桐朋学園大学音楽学部に在学中からチェロ奏者として活動し、首席で卒業後は国内外でリサイタルを重ねてきた新倉瞳(にいくら ひとみ)さん。
今回は世界的な演奏家である新倉さんの、ベールに包まれた私生活について見ていきましょう。
結婚した夫はスイス人という情報、父親と母親の詳細、プロデュースしたドレス、使用楽器を順に紹介・解説します。
新倉瞳のプロフィール
本名:新倉瞳
生年月日: 1985年5月13日
身長:162㎝
出身地:東京都、ドイツ・デュッセルドルフ
最終学歴:バーゼル音楽院修士課程
所属事務所:セント・フォース
新倉瞳は2021年に結婚
新倉さんは美しいだけでなく、SNSの投稿内容から親しみやすい性格もにじみ出ています。
ツアー前の最終仕込み完了！！
頭もお腹もからっぽでしたが、鯛だしピリ辛なイケ麺で整いました！！お箸置きが周りの皆さまお魚さまだったのになぜか私は猫さまでした😽
お店のかた、わかってるぅ#今日のイケ麺#鯛だし担々麺 pic.twitter.com/JqyBkABYAX
— 新倉瞳 Hitomi Niikura (@hitomi_cello) September 18, 2022
非常に魅力的な女性のため、好意を寄せる人は多そうですが、恋人や結婚相手はいるのでしょうか。
確認したところ、2013年にある男性と交際を始め、8年間お付き合いしていたことがわかりました。
その後、2021年にめでたくゴールイン。しかし挙式はせず、苗字も変えませんでした。
ひっそりと入籍し、あまり話題に上らなかった印象があるため、彼女を独身と考え続けている人もいるかもしれませんね。
平穏な生活を守るためにも話題になることを避け、お互いの苗字も尊重し合えるすてきな夫婦なのでしょう。
新倉瞳の夫はスイス人ヴァイオリニスト
新倉さんの夫は、スイス人のヴァイオリニスト・Edouard Mätzener(エドワード・メッツェナー)さんです。
1989年にチューリッヒで生まれたフランス系スイス人で、わずか12歳でチューリッヒ室内管と共演しソロ・デビュー。
カールスルーエ音楽大学に進学し、その後はイェール大学音楽院で修士号を取得したエリートです。
スイス国内やドイツ・フランス・オランダ・韓国・イスラエル・アメリカ・ブラジルなど各地の有名ホールで演奏を披露してきました。
ソロだけでなく、ピアノ・トリオや合奏団との共演も評価されている演奏家です。
また東欧系ユダヤの民謡がルーツの「クレズマー」を演奏するバンド「ハイベ・バラガン」を創立しました。
クラシックだけでなく多様な音楽ジャンルに関心が強いことがうかがえます。
2002年と2006年には「若い音楽家のためのスイス・コンクール」で優勝を果たしました。
プロとして活躍する傍らバーゼル音楽院に進学し、研鑽を積んでいるのですから、学び続ける意欲が人一倍強いに違いありません。
新倉さんは自身と同じく優秀な演奏家の伴侶に恵まれたのですね。
子供がいるという情報は見当たらないため、今は夫婦で音楽活動に邁進しているのでしょう。
新倉瞳の父親と母親は娘思い
新倉さんの両親は一般人のため、年齢や経歴などの詳細は公表されていません。
2020年6月21日のインスタグラムの投稿では、父親と一緒にトルコキキョウを買いに行ったことを報告。
新倉さんの祖母が好きな花だそうで、2人で彼女のためにお花屋さんに向かったようです。
家族思いのすてきな親子ですね。
両親は新倉さんが幼い頃から、将来の夢・抱負・今後の行動をすべて信じてくれたそうです。
留学するときも娘の決意を受け入れて「頑張ってきなさい」と背中を押してくれたといいます。
新倉さんは周囲の友人が就職したり、結婚したりする中、自分だけお金をかけて夢を追うことに負い目を感じていたそう。
「早く経済的に自立して、両親に恩返ししたい」と思いつつも、自分の勉強のためにお金をかけ続けていました。
それでも「頑張りすぎないでね」と優しく見守ってくれた両親。
いつも娘を気遣える心優しい両親であることがうかがえます。
新倉瞳がドレスをプロデュース
新倉さんは洗練されたフォルムにこだわる「M Maglie le cassetto(エムマーリエルカセット)」のドレスをプロデュースしています。
チェリスト新倉瞳さんにインタヴュー👗
新倉さんがプロデュースされるドレス・ブランドM Maglie le cassettoの「音と服」が、今日まで銀座三越にて期間限定イヴェントを開催されています。
今回は特別に現場で取材をさせていただきました✨
詳細は『音楽の友』5月号（4月18日発売）で掲載予定です🎵 https://t.co/sFP2Uz6LdG pic.twitter.com/IcFL6JAEFq
— 音楽の友－ただいま、12月号特集「ショパン」のためのアンケート実施中 (@ontomo2013) March 16, 2021
PANORMOのポップアップショップは昨日で幕を下ろしましたが、今日から同じ場所で新倉瞳さんプロデュースの「M Maglie le cassetto 」LIMITED SHOP『音と服』が始まりましたよ！本日一日店長されていた新倉さんにお会い出来ました！お召しのジャガードドレス、大人っぽい華やかさでとっても素敵でした！ pic.twitter.com/osPKGPT8zW
— 花井悠希(はないゆき) (@hanaiyuki) September 25, 2019
派手に自分を飾り立てるのではなく、品格のある美しいドレスを求めているのだそうです。
また露出部分が多く、フリルが付いたかわいすぎるデザインは、演奏に集中できないといいます。
演奏者のドレスからは「音楽に対する姿勢も垣間見える」と語る新倉さん。
自ら手がけたドレスでうまく個性を出しつつ、曲の良さを際立たせることを目指しているようですね。
新倉瞳の使用楽器
新倉さんはチェロの3大名器の1つ「Matteo Goffriller(マッテオ・ゴフリラー)1710年製」を使用しています。
ストラディヴァリウスをはじめ名器約30挺を演奏家に貸与するNPO法人「宗次コレクション」から貸し出されたものです。
ゴフリラーは音質・音色・音量すべてにおいて優れており、オーケストラをバックに演奏しても大ホール全体に音を届けるそうですよ。
パワフルな響きで世界中のチェリストを魅了する名器です。
ちなみに新倉さんは以前、宗次コレクションから貸与された「Giovanni Grancino(ジョヴァンニ・グランチーノ)1694年製」も使用していました。
ミラノ派の優れた製作者グランチーノによる名器で、見事なf字孔と彫り込まれたスクロールが高く評価されています。
新倉さんは一流の楽器を相棒に、一流の演奏家としての名を高め続けていくのでしょう。
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