) July 2, 2022
やはりプロ野球で活躍するような選手だと、中学時代から目立っているんですね。
小学校については、船橋市立古和釜小学校に通っていたことが分かっています。
この頃は少年野球チーム「習志野台ワンパクズ」に所属しており、残念ながら全国大会には出場できなかったようです。
それにしても、小中高と千葉県でプレーしているのは地元愛が強いからでしょうか。
千葉ロッテマリーンズファンの方は、今頃逃した魚は大きいと感じているかもしれませんね。
長岡秀樹の華麗な守備!痛恨のエラーは緊張していたから?
2022年7月現在、セ・リーグの首位を独走している東京ヤクルトスワローズ。
その中において、長岡さんの守備はチームの勝利に大きく貢献しています。
機敏なフットワークと素早い送球で、ヒット性の当たりをアウトにしてしまうその姿は、まさに魔術師のようですね。
長岡くんの守備見て!素晴らしい🥺✨✨✨#Swallows #長岡秀樹 選手 pic.twitter.com/0Si4K1tdus
— yukachiiixoxo (@yukachiiixoxo) July 7, 2022
データで見ても彼の守備力の高さは証明されており、守備力の高さを示す指標であるUZRを見ると、2022年6月29日時点でセ・リーグのトップに立っています。
【1軍】遊撃UZR 6.29時点
7.9 源田
5.6 今宮
4.9 長岡
3.4 中野
0.9 坂本
0.0 小園
-0.9 エチェバリア
-1.3 大和
-3.0 小深田
-3.9 紅林
-6.3 京田https://t.co/dAX9tTjfnI
ヤクルトは長岡が遊撃守備で素晴らしいはたらき。上位常連の京田が下位に沈んでいる
(Class10以上で閲覧可)— DELTAGRAPHS (@Deltagraphs) June 29, 2022
痛恨のエラーで勉強しさらなる成長!
長岡さんは、2022年3月29日に行われた読売ジャイアンツとの試合で、敗戦につながる痛恨のエラーをしています。
相手バッターが打った、なんでもないショートゴロをファンブルしてしまったのです。
ダブルプレーを取ることができた可能性が高かったので、試合の流れを崩してしまったとも言えます。
この時はショートのレギュラーとして抜擢されたばかりで、まだ緊張があった可能性が高いですね。
しかし、現在ではとても安定した守備を見せており、本来持っている彼の能力をいかんなく発揮しています。
このエラーにより、彼はより守備に集中して臨むようになったのかもしれませんね。
千葉県出身で、学生時代のすべてを千葉県内で過ごし、成長した長岡さん。
今では東京で、日本一の若手ショートになろうとしています。
このまま行けば、今シーズン後にゴールデン・グラブ賞を獲得する可能性は高いでしょう。
彼の華麗な守備はまさにお金を払ってでも見る価値があり、そういった選手は貴重です。
皆さんも機会があれば、球場に足を運び、彼の守備に注目してみてはいかがでしょうか。
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