岡崎聡子、現在(2023)は更生に前向き。逮捕歴や判決まとめ。記者会見の情報なし&刺青の噂

15歳でモントリオールオリンピックに出場し、「和製コマネチ」と親しまれた岡崎聡子(おかざき さとこ)さん。

かつてはアイドル的人気を博し、将来を嘱望された彼女ですが、ここ20年来はもっぱら薬物問題とセットで報道されるようになってしまいました。

まずは2023年現在の近況、これまでの逮捕歴と判決、記者会見についてみていきましょう。

刺青があるという噂の真相にも迫ります。

岡崎聡子のプロフィール

愛称:和製コマネチ

本名:岡崎聡子

生年月日:1961年(昭和36年)1月13日

出身地:東京都

最終学歴:日本体育大学短期大学部中退

岡崎聡子、2023年現在は薬物依存克服に意欲的

再犯率が高いとされる薬物依存の恐ろしさをを身をもって証明するかのごとく、多くの時間を獄中で過ごしてきた岡崎聡子さん。

2019年4月下旬、彼女はまたしても覚醒剤取締法違反(覚醒剤使用)容疑で逮捕されました。

これは6月に入ってから明らかになったもので、報道によると、「物をなくした」と東京・杉並区内の交番を訪れたときのようすが不審だったため尿検査をしたところ、覚醒剤反応があったということです。


薬物関連の逮捕はこれで6年ぶり14回目。

14回というのは麻原彰晃に次ぐ数字だそうです。

注目された公判では懲役3年4カ月の実刑判決が下されました。

前刑の懲役3年6カ月にくらべて懲役期間が短いですが、これはなぜでしょう。

再犯を重ねれば重ねるほど刑期が長くなるのが普通ですから、今回は裁判所がさまざまな事情を考慮したことがうかがえます。

興味深いのは、その「さまざまな事情」なのですが、裁判長が述べた事情とは以下のようなものでした。

被告人は何件もの前科があるうえに、今回は出所後1年あまりでの再犯であり、薬物依存は重症と言わざるをえない。

一方で、今回は出所後に治療施設への入所が決まっているほか、本人に反省の態度が認められる。

しかしながら、そうした事情をくみ取ったとしても3年以下の懲役にはできず、刑の一部執行猶予の余地もない。

つまり今回は、これまでみられなかった本人の治療への前向きな姿勢などを考慮して、前刑より懲役期間を2カ月短くしたということになりますね。

東京拘置所で彼女に接見した『創』(つくる)編集長の篠田博之さんによると、岡崎さんは服役するなら札幌刑務所がいい、そこで治療に取り組みたいと話していたとのこと。

札幌刑務所は女性受刑者の薬物依存治療プログラムを導入している刑務所です。

これまでの岡崎さんは出所しても頼る人がおらず、社会的にも孤立して、再び薬物の誘惑に負けるという悪循環にありました。

幸いなことに、今回は人生で初めてといってよいほど治療に意欲的になっている模様。


出所後は沖縄ダルクで本格的な治療を受けることも決まっています。

ただ、本人が正式に札幌刑務所を希望したかどうかは不明でした。

過去には仮出所が認められたこともありますが、2022年12月現在、服役中かどうかははっきりしていません。

札幌刑務所が新たに導入したプログラムで薬物依存を克服できれば、モデルケースとして注目され、報道される可能性がありますね。

岡崎聡子の逮捕歴と判決まとめ

体操界のアイドルからお騒がせタレントへ、そして芸能界引退、度重なる逮捕劇と、絵に描いたような転落人生を歩んできた岡崎聡子さん。

芸能人ではダントツの逮捕歴と判決を順をおってみていきましょう。

2009年に獄中でつづった手記によると、薬物初体験はエアロビクスの勉強のため渡米したときのこと。

時期としては1980年前後になりますね。

そして1995年4月、オウム事件関連の検問に引っかかって大麻所持が発覚。

自宅が家宅捜査され、大麻取締法違反で夫とともに逮捕されました。

まもなく覚醒剤陽性反応も認められ、覚醒剤取締法違反で再逮捕。

このときの判決は懲役1年6カ月、執行猶予3年でした。

ところが執行猶予期間中の1995年8月、またもや覚醒剤所持で逮捕。


今度は懲役1年6カ月の実刑判決が下り、服役することに。

以降、2000年、2005年、2009年にも逮捕され、それぞれ実刑判決を受けて服役。

ちなみに、2005年から約3年間は福島刑務所に収監されていたことが手記から判明しています。

2013年2月には、新宿区の路上にて覚醒剤使用容疑で逮捕。

このときは不起訴になるも、情報提供があったため9月に家宅捜索をしたところ、覚醒剤反応のあるストローを発見。

同居中だった指定暴力団関係者とともに逮捕され、懲役3年6カ月の実刑判決を受けました。

そして2019年4月の逮捕、5月の起訴となります。

逮捕歴はこのほかにも数回ありますが、これらは証拠不十分等で不起訴処分になったとのこと。

すべて合計すると14回ということです。

獄中手記にあるように、人生の半分近くを刑務所で過ごしているという言葉は、あながち大げさではないかもしれません。

岡崎聡子の記者会見の内容は不明

記者会見の内容にも多くの関心が寄せられているようですが、本人が何度会見を開き、どのようなことを話したのかについては情報がみつかりませんでした。

2019年9月18日の第3回公判では、証言台で涙ながらにこれまでの日々を明かし、反省する彼女の姿がありました。

前回の出所後に生活保護を申請したこと、精神的に怖くなったり、体調が悪くなったりしたために再び薬物に手を染めてしまったこと。


今までは周囲の人間に「助けてください」というひと言がどうしても言えなかったこと。

同じ悩みをもつ人と話してみたいこと。

獄中手記のなかに、「本当に受刑者を更生させようという気持ちがお上にあるのか、疑問です」という見過ごせない一文があります。

国が行っている薬物対策の取り組みが受刑者の実態に伴っていないことを、地獄を体験した者として訴えているのです。

刑務所での薬物離脱教育は毎回必ず受けてきたという岡崎さん。

しかし女子刑務所の多くの受刑者は脱薬物のためではなく、仮釈放をもらって早く出所したいという理由でプログラムを受講していると述べています。

ネット上にも「薬物は逮捕して解決する問題じゃない」「現状の仕組みでは再犯をくり返す」という声がありました。

日本の薬物依存対策は、米国などにくらべて20年遅れているといわれています。

その人の意思と根性にゆだねるのでなく、治療が必要です。

そうした問題を社会全体で考えていかないかぎり、病理に打ち克つことはできないのではないでしょうか。

岡崎聡子刺青説の真偽は不明

「岡崎聡子には刺青がある」という噂については確証が得られませんでした。

この話の出どころも不明です。

岡崎さんは男性遍歴も派手なことで知られており、複数回の結婚歴のほかに同棲経験もあります。

裁判で交際相手について質問されたとき、「私の過去が相手にばれても傷つかないような人間関係を選んでいました」と答えているとおり、お相手のなかには刑務所で知り合った受刑者や覚醒剤で逮捕された元受刑者、暴力団関係者らもいました。


刺青を入れても不思議ではない環境であったことは想像できますが、本当のところはどうでしょう。

岡崎聡子さんの脱薬物が簡単ではないことは、度重なる逮捕・服役からも明らかです。

しかし元オリンピック代表選手として名をはせた彼女だからこそ、更生できたときの社会的意味は大きいと思うのです。

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