森山良子、父親と母親は日本人でハーフ説デマ。兄の死因は心不全。家系図が豪華&いとこも歌手

歌手の森山良子(もりやまりょうこ)さんは息子が森山直太朗さん、娘婿が小木博明さんなど有名人一家のお母さん。

ハーフ説も浮上しているようですが、父親・母親は何処の出身でどのような方なのでしょうか。

また彼女には早くに亡くした兄がいますが、兄の死因は何だったのかも気になりますよね。

今回は豪華すぎるという家系図や意外ないとこもまとめてご紹介いたします。

森山良子のプロフィール

本名:森山良子

生年月日:1948年(昭和23年)1月18日

身長:154cm

出身地:東京都渋谷区

最終学歴:成城学園高等学校卒業

所属事務所:エンジェルソング

森山良子の父親と母親はどんな人?ハーフの噂に証拠なし

森山良子さんといえばシンガーソングライターである森山直太朗さんの母親。

また娘婿がおぎやはぎの小木博明さんと芸能一家に生きるイメージが強いですよね。

彼女が生まれ育った実家の両親がどういう人で、外国人との間に生まれたハーフというのが本当かを調べてみましょう。

父親は米国生まれのトランペット奏者

シンガーソングライターとして活躍を続ける森山良子さんですが、彼女の父はジャズトランぺッターの森山久さんという方。


彼は米国はサンフランシスコ出身の日系2世。

海外で生まれてはいますが父も母も日本人だったようなのでいわゆるハーフではありません。

以前『ファミリーヒストリー』という番組で家族に関して詳しい調査がされていました。

これによると良子さんの祖父は明治時代に渡米、目的は写真を修業するためだったそう。

その後サンフランシスコで写真店を営んで暮らす中、1910年久さんが誕生します。

1929年には世界大恐慌が始まり職探しに困った彼は「日本でジャズをやれば稼げる」という話を聞き、来日を決意したそうです。

そんな父を娘は次のように形容したことがあります。

父はトランペット1つ持って日本に来た

久さんが来日したのは1944年、来日後は日系2世ジャズミュージシャンとして活躍し日本ジャズトランぺッターの草分け的存在となりました。

そのうち日本での知り合いも増え、アメリカに帰っても仕事が見つからないだろうと考えるようになり日本に帰化します。

そんな彼はなんとジャズ界の超大物ルイ・アームストロングさんとも知り合いだったのだとか。

始めは追っかけをしていたそうですが、徐々に親しくなっていったのだそう。

久さんは積極的な性格の方だったのかもしれませんね。

今の時代を生きる我々から見ると、米国生まれなんてカッコイイとポジティブなイメージしか沸きませんよね。


しかし彼が生きた時代は戦争の時代、アメリカと日本が敵となって戦った時代です。

2つの祖国の狭間に立ち、きっと人知れず苦悩を抱える事もあったでしょう。

母親はジャズシンガー

一方良子さんの母親は浅田陽子さん、ジャズシンガーとして活躍していました。

詳しい出自は不明ですが、彼女は普通の日本人と思われます。

なので親はどちらも日本人、当然娘の良子さんもハーフでもクオーターでもありません。

ハーフ説は父親が米国生まれという情報や彼女の英語力の高さを見て勘違いされただけのようですね。

母親はもともとはオペラに憧れていたといい、美しい声をしていたと言います。

その分歌への評価はとても厳しかったそう。

良子さんの歌唱力はこのような環境の下で培われていったのですね。

20代で死去した森山良子の兄の死因は何だったのか

森山良子さんには晋さんという兄が一人いましたが、彼は既に亡くなっています。

死因は急性心不全、突然の死だったようです。

1970年良子さんが22歳の頃の出来事で、彼は妹の1歳上だったそうなのでなんと23歳の若さでこの世を去ったことになります。

若い盛りの青年に何があったというのでしょうか。


彼は大学時代までバスケットボールの選手をしていました。

しかし大学卒業後一気に運動量が減り、それが原因で心不全になってしまったと言います。

兄弟は幼少期にはメンコやベーゴマで共に遊び、また10代でデビューした妹は苦しいことがあるといつも兄に愚痴をこぼしていたそう。

とても仲の良い兄弟だったようなので、彼が早逝した際には深い悲しみに襲われたに違いありません。

実は森山さんはそんな兄への想いを、1つの曲の歌詞に込めています。

その曲の名は『涙そうそう』、夏川りみさんがカバーして大ヒットしたため知らない人はいないでしょう。

BEGINが作ったメロディーには初めから『涙そうそう』というタイトルが付けられていました。

そのタイトルの意味を問うたところ「涙がぽろぽろ溢れる様子」を表すのだと教えられ、自らの兄への想いと重なったと言います。

兄の突然の死から時が経ち、少し整理のついた気持ちで書いた歌詞はBEGINの優しいメロディーに乗って多くの人々へ届くことになりました。

『涙そうそう』があれだけ多くの人の心に響いたのは、良子さんが亡くなった兄を大切に思う気持ちの純粋さや美しさのためではないでしょうか。

森山良子の家系図が凄すぎる、いとこはあの有名ミュージシャン

森山良子さんは何処を見渡しても芸能人だらけの芸能一家の出身。

親戚を含めたその家系図が豪華すぎるのでご紹介します。

まず両親はジャズトランぺッター・森山久さんとジャズシンガー・浅田陽子さん。


子どもは元ミュージシャンでおぎやはぎ・小木博明さんの妻である森山奈歩さんです。

長男は森山直太朗さん、言わずと知れた有名シンガーソングライター。

彼は2018年に結婚、その相手は同い年でピアニスト兼作曲家の平井美奈子さんです。

ここまではご存じの方も多いかもしれませんが、実は親戚も芸能関係者だらけなのです。

まず母の実の姉である叔母・浅田恭子さんは日本ジャズ界の先駆者の一人に数えられるジャズシンガー・ティーブ釜萢さん。

彼もロサンゼルス出身の日系2世で妻とは仕事先で知り合い結婚。

この珍しい苗字を見てピンと来た方もいるかもしれませんが、その息子はあのムッシュかまやつさんなのです。

つまりムッシュかまやつことかまやつひろしさんは良子さんの従兄だったのですね。

2017年に他界してしまいましたが、生前はザ・スパイダーズなどで活躍されました。

実はザ・スパーダーズというグループ名は父・ティーブさんが命名したそうですよ。

そして彼の息子はこれまたミュージシャンであるTAROかまやつさんとなります。

芸能関係者だらけの家庭に生まれた方は他にもいますが、ここまで徹底した芸能一家はなかなかいないでしょう。

これに付け加えると、良子さんはこれまで2度の結婚・離婚を経験していますが、長男・直太朗さんの父にあたる2番目の夫はジェームズ滝さんという元歌手。

ここまで来ると、森山家は芸能関係者以外立ち入り禁止状態ですね。


良子さんの孫が成長後どういう道に進むのかが楽しみです。

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