宮田大、チェロ演奏の評判と使用楽器。小澤征爾との出会い&事務所は?

2009年、世界でもっとも権威あるチェロの国際コンクールを日本人で初めて制し、世界一のチェロの名手となった宮田大(みやただい)さん。

まずは作曲家・共演者からの支持も厚い演奏の評判をまとめました。

あわせて使用楽器や小澤征爾さんとの出会い、所属する事務所についてもみていきます。

宮田大のプロフィール

本名:宮田大

生年月日:1986年7月5日

身長:非公表

出身地:栃木県宇都宮市

最終学歴:クロンベルク・アカデミー

所属事務所:日本コロムビア

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宮田大のチェロ演奏の評判について

オーケストラの花形というよりは縁の下の力持ち的存在であるチェロ奏者。

チェロだけでホールを満席にできる演奏家が少ないなか、今もっともチケットが取りにくいといわれている宮田大さん。

弦楽器にはヴァイオリンやヴィオラなどがありますが、人の声にいちばん近い音色がチェロで、心が落ち着くチェロの音を日本人は特に好むそうです。


9歳より出場した数々のコンクールで1位を総なめにし、早くから注目を浴びてきた宮田さんですが、最高峰のロストロポーヴィチ国際チェロコンクールで優勝してからは人気と評判はうなぎのほり。

加えて音楽番組をはじめ、『徹子の部屋』などのトーク番組に出演したことで、お茶の間の認知度も一気に上昇しました。

音楽に対する真摯な姿勢と、胸に染み入るような、それでいてセクシーなチェロの音色に女性ファンが急増しているのもわかるような気がします。

その圧倒的な演奏は音楽家からの絶大な支持を受けていて、マエストロ・小澤征爾さんも絶賛。

上皇・上皇后の臨席のもと、サントリーホールにて小澤さんの指揮で共演したハイドン『チェロ協奏曲第1番』は大好評を博しました。

チェコでドヴォルザーク作品を演奏した際は、ドヴォルザークの家族からも称賛の言葉が。

また、さまざまな作品が献呈されていることも作曲家からの信頼が厚い証明でしょう。

2023年現在、宮田大さんが最高の音を奏でる世界的演奏家の一人であることは間違いありません。

宮田大の使用楽器はストラディヴァリウス

語りかけるような音色を奏でる大切なチェロは、移動の際は宮田さんが自分で背負って運びます。

飛行機に乗る時は、もちろんチェロの座席も確保。

使用楽器は1698年製のストラディヴァリウス、Cholmondeleyでした。

ストラディヴァリウスというとヴァイオリンがよく知られていますが、ストラディヴァリ親子はヴィオラやチェロ、マンドリンなども製作しています。

1698年製ということで、324年の年月を経てきたチェロ。

木材の醸しだす音はふくよかで柔らかく、心の奥深くまで響きます。

どんな名器でも、自分の好きな音になるまでに時間がかかる、と宮田さん。

コンサート前にはチェロと二人だけのウォーミングアップをして、その場の空気になじませるそうです。

高校時代に小澤征爾と出会い、プロを決意!

父はチェロ、母はヴァイオリンの講師という音楽一家で育った宮田大さん。

2歳でヴァイオリンをはじめ、のちにチェロに転向しますが、当初は両親もご本人もプロをめざしていたわけではありません。

ところが、桐朋学園女子高校音楽科(男女共学)在学中に考えが変わります。

桐朋学園音楽部門創立50周年記念コンサートで小澤征爾さん指揮のオーケストラで演奏する機会があり、この時にプロのチェロ奏者として生きていく気持ちが固まったといいます。

小澤さんから受けたのは「好きなように弾いていいんだよ」というアドバイス。

「優等生すぎる」と言われたこともあったそう。

自分の殻を破り、さらに実力を引き出そうとしてくれていたことがわかったそうです。


宮田大さんが一期一会の演奏を大切にしているのは、小澤さんとの出会いから学んだことでした。

小澤征爾さんとの長い共演歴は、高校時代からはじまっていたことになりますね。

宮田大の事務所は?

宮田大さんの事務所について調べてみると、2020年より日本コロムビアに所属していました。

日本コロムビアは1910年(明治43年)に設立され、LP盤による邦楽作品をいち早く売り出したレコード会社。

レーベルのイメージが強いですが、オーディオやビデオソフトなどの制作のほか、音楽アーティストのマネジメント業務も事業内容のひとつです。

以前に所属していた事務所はどこだったのか、また移籍した理由については不明でした。


近年は国際コンクールの審査員を務めたり、若手の育成にも尽力している宮田大さん。

クラシック界の弦楽奏者のホープとして、ますます活躍が期待されます。

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