大黒摩季(おおぐろまき)さんは、1992年5月に「STOP MOTION」でデビューしたシンガーソングライターです。
1990年にJ-Popを席巻したビーイング系のアーティストとして知られ、代表曲の「ら・ら・ら」や「あなただけ見つめてる」などはミリオンセラーになりました。
実は、大黒摩季さんのご実家は、札幌にある有名な「札幌キムラヤ」というパン屋です。
そんな大黒摩季さんの実家であるパン屋や、家族との関係についてお伝えします。
大黒摩季のプロフィール
本名:大黒摩紀(おおぐろまき)
生年月日:1969年(昭和44年)12月31日
身長:161cm
出身地:北海道札幌市南区
最終学歴:藤女子高等学校卒業
所属事務所:ビーイング
大黒摩季は「札幌キムラヤ」創業者の孫
大黒摩季さんのご実家は、札幌では有名な「札幌キムラヤ」を営んでいます。
1869年創業の老舗パンメーカー「木村屋總本店」から、1927年に大黒摩季さんの祖父・大黒一さんがのれん分けし、札幌で「パン製造東京蒲田木村屋支店」として創業しました。
「木村屋總本店」と言えばアンパンが有名ですね。
札幌キムラヤも、一時は小売店や学校、企業、飲食店などへも卸売を行なっていました。
ですが、2000年に大黒摩季さんの父にあたる大黒正芳さんが亡くなり、事業を縮小しました。
2016年からは量販店などへの卸売を中止し、札幌市南区にある「うさぎのパン工房」という名前の直売所でのみ、商品を買うことができます。
札幌キムラヤ行ってきました〜✨
無事ハムロールGET✨
数年前にLIVE会場で販売されたあのハムロールです♥️遠征の際はぜひレンタカーで来店オススメです👍✨#大黒摩季#札幌キムラヤ#うさぎのパン工房 pic.twitter.com/7WZAcvy7d3
— さゃ☆ちん♪ (@sayatarou811) April 2, 2022
朝10時の開店時間には大行列ができ、1袋200円で10個以上もパンが入っているお得な詰め合わせは、開店5分で売り切れてしまうほど大人気だそうです。
札幌キムラヤは、2002年に民事再生法を申請し、木村屋總本店の支援で経営再建を行うことになりました。
また北海道のいろんな場所で札幌キムラヤのパンが買える日が来るかもしれません。
大黒摩季さんのファンの方には札幌キムラヤはもちろん有名です。
札幌でのライブの際に、大黒さんの弟さんの計らいで、大黒さんが子供の時から食べていた「ハムロール」が物販で売られていた事もあったそうです。
追伸❣️大事なお知らせ‼️何と摩季さんが子供の時から食べて育った #札幌キムラヤ のパン #ハムロール 恒例の摩季さんスマッシュ思いつき😅にも関わらず急遽❣️ #ニトリ文化ホール のロビーで15時から販売😍土日&急な為限定100個😱早い者勝ちです🙌きっとハムロールを食べて聞くL○F○はきますね😭 pic.twitter.com/t31fSZ3XxM
— 大黒摩季_公式 (@m_ohguro) April 28, 2018
アーティスト実家が製造しているパンなんて、なかなか貴重なグッズではないでしょうか。
再建がうまくいき、もしも全国で販売されることになれば、日本中の大黒さんのファンが買い求めるでしょう。
弟夫婦からバトンタッチし、母親の介護と向き合った
大黒摩季さんの母の美也子さんは、2000年に旅行先でカラオケを楽しんでいる最中にマイクを持ったまま倒れてしまいました。
原因は脳出血でした。
脳が広範囲にダメージを受けてしまい、美也子さんは左半睡麻痺になってしまいました。
食事を口運んでも、左側からこぼれてしまうような状態だったそうです。
元来美也子さんは世話好きな性格だったそうですが、麻痺が残ってしまったために人に面倒を見てもらわないといけない、というストレスで、双極性障害を患ってしまいました。
初めは北海道に住む弟夫婦が美也子さんの介護をしていましたが、弟夫婦の負担が限界を迎えつつあることを感じ取った大黒さんは、東京に美也子さんを引き取る決心をします。
実はその時、大黒さんご自身も子宮疾患が悪化し、子宮を摘出する手術を受けなければならなかったのです。
それまでは歌手として日本中を飛び回る生活をしていた大黒さんでしたが、手術を受けて休養をすることになっていたため、美也子さんを引き受ける事ができました。
双極性障害を患っていた美也子さんは、大黒さんに感情を爆発させる事もしばしばあったそうです。
その度に「このまま一緒に消えてしまいたい」と思った事もあったそうですが、以前から親交のあった藤原紀香さんの写真展に美也子さんと行った際に転機が訪れました。
藤原紀香さんが車椅子の美也子さんの前にしゃがみ込み、「ママ、元気ですか?」と優しく話しかけると、美也子さんが見たこともないような嬉しそうな表情をしたそうです。
それから大黒さんは美也子さんとのコミュニケーションの仕方を変え、美也子さんを笑顔にする事を第一に考え、介護と向き合ったそうです。
2011年11月12日、美也子さんは他界されました。
12月に開催される予定だった大黒さんのディナーショーに行くために懸命なリハビリを続けられていたそうです。
11月16日に、美也子さんとウエディングドレスを着た大黒さんが並んでいる写真をインスタグラムに投稿し、美也子さんが亡くなられた事を報告するメッセージを添えました。
メッセージには「全力でサポートしたので後悔はありません。」と書かれていました。
大黒さんの歌が大好きだった美也子さんは、これからも天国で大黒さんの活躍を見守ってくれているでしょう。
大黒摩季と家族について
大黒摩季さんは、父、母、そして弟の4人家族の中で育ちました。
父の正芳さんは、札幌キムラヤの2代目社長として忙しく働いておられましたが、大黒さんにシェイクスピアなどの本を送り、創作にヒントを与えてくれていたそうです。
母の美也子さんは、大黒さん曰く「愛のひと」だったそうです。
病気で苦しみながらも、大黒さんのコンサートへ行くためにリハビリに励んでいたそうです。
弟の礼騎さんは、札幌キムラヤの3代目社長を務められています。
礼騎さんは大黒摩季さんについて、「両親が共働きだったので、姉は私にとっては母親代わりでした。食事を作ってくれて、上京した時にも世話をしてくれました。」と大黒さんのドキュメンタリーで語っていました。
大黒摩季さんは2003年に、1つ年下の一般男性と結婚しました。
出会った頃、すでに大黒さんはすでに有名歌手でしたが、お相手の方は大黒さんの事を知らず、画家だと思っていたそうです。
長い間不妊治療をしましたが、子供には恵まれず、2019年に離婚しました。
お相手の方は、「子供はいなくても2人で生きていこう。」と言ってくれていたそうです。
ですが、大黒さんが「消えない罪悪感と共に2人で生きて行くよりも、彼の幸せを応援したい。その方が私らしいと思った。」と話し合い、離婚に至ったそうです。
2023年現在、53歳の大黒摩季さんですが、これからもロックでソウルフルな歌声を聞かせてほしいですね。
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