シンガーソングライターとして、数々の名曲を世に出してきた、さだまさしさん。
彼はアコースティックギターを弾いているイメージが強いですが、実は若い頃はバイオリン修行をしていたことをご存知でしょうか。
本格的に取り組んでいたそうですが、途中で挫折してしまったそうです。
そして、こちらもあまり知られていないことかもしれませんが、大学を中退しています。
意外にも、壁が多い人生だったんですね。
今回は、そんなさだまさしさんの若い頃の話や、彼の所有ギター、他にもタモリさんとの確執の噂について調査していきます。
さだまさしのプロフィール
本名:佐田 雅志(さだ まさし)
生年月日:1952年(昭和27年)4月10日
身長:165cm
出身地:長崎県長崎市
最終学歴:國學院高等学校(國學院大學中退)
所属事務所:さだ企画
さだまさしは若い頃にバイオリンを挫折し大学も中退
「関白宣言」「案山子」「北の国から」など、様々の名曲を生み出している、さだまさしさん。
彼は作詞・作曲も自ら行っていますが、どの曲も情感たっぷりで、どこかクラシカルなメロディーに哀愁を感じさせられます。
まさに一時代を築いた、日本音楽史上に残る偉人ですが、彼の音楽の原点はどこにあったのでしょうか。
調べていると、どうやらバイオリンがさだまさしさんの音楽人生の始まりだったようです。
幼い頃からバイオリンを習っていた
さだまさしさんは、なんと3歳からバイオリンを始めていたそうです。
3歳でヴァイオリンを始めたんですよね?
彼の母は大の音楽好きだったということで、最初はピアノをやらせようとしたそうです。
しかし、父親がピアノを買いに行ったところ、子どもに気軽に買い与えられないほど高価でした。
そこで、ふと目に入ってきたバイオリンは手軽な値段だったので、そちらを購入したそうです。
偶然出会ったバイオリンですが、さだまさしさんの父親はどうせやるならプロを目指せと言い、とても有名な先生のところに連れて行かれました。
その後、18年に渡ってバイオリンを続けたそうですから、その熱意は相当なものだったのでしょう。
実際に、幼い頃はコンクールで上位入賞をした実績があります。
朝刊連載「時代の証言者」~さだまさしさんの4回目です。「楽器をやらせたい」という母親の希望でバイオリンを習うことになったさださん。めきめき上達し、コンクールに上位入賞。将来を嘱望されることになりました。(浩) pic.twitter.com/xDYlxFXZra
— 読売新聞 編集委員室 (@y_seniorwriters) November 4, 2020
若い頃に挫折を味わった
さだまさしさんはバイオリンを続けていたのですが、最終的には挫折することになりました。
彼は中学1年生の時に、バイオリンのために上京をし、下宿をしながら練習に励んでいたそうです。
しかし、現実問題として、音楽で実績を残すためにはお金がかかります。
彼の父親は、かつては材木商を営んでいてお金持ちでした。
しかし事業に失敗し、貧乏ぐらしになっていたのです。
当然実家がそのような状況なので、さだまさしさんは高価な楽器を買うことができません。
コンクールに出場しても、楽器の質の違いから受賞することができなかったそうです。
演奏技術に自信があるのに、高価なバイオリンを買うことができないためコンクールで入賞できない。
若い彼にとっては、さぞかし歯がゆかったことでしょう。
次第にバイオリンへの熱意が失われ、他の物事に興味が移っていったようです。
國學院大学に進学するも中退
さだまさしさんは、國學院高等学校卒業後、國學院大学へと進学しました。
しかし、数ヶ月通った後に中退しています。
さだまさしは都立駒場高校受験で失敗して、失意のドン底で国学院高校に行った。
そして唯一の楽しみが隣の神宮球場でみる野球でヤクルトファンになった笑
そのまま國學院大学法学部に進学したけどこんなとこダメって言って中退とか笑
さだまさし面白すぎるでしょ笑
— たけのこ🐧 (@2896tubakuro) March 22, 2021
理由は色々と噂されていますが、はっきりとは分かっていません。
しかし、後に芸術活動への貢献が認められたのか、國學院大学の客員教授に就任しています。
中退したということで、複雑な感情があるかと思いきや、母校で講演を行うなど関係は良好なようです。
さだまさしのギターはYAMAHAやTerry’s Terry、Martinなど
さだまさしさんは、多くのギターを所有しているようです。
彼が使用しているギターメーカーとして有名なのは「YAMAHA」や「Terry’s Terry」他には「Martin」といったところでしょうか。
先日、さだまさしさんにTVの中でご使用頂きました!私共もどこで入手されたのかも知らず、とっても嬉しいサプライズでした☆
FGC-TA BL さださんにご使用頂いたモデルはこちらです。全国の楽器店で販売中! pic.twitter.com/etup5GKuGA— ヤマハアコースティックギタージャパン (@yamaha_acogt_jp) April 25, 2022
土曜の真夜中に名曲「飛梅」でさだまさしさんがガシガシ弾き鳴らしていた愛器Terry’s Terryのプレミアムモデル。実はこのギター販売されているんですよ。ギター好きの方一本いかがでしょう。#生さだ pic.twitter.com/7HqWLIIZRN
— 井上知幸 (@inouexpo) February 24, 2019
どれも名作ギターですが、中でもMartinのギターについては強い思い入れがあるのかもしれません。
というのも、公式インスタグラムで頻繁に紹介されているからです。
どうやら若い頃から使っていたメーカーのようなので、色々な思い出があるのかもしれませんね。
さだまさしをタモリが痛烈批判していた
さだまさしさんは、お笑いビッグ3の一人と呼ばれているタモリさんと確執があるそうです。
どういった経緯でそうなったのか、気になったので調べてみました。
浮かび上がってきた事実としては、若い頃のタモリさんはフォークソングを「暗い」と嫌っていたようで、そのことからさだまさしさんにも否定的だったようです。
そんな、ともすれば事なかれ主義のように見える今のタモリからは想像もつきませんが、かつては「暗いから」という理由で、はっきりとフォークソング嫌いを公言していました。
今の落ち着いている姿からは、そんな事を言う姿なんて想像ができませんよね。
以来タモリさんはさだまさしさんの事が苦手なようで、共演に否定的な発言をしたこともあるそうです。
むかし服部克久さんが「笑っていいとも」のテレフォンコーナーにゲストで出た時、タモリさんから“お友達のご紹介を”と言われると、服部さんがトボけた口調で“さだまさし”と呟いたら、タモリさんが慌てて“それだけは勘弁してください!”と真顔で頭を下げていた記憶…
— ヒマのプーさん (@himanopoosan) June 11, 2020
若かりし頃の過ちを、ずっと引きずっている形なのかもしれませんね。
シンガーソングライターとして、日本の音楽界に多大なる貢献をしてきたさだまさしさん。
若い頃は、バイオリンに熱心に取り組んでいたということで、少し意外でした。
大学を中退したという事実も判明しましたが、彼の年代で芸能の世界に身を置いている人物は、そういった経歴を持つ人が多い印象があることは偏見でしょうか。
所有ギターに関しても調べてみましたが、彼の思い出を大切にしている人柄が見えてきました。
タモリさんとの確執には驚きましたが、どちらかというと被害者と言えるでしょう。
まだまだ元気なさだまさしさんなので、これからも彼の音楽活動には注目していきたいですね。
もしかしたら、ミュージックステーションでタモリさんと共演する姿を見られるかもしれませんよ。
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