『きょうの料理』、『キューピー3分クッキング』などでもお馴染みの料理研究家・有元葉子(ありもとようこ)さん。
料理はもちろんのこと、彼女の洗練されたライフスタイルに憧れる人も多く、女性を中心に支持を集めています。
今回はそんな有元葉子さんのプライベートに迫るべく、夫がどういう人だったかや夫婦の離婚理由を探ってみました。
また娘が建築家という話やそのほかの家族についても併せて調べてみたのでご紹介します。
有元葉子のプロフィール
本名:不明
生年月日:1942年(昭和17年)
身長:不明
出身地:千葉県
最終学歴:不明
所属事務所:不明
有元葉子の夫はVAN時代の同僚?
有元葉子さんは以前結婚してましたが、すでに離婚しているようです。
離婚したと考えられる元夫については全くといっていいほど情報が見当たらないことから、一般男性であると考えでいいでしょう。
ところでネット上で有本葉子さんの夫について調べようとすると「有元葉子 夫 van」というサジェストワードが上がってきます。
vanとは何のことで、夫と何の関係があるのでしょうか。
これを理解するには有元葉子さんの経歴を探ることがヒントになります。
今ではすっかり料理研究家として有名な彼女ですが、実は若い頃から料理関係の仕事をしていたわけではありません。
彼女は結婚前にはVANヂャケット・石津謙介さんのもとで企画部員として勤務した後婦人画報社で編集者として勤務していました。
ネット検索に出てくる「有元葉子 夫 van」とは恐らく彼女が働いていたVANヂャケットの事でしょう。
つまり彼女が結婚前に働いていたVANの社員と結婚したと推測して検索している人が多いのではないかと推測できます。
確かにあり得る話ではありますが、それを決定づけるような情報は残念ながら見当たりません。
なので元夫はVANヂャケットの社員という可能性は、あり得る話ではあっても事実とは言えないと言うほかないようです。
他に元夫について分かることは、有元葉子さんが結婚後20年ほど3人の娘がいる専業主婦だったことや、娘のクラスの子全員を招いて誕生会をやったエピソードなどから、ある程度高収入なのではと想像出来ます。
また結婚時には、夫が家に客をよく連れてきていたという情報もあることから、社交的な男性なのかなという印象を受けます。
有元葉子と夫の離婚理由は
有元葉子さんの元夫に関する情報はほとんどないのに加え、離婚理由に関しても情報がないのが現状です。
彼女は結婚前に出版社で働いており1966年創刊の『mc Sister』という少女向けファッション雑誌のvol.5まで携わっていたと明かされています。
その後結婚を機に仕事は一切辞めて専業主婦になったというので、結婚したのは1967年ごろでしょう。
それから20年ほど専業主婦として過ごしたあと編集者として仕事復帰。
離婚時期がいつかは不明ですが、さすがに3人娘がいてシングルマザーの専業主婦を長年続けたとは考えにくいので、彼女が仕事復帰した前後のように思われます。
離婚理由もついても明らかにされてはいませんが、もし離婚が有元葉子さんの仕事復帰後のことだとすれば、妻の仕事が忙しくなりすれ違うようになった可能性などが考えられますね。
有元葉子の娘は建築家の八木このみ、有本くるみ、有本めぐみの3人
有元葉子さんには3人の娘を持つ母親。
ここからは三者三様に生きる有元家の三姉妹についてご紹介します。
長女・八木このみは建築家、母の家を手掛けたことも
長女は八木このみさんといい建築家として活躍しています。
八木このみさんは1968年に東京で生まれ、芝浦工業大学大学院修士課程を終了後は建築設計事務所に勤務。
2001年からは夫である八木正嗣さんと八木建築研究所を主宰するかたわら、2010年~2015年には母校・芝浦工業大学で非常勤講師としても勤務していました。
プライベートでは2児の母であり2021年には長男が大学院に進学しています。
見た目からくる印象は母・有元葉子さんと似ていて、物腰が柔らかな女性のようです。
成長し建築家になった彼女は母親である有元さんと親子であると同時に施主と建築家の関係でもあります。
これまでに母親の長野にある別荘や、2012年に購入したマンションのリノベーション、田園調布の料理スタジオを設計。
2002年に設計した長野県野尻湖に建つ有元葉子さんの別荘。
この家に関しては「白黒、モノトーン」な家にしたいという要望があったのだとか。
変わった形状が特徴的で、海外の本で紹介されたことも。
また2012年に買ったという自宅マンションは築30年と年季の入った物件、これを好みに合わせフルリノベーションしたそう。
この時は「日本の素材を可能な限り使うこと、デザインは別荘と違い心地よいものに」というリクエストがあったと言います。
施主の母親は「こういう家にしたい」というキーワードは出しながらも、設計に関する細かいことは任せてくれるのだとか。
このみさん曰く、親子として長い時間を共に過ごしてきたため母の好き・嫌いはよく理解しており、母の代わりに家づくりしている感覚で設計するそうです。
有元葉子さんは細かく指示を出さないのは、それだけ娘のことを信頼している証なのでしょう。
次女は料理研究家の有元くるみ
有元家の次女は料理研究家・デザイナーの有元くるみさん。
2014年に台所用具とサーフボードをキャンピングカーに乗せて西日本を旅した次女。
その時立ち寄った高知に魅了され翌年高知に移住してしまうという行動力のある女性です。
「とにかく美味しいものがたくさんある」と母を高知に招待すると、母もまた高知にはまってしまったのだとか。
親子揃って美味しいものが好きなところは、さすが有元家といった印象ですね。
3女・有元めぐみはロンドン在住
3姉妹の末っ子は有元めぐみさん。
90年代の終わりに渡英、現在も英国に在住しています。
母親がチーフエディターを務めるライフスタイルマガジン「ちゃんと食べてる?」にはめぐみさん名で投稿された記事も。
めぐみさんが投稿する記事にはイギリスやヨーロッパらしい食べ物のレシピも紹介されており、やはり有元葉子さんの影響を受けて育った娘だなと思わされます。
記事には子どもの話も登場、異国の地で家族に囲まれ幸せに暮らしているようです。
有元葉子の実家は5人家族
生まれ育った実家は両親、兄と姉の5人家族たっだという有元葉子さん。
今では「しっかりした母親」のイメージが強い彼女ですが、3兄弟の末っ子として成長したのですね。
父親は会津出身で、好物はドジョウのかば焼き。
2023年3月に『おやつはうちで作るモノ』を出版した有元葉子さん、自身の子ども時代について「朝の10時は庭仕事をしている父の一服する時間だった」とあります。
自然や庭いじりが好きな父親だったのでしょうか。
母親に関しては自身の料理の原点は母のつくっていた和食と語っていたことがあるので、おいしいものを作ってくれる料理上手の母親だったことがうかがい知れます。
有元葉子さんは幼い頃から甘いものがあまり得意ではなかったようで、母親がつくる父親用の晩酌のおともを好んで食べていたなんてエピソードも。
有元さんのライフワークである料理は母親から子へと受け継がれた財産と言えそうです。
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