尾田栄一郎は大学中退＆高校は？アシスタント時代の師匠と経歴まとめ

大ヒット漫画『ONE PIECE』の作者として、世界中で注目されている尾田栄一郎（おだ えいいちろう）さん。

2021年には、漫画もアニメも1000話を突破し、単行本が100巻に到達したことで話題になりました。

今回は、そんな尾田さんの学歴に迫っていきましょう。

漫画の師匠やこれまでの経歴も、一緒に紹介していきます。

尾田栄一郎のプロフィール

愛称:尾田っち

本名:尾田栄一郎

生年月日:1975年1月1日

身長:不明

出身地:熊本県熊本市

最終学歴:九州東海大学（中退）

所属事務所:なし

尾田栄一郎が通った大学と高校

世界中にファンがいる人気漫画を長く描き続けている尾田さん。

偉大な漫画家が青春の日々を過ごした学校は、気になる人も多いでしょう。

ここでは、尾田さんの高校と大学について、わかっていることをまとめていきます。

東海大学付属熊本星翔高等学校

尾田さんが通っていた高校は、「東海大学付属熊本星翔高等学校」で間違いありません。

学校の公式サイトに掲載された卒業生インタビューの中には、尾田さんのコメントもありました。

将来を目指す職業がある人も、まだない人も、今はゆっくり寄り道を楽しめばいいんじゃないかと思います。

学校生活を楽しむことを勧めているのは、いかにも少年漫画の原作者です。

この言葉に元気づけられた学生ファンは、かなり多いのではないでしょうか。

ちなみに、尾田さんが『週刊少年ジャンプ』の手塚賞で準入選したのは、高校時代のこと。

小学校時代から続けていたサッカーを辞め、漫画に集中した尾田さんは、月火水木金土（つきひみずきこんどう）というペンネームで短編『WANTED！』を完成させます。

これを投稿したところ、その実力が高く評価されたのです。

『WANTED！ 尾田栄一郎短編集』に収録されているこの短編は、初期の傑作として長く読み継がれています。

学校の勉強と並行しながら、それだけ優れた作品を描き上げたというのは、本当にすごいことです。

九州東海大学


尾田さんは出身大学について話していませんが、「九州東海大学」出身という情報は、『漫画家人名事典』という本でも紹介されているようです。

東海大学付属の高校に通っていたとなると、大学も同じ系列だった可能性は高いでしょう。

卒業していないという噂もありますが、これは本当です。

『ONE PIECE』の単行本の中で、1年で中退したことがはっきりと書かれていました。

中退後はさまざまな漫画家のアシスタントを務めているので、より漫画に専念したかったのかもしれません。

ちなみに、『ONE PIECE』の物語が始まる場所は、「東の海（イーストブルー）」。

これは、大学の名前を意識したネーミングという説があるようです。

本人の発言ではないため真実は不明ですが、本当に学校の名前から取ったとすると、在校生も卒業生も誇らしく感じていることでしょう。

アシスタント時代の師匠たち

尾田さんは、アシスタント時代に有名な漫画家と仕事をしていたことでも有名です。

ここでは、よく話題になる3人を紹介しましょう。

甲斐谷忍

『LIAR GAME』や『ONE OUTS』などの作者である甲斐谷さん。

尾田さんとは絵のタッチがかなり違うので、2人の関係を知って驚いた人も多いでしょう。

当時10代だった尾田さんは、かなり楽しみながら漫画を描いていたようです。

徳弘正也

徳弘さんは、『ジャングルの王者ターちゃん♡』、『狂四郎2030』などで人気の漫画家です。


尾田さんが多彩な輪郭のキャラクターを作るようになったのは、徳弘さんの漫画で同じ輪郭ばかり描き、失敗したからなのだとか。

2人の絵には、共通する部分も多いようです。

和月伸宏

『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』、『武装錬金』などで有名な和月さん。

この2人も絵柄はかなり違うイメージですが、和月さんの作品をよく観察すると、尾田さんが担当した絵が出てくるようです。

言われてみると初期の尾田さんの絵ですが、あまり違和感がなく読めるのは、しっかり作品に合わせているからなのでしょう。

尾田栄一郎の経歴まとめ

尾田さんが『WANTED！』で手塚賞の準入選を果たしたのは、1992年のことです。

1993年には、短編『一鬼夜行』が「第104回ホップ☆ステップ賞」で入選。

その後は有名漫画家のアシスタントを務めるかたわら、『ONE PIECE』の原型となる短編『ROMANCE DAWN』を描き上げます。

この作品は、1996年に『週刊少年ジャンプ』に掲載され、多くの注目を集めました。

1997年からは、ついに『ONE PIECE』の連載がスタート。

多くの漫画好きから支持を集め、1999年にはアニメ版の放送も始まりました。


2015年には、「最も多く発行された単一作家によるコミックシリーズ」としてギネス認定されています。

100巻発売時のコメントによると、物語は終わりに近づいているようですが、まだしばらくは続くことになりそうです。

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