中村奨成は母親と暮らした母子家庭、父親は消息不明。家族まとめ&高校時代の同期は村上宗隆

中村 奨成(なかむら しょうせい)さんはドラフト1位で憧れのプロ野球界に入りましたが、そこに至るまでには母子家庭ながら懸命に支え続けた母親の存在がありました。

離婚してからは女手ひとつで家族を育て上げたことは心温まるエピソードとして語られる一方、他の家族や居なくなってしまった父親については謎の部分が多いとされています。

今回は中村さんの両親や家族構成、超有名人になった高校時代の同期についてまとめてみました。

中村奨成のプロフィール

本名:中村 奨成(なかむら しょうせい)

出身地:広島県廿日市市

生年月日:1999年6月6日

投球・打席:右投右打

身長・体重:181cm / 81kg

ポジション:捕手・三塁手。外野

在籍球団:広島東洋カープ

母親は母子家庭でも中村奨成に好きな野球をやらせた

まずは、中村奨成さんの母・啓子さんについて詳しく見ていきましょう。

啓子さんは奨成さんが3歳の頃に夫と離婚して以降はフルタイムで働いて家計を支え、休日は小学1年から始めた野球の練習を手伝うという多忙な日々を過ごしていたそうです。

奨成さんが野球を始めたきっかけは誰かに憧れたというパターンではなく、啓子さんが大の広島カープファンで「野球しかさせたくなかった」という少し珍しい背景がありました。


ある意味で自らの夢を奨成さんに背負わせた形にはなりますが、その思いが啓子さんを震え立たせ、厳しい環境でありながら生活をすることが出来たという見方もできるでしょう。

また、野球部はユニフォームやグローブなどの道具代、試合の遠征費など多くの金銭的負担があるので母子家庭には厳しいですが、啓子さんの熱意もあってやり遂げることが出来ました。

啓子さんは奨成さんが広陵高校の寮に入ってからも電話や手紙で支え続け、1年生でレギュラーに抜擢されて食事が喉を通らなかったときには「凄いことだから頑張ろう」と励ましています。

甲子園に出場をしたときは優しく励ますよりも期待という適度なプレッシャーを与え、結果として3試合連続本塁打や1試合2本塁打を含む6本塁打を記録するに至りました。

甲子園での活躍が高く評価されて2017年のドラフト会議で広島東洋カープと中日ドラゴンズの1位指名を受け、啓子さんの想いが通じたのかカープがクジを当てて入団をしました。

奨成さんの広島カープ入団によって啓子さんの夢は叶いましたが、親子二人三脚で厳しく遠い道のりを走り抜いたこと振り返ると”万感胸に迫る”ものがあったでしょうね。

中村奨成の父親に関する情報は特になし

母親に続いては中村奨成さんの父親について見ていきます。

勢いよく「見ていきます」と言ってしまいましたが、父親に関する情報は全くありませんでした。

判明しているのは奨成さんが3歳の時に離婚をしたという情報のみなので、2023年現在のところ父親が元気に過ごしているのか、それとも亡くなっているのかすら分かりません。

仮に現在も元気に過ごしているのであればメディアを通じて息子の活躍を見ることが出来ますし、将来的に結婚や孫の誕生といった慶事に接することも出来るでしょう。

今後も父親に関する新たな情報が出てくる可能性は低いですが、どのような形であったとしても優しく奨成さんを見守っていてくれると願うばかりですね。

中村奨成の家族構成

ここでは、中村奨成さんの家族構成について簡単に振り返ってみましょう。

中村家は母親の啓子(けいこ)さんと妹の美咲さん、そして奨成さんの3人で構成されています。


父親は奨成さんが3歳の頃に離婚をしたという話がある程度で、名前や経歴など個人の属性を特定できるような情報は確認されていません。

妹の美咲さんについても詳細な情報はありませんでしたが、両親が離婚をした時期から逆算すると奨成さんの1~3歳年下であることが推測できます。

また、広島カープに入団した時には祖父や祖母に感謝するコメントを残しているので、啓子さんだけでなく祖父母からも愛情を注がれて育ったことが伺えました。

2023年現在のところ家族が増えたという情報は確認されていない点を踏まえると、中村家の家族構成は母子3人(母方の祖父母を加えれば5人)ということになります。

高校時代の同期には「村神様」こと村上宗隆がいる

最後に中村奨成さんとしのぎを削った高校時代の同期について見ておきます。

中村さんの世代は「1997年組」と呼ばれ、ドラフト会議が行われた2017年当時は早稲田実業高校の清宮幸太郎さんが世代の顔として指名と注目を集めました。

清宮さんは日本ハムに入団してからも大スターのように取り上げられましたが、期待ほどの成績を残すことが出来ず試行錯誤している姿が印象的です。

さて、上記の動画を見ると2022年に大きな話題になった選手がいることに気付かれたでしょうか。

そうです、2022年のヤクルトスワローズ優勝に大きく貢献し、個人でも日本人最多の56号本塁打とNPB史上最年少(22歳)で三冠王を達成した村上宗隆さんが同期として名を連ねています。

高校時代の村上さんは捕手として出場をしていましたが、当時の知名度と評価は中村さんの方が圧倒的に上だったのは嘘のような本当の話です。

プロ入りをしてから同期たちの間では大きな差が生まれてしまいましたが、中村さんの才能も引けを取らないので努力と運に恵まれれば村上さんに追い付くことは十分に可能でしょうね。


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