岸本斉史は弟・岸本聖史も漫画家!双子で顔がそっくり。社会人出身の遅咲き漫画家

「NARUTO」の作者である岸本斉史(きしもと まさし)さんは、双子の弟も漫画家として活躍しているのです。

双子の弟・岸本聖史さん(きしもと せいし)さんが「どんな人なのか?」「どんな作品を描いているのか?」を調査。

さらに「NARUTOのパクリ」「顔がそっくり」「運送会社に勤めていた?」との噂まで紹介していきます。

岸本斉史のプロフィール

本名:岸本斉史

生年月日:1974年 (昭和49年) 11月8日

出身地:岡山県勝田郡奈義町

職業:漫画家

岸本斉史は弟「岸本聖史」も漫画家

岸本斉史さんの双子の弟が、いったいどんな漫画を描いているのか気になりますよね。

まずは、岸本聖史さんの連載作品をまとめて紹介します。

岸本聖史の連載作品

666〜サタン〜(「月刊少年ガンガン」全19巻)

ブレイザードライブ(「月刊少年ライバル」全9巻)

紅の狼と足枷の羊(「月刊少年ライバル」全4巻)

助太刀09(「月刊少年ガンガン」全5巻)

マッドキメラワールド(「モーニング・ツー」全4巻)

モンスターの医者(「マンガボックス」2021年12月4日~現在連載中)

漫画家を目指すひとが多くいるなか、連載を持てるのは「ごくわずか」です。


そんな厳しい漫画業界で、岸本聖史さんは2001年にデビューしてから、何度も連載を獲得しています。

さらに、連載を「続ける」のは本当に「おもしろい漫画」でなければできません。

岸本聖史さんの連載は最長で6年間、計19巻の単行本が発売されています。

このことから、兄・斉史さんと同じように漫画家としての「実力」をしっかりもっているのがわかるでしょう。

岸本斉史・聖史は「絵が似てる」

岸本聖史さんの作品には「絵が兄・斉史さんに似てる」や「NARUTO -ナルト-のパクリ」という評判があります。

では、岸本聖史さんの代表作「666〜サタン〜」で比較してみましょう。

「月刊少年ガンガン」で2001年~2007年の6年間連載された全19巻の作品です。

たしかに、はじめは「ストーリーや絵のタッチ」が兄・斉史さんによく似ています。

また、画力やストーリー構成も兄・斉史さんの方が優れていました。

しかし、連載を続けるうちに岸本聖史さんの画力はメキメキとあがり「オリジナルの画風」を確立していくのです。

また物語後半の巧妙なストーリー展開も読みごたえがあります。

自らを「ネガティブ」という岸本聖史さん。


「666〜サタン〜」は初めての連載作品で、初期は自分の才能に自信が持てずに、兄・斉史さんの作品を参考にしていたのかもしれません。

しかし、ひたむきに努力を続けることで徐々に「自分のスタイル」を確立したのでしょう。

2023年現在では、「女の子の絵は岸本聖史さんの方が上手い!」「岸本聖史さんの方がストーリーの伏線回収がしっかりされている」などの意見も。

また「パクリ」という声に対して、岸本聖史さんは「双子として生まれて、同じ影響を受けて育ったから、作品も似てくるのかも」と発言していました。

たしかに、一卵性の双子で遺伝子も近く、さらに同じ環境で育ったとなると、感性も似てくるのでしょう。

ドラマ「ボス恋」の漫画は、岸本聖史が描いていた

2021年TBSで放送されたドラマ「ボス恋」こと「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」に「ヨビガミ」という漫画がでてくるのです。

「ヨビガミ」は、花江夏樹さん演じる荒染右京が描いた作品として登場します。

「あのイラストは岸本斉史さんが描いたの?」「NARUTOに絵が似てる!」「NARUTOっぽいけどちょっと違う?」など注目されていました。

そしてこの漫画を描いたのは、岸本聖史さんでした。

ドラマ「ボス恋」のために書き下ろされた作品で、期間限定で「マンガボックス」から配信もされていたようです。


漫画家としてそれぞれの作風を確立している二人ですが、やはり「絵のタッチ」などは近いものがあるようです。

兄弟で「食べ物の好み」や「性格」などが似るのと同じように、作風も似るというのはおもしろいですね。

岸本斉史・聖史の「仲の良さ」

「作風が似る」理由としては、「二人の仲の良さ」も関係していると思われます。

幼いころから、一緒に絵を描いたり漫画を読んだり、とても仲の良い兄弟だったのだとか。

大人になってからも、お互いに信頼し支え合う関係のようです。

兄弟で対談したときには「落ち込んでいるときお互いに電話して、話を聞いてもらう」と発言していました。

さらに、岸本聖史さんは「NARUTOという作品の大ファン」と兄の作品をリスペクトしています。

また「でも作者のことはぜんぜんファンじゃない」とのお茶目な発言も。

二人の仲の良さがうかがえる会話ですね。

また、岸本聖史さんの作品を「兄・斉史さんが説教する」こともあるのだとか。

一方で、兄・斉史さんも、弟からの「カッコ悪い」「ダサい」というアドバイスで、NARUTOの作画を修正したなどのエピソードが。

「天下の岸本斉史に“ダサい”とダメ出しできるのは弟だけ」なのだとか。


お互いの「漫画のセンス」を信頼している様子がわかりますね。

岸本斉史は双子の弟と顔が似ている

「一卵性の双子」である岸本斉史・聖史さんは、顔もそっくりなのです。

たしかに似ていますね。

兄・斉史さんは貫禄があり、弟・聖史さんの方がほっそりしているようにも見えます。

ちなみに岸本聖史さんは、「俺の方が男前」といっているのだとか。

なんだかお茶目でおもしろいですね。

岸本聖史は社会人出身の漫画家

岡山県にある勝田郡の奈義町(なぎちょう)で生まれ育った岸本聖史さん。

町のほとんどを山が占める、自然豊かな地域です。

岸本聖史は就職していた

岸本聖史さんは高校卒業後、地元の運送会社に就職しました。

しかし、連日の激務に「自分の人生はこれでいいのか」という気持ちを抱きながら10年以上働き続けます。


たしかに運送業は、体力勝負で束縛時間が長く「過酷な仕事」というイメージがありますよね。

漫画家を目指した理由

「仕事にやりがいを感じられず」にいた岸本聖史さんは、幼いころからの「漫画家になりたい」という気持ちが大きくなっていきました。

子どもの頃から好きだった「漫画を描くこと」は就職後もずっと続けていたそうです。

仕事が忙しいなかでも、なんとか時間を作って描いていたのでしょう。

本当に「漫画を描くこと」が好きだったのですね。

そして2001年、岸本聖史さんが27歳のときに夢を叶えてデビューします。

漫画家としては、なかなか珍しい「遅咲き」。

「才能は早くに見つけて育てる」という出版社の方針から「漫画家は25歳までにデビューしないと希望がもてない」と言われています。

そんななかで、27歳にしてデビューできたのはスゴイことです。

岸本聖史は結婚している

また、岸本聖史さんは「結婚」していて、お子さんもいます。

兄・斉史さんが結婚した2003年以前のようなので、岸本聖史さんは30歳になる前には結婚していたことになります。

時期的に、おそらく地元の方と結婚したのではないでしょうか。


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