安達奈緒子、脚本家までの歩み。結婚した夫や出身高校は公表せず。早稲田大学卒&脚本の特徴

東京ドラマアウォード脚本賞をはじめ数々の受賞歴をもつ安達奈緒子(あだち なおこ)さん。

話題の作品を次々と手がけ、飛ぶ鳥を落とす勢いの活躍ぶりですね。

今回は安達さんとはどのような方なのか、人気脚本家になるまでの歩みをたどるとともに、夫や結婚、出身高校、卒業した早稲田大学についてまとめました。

ここ数年「推しの脚本家」といわれているのは作風や特徴によるところが大きいようです。

安達奈緒子のプロフィール

出身地:神奈川県

最終学歴:早稲田大学卒業

安達奈緒子が人気脚本家になるまで

中学時代から物語をつくることに憧れていたという安達奈緒子さん。

しかし脚本家への道のりは順風満帆ではありませんでした。

早稲田大学卒業後は折からの不況もあって就職せず、日本脚本家連盟のライターズスクールで脚本を学ぶことになります。


ところが、脚本はバックグラウンドがないと書けないことを知り、再び就職活動。

海外番組の日本語版を制作する会社にて日本語の字幕や台本づくりに携わるうちに、「ドラマの脚本を書きたい」という思いがいっそう募っていきました。

それからはコツコツとコンテストへ応募する日々。

『僕らの未来に子供たちはイエスと言うか』でフジテレビヤングシナリオ大賞を受賞したのは2003年のことです。

翌年、安達さんはフジテレビの単発ドラマ『冬空に月は輝く』で晴れて脚本家デビュー。

しかしタイミングの悪いことに、出産、育児という大イベントが重なって主婦業を優先し、以降、7年ほど活動から遠ざかってしまいます。

復帰作となったのは、2011年の月9ドラマ『大切なことはすべて君が教えてくれた』でした。

これ以前に安達さんが脚本を手がけたドラマはわずか2本だったことを考えると、大抜擢といえるでしょう。

当初、この月9ドラマの脚本家候補は何名かいて、担当者を決めるコンペを進めていたそうですが、最終的に安達さんが全話を執筆することになったのです。

以降、『リッチマン、プアウーマン』『失恋ショコラティエ』『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- THE THIRD SEASON』といった月9ドラマの脚本も担当しました。

2019年にはテレビ東京『きのう何食べた?』、NHK『サギデカ』、TBS『G線上のあなたと私』というクオリティの高い3本のドラマを送り出した安達奈緒子さん。

本当に勢いを感じますね。

安達奈緒子の夫の情報なし。デビュー前に結婚

脚本の中でさまざまな恋愛や人間模様を描いている安達さんですが、自身のプライベートについてはほとんどオープンにしていないため、夫がどんな方なのかは不明でした。

はっきりしているのは、コンテストに応募していたころはすでに結婚しており、子供も生まれていたということ。


ライターズスクールを離れて、家事と育児の合い間をぬってコツコツと執筆を続けていたとのことです。

励まし合う仲間もいないなか、孤独で根気のいる作業を続けていたのですね。

安達さん自身、「続けていればいつかは花開く」というポジティブな気持ちと、「こんなことを続けて何になる」というネガティブな気持ちがせめぎ合っていたそうですが、あきらめずに書き続けたからこそヤングシナリオ大賞受賞につながったのでしょう。

ようやくデビューを果たしたあとも一時期は家庭を優先していた安達さん。

夫や子供に支えられて今日の成功があるのではないでしょうか。

安達奈緒子の出身高校は?早稲田大学で演劇修業

安達奈緒子さんの学歴についても高い関心が寄せられていますが、出身高校は公表されていないようです。

手がかりになりそうなのは神奈川県出身であることと、早稲田大学に進学したことでしょう。

高校は神奈川県内の高校か、もしくは都内の高校に通っていた可能性もありますね。

また偏差値の高い大学に進んでいることから、おそらく進学校だったのではないかと思われます。

大学は早稲田大学を卒業していますが、学部については突き止められませんでした。

物語をつくることに興味があったそうですから、文系の学部でしょうか。

大学では夢をかなえる一歩として演劇研究会に所属。

早稲田の劇研は著名な映画監督や演出家、脚本家、俳優を輩出していることで知られます。


早大劇研に入ることが早稲田大学を志望した大きな理由かもしれません。

安達奈緒子の脚本の特徴とは

「今もっとも勢いのあるドラマ作家」といわれる安達奈緒子さん。

産婦人科の理想と現実を描いた『透明なゆりかご』や、中年ゲイカップルの日常を切り取った『きのう何食べた?』など傑作は多く、ファンの好みも分かれるところでしょう。

しかし安達さんの脚本は、シリアスな現実やハードなテーマを柔らかな語り口できちんと描ききるところが共通しています。

どのドラマにもハートウォーミングなリアリティがあふれていて、安心して見ていられるのは大きな特徴のひとつでしょう。

安心して見ていられる、というのはドラマ作家にとって大切な資質ではないでしょうか。

また安達さんは原作のよさをドラマに落とし込むのが巧みな一方で、『サギデカ』などオリジナル作品にも定評があります。

さらにいえば、出演者との信頼関係が感じられるのも特徴といえるでしょう。

連続テレビ小説『おかえりモネ』では『透明なゆりかご』の清原果耶さんと再タッグを組んだだけでなく、これまで安達作品を彩ってきた俳優たちが大集合していて、思わず頬がゆるんでしまった視聴者もいたはずです。

2023年1月スタートの井上真央さん主演ドラマ『100万回言えばよかった』への期待が高まる安達奈緒子さん。

執筆業と主婦業をどのように両立させているのかなど、プライベートについても語ることがあるといいですね。


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